700万人に大人気! コミュニケーションアプリ「ポケコロ」と手塚キャラクターがコラボレーションしました!
今回のコラボでは、『鉄腕アトム』をはじめ、『ブラック・ジャック』、『リボンの騎士』、『ふしぎなメルモ』などなど手塚治虫の人気キャラクターが参加し、ゲーム内をにぎやかに飾る可愛いアイテムとなって登場します。
今回の虫ん坊では、ポケコロの制作を手掛けるココネ株式会社にお話をうかがい、ゲームの魅力とともに現在配信中のスペシャルコラボについてご紹介します。
記事を読み終えたころには、あなたもきっとコロニアンになっているはず……!!
◇ココネ株式会社HP:https://www.cocone.co.jp/top.html
◇ポケコロ公式ブログ:http://blog.pokecolo.jp/
◇ポケコロ公式案内局Twitter:https://twitter.com/PocketColony
虫ん坊スタッフ : まず、ポケコロとは、どのようなアプリなのでしょうか。
石渡真維さん :(以下、石渡)
自分の分身となるアバター、“コロニアン”のお洋服をコーディネートしたり、コロニアンの住む星、“コロニー”やお部屋を自由に飾り付けて、人とのコミュニケーションを楽しめるソーシャルネットワークアプリです。
アイコンでお気づきでしょうが、私もポケコロをプレイしています! かなり、ゆる~く楽しめるゲームですよね。
石渡 :
戦って強くなって先に進んでいくといった、いわゆるアクションゲームというものではなく、逆に何をするの? というぐらい癒しに特化したゲームです。
部屋やアバターのコーディネートと、人とコミュニケーションするというのが主ですが、のんびりと自分だけの世界に浸って、気が向いたら交流するぐらいでも全然問題なく、ちょっとした時間で癒される、そういう“ゆるさ”を心掛けています。
このポケコロの着想は、どこから生まれたのでしょうか。
日高幸子さん :(以下、日高)
ココネという社名は、「心・言葉・ネットワーク」の頭文字が由来となっており、もともと英語教育のための語学アプリを開発していました。
語学アプリの中で自分の分身となって話してくれる媒介となる存在があると良いと思い、アバター作りをはじめたのがきっかけです。
石渡 :
オンラインゲームの中では、プレイヤー同士が戦いの合い間にアバターを通して会話をしていることがよくありますよね。そこに着目して、これだけをサービスとして切り離してみたところ評判が良くて、そこからポケコロの立ち上げに繋がりました。
700万人もの方がポケコロで遊んでいて、中でも10代の女性ユーザーが多いと伺いました。
石渡 :
実は、若い女の子を明確なターゲットとして狙って作っているということはなく、むしろ大人向けのアプリだと思っています。現在、10代から50代までの幅広い年代のお客さまに遊んでいただいております。
アバターやアイテムのクオリティは細部までしっかり作り込んでいますし、ポケコロの中には、ポケコロ内専用のブランド服を扱うお店があったり、匿名で悩みを相談できる「なぐさめの星」という場所もあります。日常で頑張る社会人の方や学生さんたちのよりどころを作ってあげたい、癒しの場所を提供したいという思いが強く、大人に向けたコンテンツ作りを心掛けています。
日高 :
女の子って、子供っぽいものより大人に憧れる傾向にあると思います。10代の方は、ポケコロのそういうこだわった部分に機敏に反応してくれているのではないかと思います。
ガチャでアイテムを集めたり、ゆるく遊べる中にもやり込み要素がありますよね。
石渡 :
季節ごとのテーマガチャがあるので、アイテムをあつめるほかにも、現実の季節や天気にあわせてコロニアンをコーディネートする方が多くいらっしゃいます。お友達同士でおそろいの服を着て記念撮影したり、流行のドラマごっこをしたり……お客様同士で新しい遊び方を編み出して楽しんでくださっています。こういうことができるのも、コミュニケーションアプリならではですよね。
お話を聞いていると、日常生活とは別に、ポケコロでもうひとつの生活を楽しんでいるという感じですね。
石渡 :
そうですね。みなさん、それぞれポケコロライフを満喫しています!
女性から圧倒的な支持のあるポケコロですが、やはり女性スタッフが中心となりアイディアを出しているのでしょうか。
石渡 :
デザイナーは160人いて、そのほとんどが女性です。IT企業でこれだけデザイナーをかかえているのは珍しいのではないかと思います。
働き方も、今度こういう企画があるから描いてね、ではなく、企画からデザインコンセプトまですべてデザイナーが担当しています。
日高 :
ポケコロは特にデザインを重視しており、お客様のことをよく一番分かっているのも、今求められているものを敏感に感じとることもデザイナーでなければいけないと考えています。そのため、デザイナーは皆がっつりポケコロをプレイしていて、お客様としての立場からの目線も大切にしています。
「カフェ」とか「イチゴ」などモチーフの決まっているアイテムを作るときは、実際にカフェに行ったりイチゴ狩りにいったりと事前調査にも力を入れています。
石渡 :
余談ですけれど、社内でイベントをしたときの景品で一番喜ばれるのがポケコロ内のアイテム一式セットなんです(笑) 。
お客様と同じ目線で楽しむために、わたしたちも個々で課金をしてアイテムを集めているのですが、なかなか自分が作ったアイテムをすべて集めるのは大変なので、テーマパークのチケットや家電商品といった景品があるにも関わらず一番喜ばれます。
みなさんのポケコロ愛を感じるエピソードです……!
そんなポケコロに、手塚治虫のキャラクターアイテムが登場しました! 今回のコラボレーションについて、教えてください。
石渡 :
ポケコロを立ちあげてから、まずは自分たちでしっかりしたコンテンツ作りをしよう思いがあって、実は他社様とのコラボはあまり考えてこなかったんです。
でも、日本の季節感や文化をポケコロを通してお客様に伝えていきたいという思いがずっとあって、今回のコラボレーションに繋がりました。手塚先生の作品は、まさに日本の漫画文化における宝ですからね。
また、弊社にはAIやロボットの研究者もおり、アトムを常に意識していたというのもあります。
コラボ自体が貴重だったのですね。若い女性ユーザーが多い中で、手塚治虫のコラボは受け入れてもらえているのか、ちょっとドキドキです……。
日高 :
漫画のキャラクターとのコラボは、初の試みなのでこちらとしても冒険ではあったのですが、リリース後はお客様からの反応もよくて、ガチャをしてくれた方の約半数は10代のユーザーでした。特に、「鉄腕アトム」ガチャはポケコロの歴代でもトップクラスの人気で、私たちも驚いています。 原作を知らない方にも、手塚先生の作品を知るきっかけになれれば嬉しく思います。アイテムもかなり、かわいく仕上がっています!
おお~~! ちゃんと反応をいただけており、ホッとしました。今回は、どのようなコラボアイテムが出るのでしょうか?
日高 :
スペシャルコラボガチャとして、「鉄腕アトムガチャ」と「オールスターガチャ」がリリースされました。手塚キャラクターをモチーフとした洋服、アクセサリー、インテリアのアイテムが登場します。
キャラクターの髪型や洋服があったら絶対面白いだろうと思って、アトムやブラック・ジャックになりきれるアイテムも考えました。
「スターシステム」という言葉のとおり、プレイヤーも手塚先生の生み出すキャラクターのひとりになろう! というコンセプトです。
石渡 :
アトムの服をつくるときに、そういえば、ポケコロの初の裸アイテムだ……と社内でちょっとザワつきましたね(笑)。
もちろん、いろいろなアイテムを組み合わせられるので、オリジナルの手塚キャラコーデもできます。
今回は、なりきりアトムセットを着ないとできない動きも描きおろしています。
日高 :
特にファッションアイテムは10代の若いお客様に、自分が住む星を飾るコロニーアイテムのガチャについては大人のお客様に人気です。
ポケコロ内でおでかけ(他プレイヤーの星にランダムで行くことができる)していると、たまに手塚アイテムを取り入れている方を見かけて、嬉しくなります!
石渡 :
お客様同士が自身のファッションコーディネートを競い合う「ポケコレ」というイベントでも手塚コラボガチャのアイテムをドレスコードとしたテーマが開催され、こちらも盛り上がりましたよ!
それではここで、ファッションアイテムをチェックしてみましょう。(一部です)
日高 :
「アトムガチャ」のアイテムについては、過去のロボット博覧会の記事に載っていたレトロなロボットたちのかわいさにワクワクした気持ちをそのままデザインに落とし込みました。原作の持つレトロフューチャーなアプローチも『鉄腕アトム』の魅力ですよね。
女の子向けという点も考慮して、機械だけどあまりメカメカしくならないようデザインしています。
日高 :
「オールスターガチャ」では、別作品のキャラたちを紐づけようと考えたときに、手塚先生の机にみんなが集まっている様子をイメージしました。
マンガの神様の机を舞台に、キャラたちが賑やかにアクションを起こします。
手塚ファンなら思わず反応してしまうような仕掛けが散りばめられていますよね。
石渡 :
デザイナーたちの中にも手塚先生のマンガを読んでいた人が結構多くて、企画段階から盛り上がっていたんですよ。
日高 :
ポケコロのイラストはデフォルメが基本なので、そういう点では手塚先生のデフォルメの仕方などを参考にしているデザイナーが多くいました。
今回のコラボのために、みんなで改めて原作を読み漁りキャラの性格や動きを研究しています。
アイテムを実際に見ると、随所から原作を読み込んで作ってくれていることが伝わってきます! 特にこだわった部分はどこですか?
石渡 :
今回のコラボはとくにアニメーションにこだわっています。ポケコロでは、コロニアンが呼吸にあわせて動いたり、ほうっておいても自らアクションを起こしたり、繊細な動きを表現することで生きている感を持たせているのですが、 今回はキャラによって、表情と動きをかな~り細かく作っています。
日高 :
ちょっとした動きはデザイナーがつけるのですが、手塚キャラクターに関してはデザイナーと開発部とアニメーションチームの3つの部署が連携して作ったものが多く、この点ではかなりの自信作です。
たとえば、写楽の絆創膏がはがれた瞬間にふっと力が抜けた表情をしたあとに覚醒したり、レオは関節をかなり多くつけて、活発なモーションができるようにしています。
記事では静止画でしか紹介できなかったけれど、ぜひとも動いているところを見ていただきたいです! 今後の展開はなにかありますか?
石渡 :
今後は韓国版の「ポケミニ」と呼ばれるアプリで、日本のアイテムをほぼ変えずリリースを検討しています。
ポケコロのポップなテイストは、海外でも受け入れられそうですね!
石渡 :
「鉄腕アトム」「手塚治虫オールスター」のガチャは2017年6月30日までとなっております。虫ん坊を読んで気になった方は、ぜひともポケコロをはじめてみてください。自由気ままな生活がアナタを待っています!
ありがとうございました! ポケコロデビューご希望の方は下記からどうぞ!
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