いよいよ新学期! 4月です。
そろそろお花見の季節、つい、うきうきしちゃいますね★
今月もたくさんの投稿作品をどうもありがとうございました!
アトムのお誕生日のお祝いの作品も、たくさんいただきました〜!
今月投稿作品をおよせいただいた方々には、以下の写真のプレゼントをお送りいたします!
左上から:
・アトムバッグ1(色とサイズ:グレー、W(約)42cm×D20cm×H32cm、肩掛け用付属品有り)
・アトムバッグ2(色とサイズ:白×黒、W(約)34cm×D 9cm×H32cm)
・アトムTシャツ(色とサイズ:紺、XL)
左上から:
・アトム長財布 (色とサイズ:茶、92×190mm)
・手塚治虫講演CD −生い立ち・戦争・生命−(非売品/1988年10月31日に大阪府豊中市第三中学校で行なわれた講演を完全収録)
・COM版火の鳥 望郷編・乱世編(GAMANGA BOOKS「火の鳥」全巻購入者特典)
・ピーピングライフ−手塚プロ・タツノコプロ ワンダーランド−(2013/本編・約50分+特典・約10分)
絵柄はシンプルですが、薄い色を少しずつ塗り重ねた繊細さが感じられます。時間をかけて描かれたことがわかります。やわらかく、あたたかみが感じられる作品です。
ありがとおー! って言ってるようなアトムですね!
アトムの誕生日はお祝いしたい!ということで久しぶりに投稿しました。
アトムを初めて読んだのは中学生時代。
感受性が欲しいと願ったアトムが、いざ心というものを持つと弱くなる話が収録された巻で、大きな衝撃を受けたのを覚えています…。
背景は近所の夜景写真を加工してネオンっぽくしたものです。未来感が出てたらいいなぁと思います。
背景のネオンの夜景、写真を加工したということですが、町の夜景がほどよく抽象化されていて、手前のイラストのアトムとよくマッチしています。アトムの上にもネオンの光のような効果を乗せていることで、さらに絵全体に統一感が生まれています。
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未来の大都会の夜景を背景に、ちょっとおしゃれな雰囲気のアトムです♪ |
初投稿です。よろしくお願いします。
2、3年ほど前ですが、アトムの声優をなさっていた清水マリさんが地元へ講演に来てくださいました。手塚先生との思い出を語ってくださったり、生アトムの声を聞かせてくださったり!もう、感激でした!
今回はアトムの誕生日ということで、思い切って投稿してみました。
誕生日おめでとう、アトム!
うつむいて目を閉じ、手を後ろに回してほほを赤くしている表情がよく描けています。アトムの心のうごきがよくわかりますね。 |
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初投稿、ありがとうございます!! ちょっと照れくさそうな表情がちっちゃい男の子っぽくてかわいいです! ほっぺがぷにっとしてる! |
アトム、おめでとう!
お題がアトムということで、久しぶりに『鉄腕アトム』を開いたのですが、「地上最大のロボットの巻」でやはり手が止まってしまいました…(本当は、青騎士が好きなので、「青騎士の巻」を探していたのですが…)
プルートウの心の変化や葛藤が切ないですが、他のロボットも、ただやられてしまうのではなくて、その周辺のことが描かれているので、感情移入してしまって…辛いです。特にエプシロン……
アトム、実は描けないキャラクターの一人です。手塚先生のアトムが素敵すぎて、自分の絵柄に寄せると、誰?状態に…
精進します。
「アトムがうまく描けない」とコメントされていますが、そんなことないと思います。個性がたくさん出た、とてもよい絵になっています。 |
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ロボットたちの人(?)生もていねいに描写されている「アトム」! やさしそうな見かけに似合わず男前な性格のエプシロン、最期はかなりショッキングですよね〜。。 |
キャラクターたちの魂と魂がつながっている様子を表現するために、キャラクターから余分な線を除き、簡略化してあります。キャラクターはだれかわかるので、残すべきところは残しているのでしょう、とてもうまい簡略化です。
キャラクターとキャラクターの隙間に、さりげなく「てつわんあとむ」の文字がちりばめられている表現も面白いです。文字もキャラクターたちと一緒に、「大いなる生命の塊」に溶け込んでいるのでしょうか?? |
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とくにコメントなどはついていなかったので迷ったのですが、「生命の連環」と「アトム」ってことで、きっとアトムのお誕生お祝いなんだろうなー、って… 裏テーマ・ブッダまで取り込んだ、アイディアあふれる一枚です! |
ブラック・ジャックと、背景の格子模様の両方を傾け、絵に動きを与えていますね。格子模様は、リボンのようなものでしょうか? 質感がなんとなくあるようで、うーん、抽象的な模様なのかな…。ウインクしているブラック・ジャックというのはユニークでいいですね。先生はあまり描かない表情なので、新鮮さを感じます。
1年間、虫ん坊をお読みいただき、また投稿いただきありがとうございます! これからもちょくちょく、作品をお寄せいただければ嬉しいです。楽しみにしてますよ!!
アドルフに告ぐ、大好きです
いま読み返してるんですが、たまらん〜〜
第6章ぐらいのカウフマンを描いてみました
ほんとに可愛くてつらいんですが、この後人生が捻じ曲げられて行くことをおもうともっとつらいです;;
舞台と手塚記念館の企画展、両方行くつもりです!
行けるかな・・・
カウフマン少年の心の中までわかるような、表情のある絵です。目の表情や、組んだ手の指の重なり具合などは難しい絵ですが、いい感じです。 |
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今年は戦後70周年ですね!! この機会に「アドルフに告ぐ」は熟読しておきたいタイトルです! あんなに仲良しだったカウフマン少年とカミル少年がまさか●●●で●●●するとは(ネタバレ防止)…。 |
昨年の秋、有馬温泉に行ってきました。
温泉旅行ではなく、実は「アドルフに告ぐ」の舞台めぐりをするため。
ナビゲーターは有馬出身で、お母さんが旅館勤務という友人の二神敦さん。
「有馬は俺の庭だぜ、任せろ!」というので、一日観光のナビをお願いしました。
神戸電鉄有馬線の有馬温泉駅に集合し、本を片手にいざ出発!
「アドルフに告ぐ」には2回有馬温泉が登場します。
一度目は、幼きアドルフ・カウフマンが、ドイツ留学を拒んで神戸の自宅から家出をし、徒歩で六甲山を越え、たどり着いた「日本の反対側の町」が「神有電車で神戸からたったの三十分の有馬温泉」だったという設定。
二度目は、小城先生とアドルフ・カミルが、ドイツ文学者の桑山先生の遺書をもとに、芸者絹子のことを調べるため、有馬温泉の旅館を訪ねるも、けんもほろろに追い返されるというシーンです。
昼食をはさんで一つ目のスポット、乙倉橋に到着。
ここは大正4年から昭和18年まで、国鉄有馬駅があった場所で、橋の欄干にはその歴史を示す碑があります。温泉街から少しはずれたところにあるためか、人どおりは少なく、のどかな景色が広がります。漫画では、四角くくり抜かれた石造りの橋のバックに小高い山。その橋の上で、アドルフ・カウフマンとゲルハルト・ミッシェが揉みあった末、ミッシェが誤って転落するという展開になっています。
夫・田浦誠治と二神さんに、演劇の台詞あわせのように漫画のシーンを「再現」してもらいました。
ミッシェ:「ここは誰も来ん。君と私だけだ。さあしゃべるんだ。そいつは・・・ユダヤ人だな。どうだ!云わないと首をしめるぞ!!
アドルフ:「云うもんかーッ」
アドルフ:「やめてよーッ」
ミッシェ:「えーッ!」
ミッシェ:「うわぁぁぁ」(橋から転落)
大の大人が手を引っ張り合って「やめてよーッ」なんて言っているものだから、祭事の後片付けをしていた近所の夫婦に「この人らは何をしてるんや?」という目で見られてしまいました(笑)。
「アドルフに告ぐ」の連載中、手塚先生が阪神間に取材に行く時間はなく、資料に詳しい「週刊文春」の担当者がとにかくとことん集めてくれました、と語っています。
(「手塚ファンマガジンvol.57 1985年6月発行「『アドルフに告ぐ』回想」参照)
漫画が資料に忠実に描かれているということは、現地には実際にその風景が存在するハズで、それを探し歩くのもゆかりの地めぐりの醍醐味です。
二度目の有馬登場箇所では、駅を見下ろす俯瞰図が描かれています。この俯瞰図に該当する場所を探して、三人でうろうろ。現地で温泉旅館の仲居さんなどにヒアリングして解ったことは、この場所は現在、とある旅館の私有地になっていて、宿泊客しか入れない場所であるということ。う〜ん、ここまで来て見れないとは残念!
二度目の有馬登場シーンでは、小城先生とアドルフ・カミルが桑山先生の遺書を手掛かりに、有馬温泉の旅館「芳菊」に向かいます。旅館の女将に「本多サチ」のことを尋ねるも、けんもほろろに追い返されます。旅館からの帰りに二人が会話しているこの石段。行基が建立した「温泉寺」に続く石段として、今もそのままの風景が存在します。
向かって右手に見えるのは「有馬ロイヤルホテル」。手前には「萱の坊」の文字が書かれていますが、「萱の坊」は、実在の旅館で、NHK朝の連続テレビ小説「女は度胸」の舞台になったそうです。実際には漫画とは左右逆の位置にあり、現在は「ホテル花小宿」となっています。面白いのは、漫画に比べて実際の樹木が枝振りそのままの形で、30年分成長していることでした。
というわけで、ここでも漫画を見ながら演技。
アドルフ:「あの『芳菊』いうのはゲイシャをやとってた家なんですね?」
アドルフ:「その本多サチいう女ゲイシャやったんですか」
小城先生:「たしか『死んだ』と云ったわ。ひどく迷惑そうだったわ。」
有馬温泉駅まで戻って解散。最後は炭酸せんべいを食べて〆。
それにしても有馬温泉まできて、とうとう足湯にもつからない日帰りの旅でした。
当時の写真資料、よく見つかりましたね!! 丁寧に取材されていることがよくわかる記事です。『アドルフに告ぐ』は僕が入社3年目ぐらいから連載が始まった作品で、いろいろな思い出が詰まっています。絵葉書や旅行のパンフレットなどを見ながら絵を描いていた記憶がよみがえりました。 |
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「アドルフに告ぐ」前半の、カウフマン少年が有馬温泉に逃げるエピソードは、すごくどきどき、サスペンスたっぷりですよね! 作中シーンごっこもたのしそうですが、真似をするのはちょっと勇気がいる…! |
手塚作品には主人公のストーリーを引き立てる魅力的なライバルキャラクターがたくさん登場していますね! 印象に残っている悪役は誰ですか? 5月号では、ヒーロー・ヒロインに続いてライバルキャラクターへのイラスト・文章を募集します!
本当にあくどくていやーなやつから、憎み切れないヒールまで、「実は好きだったんだよね」という思いのたけをぶつけてください!
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