「舞台化」というお題は珍しいなぁ、と思って真剣に取り組んでみました!
が、あえなく撃沈…。
やはり舞台といえば『七色いんこ』ですが、既に舞台化されていますし、短編『赤の他人』も確か舞台化してた気が…やっぱりしてた!という感じで、中々思い至らず…
『火の鳥 羽衣編』も、実際にあんな舞台でやってみたら面白いのでは、と思ったのですが、『火の鳥』自身が映画もアニメも舞台もありますし…。
お題からは外れてしまうかもしれませんが、スターシステムを強調して短編を何本か同時に…というのが面白いのでは、という結論に至りました。
手塚先生が「役者」として愛した手塚スターを、演劇なら分かり易く三次元に再現することができるのでは、と。例えば美少年劇団員の方をロックに見立てて、『少年探偵ロック・ホーム』の一部と『ブラック・ジャック』の「刻印」を同時公演する、などなど。考え出すと楽しいです。
イラストは手塚スターで一番好きなレッド公(のつもり)です。自分絵で描いてみたら全然似ませんでした…。「レッド」がこの綴りで良いのかも不安です…。髭をつけているのが好きですが、仮面をしているのも好きなので、手に持たせてみました。
力有武も好きなので、いつか描いてみたいです。
レッド公の髪の毛って、いざリアルに描こうとすると、どうなってるのか分からない髪形ですよね。どんな風に整えているのかをご自身なりに分析し、表現されているのがとても良いと思います!
ヒゲがすてきなレッド公ですが、この絵ではまず髪の流れの表現に目が行きます。
あの特徴的な髪型を表現するために横顔を選んでいらっしゃるのもいいですね。仮面を持つ手もアクセントになっています。
同じ役者で何本かの短編を演じる、というのはスターシステムならではで、面白い公演になりそうですね!
趣味で手塚先生のキャラクターフィギュアを造っています。
特に初期作品が大好きなのですが、これまでに造った作品をまとめてみました。始めて造ったフィギュアはロックです。ここにいるロックではなく、もっと恐ろしくへたくそなロックなのですが今色んな作品を造っている第一歩が手塚作品でした。これからも造り続けたいと思っています(*^^*)
丸っこいフォルムの手塚キャラクターの特徴を実によくあらわしています。 |
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初投稿ありがとうございます! どのキャラも、いまにも動き出しそうな存在感があります! |
こんにちは。いつも有難うございます!
先月号の“オススメデゴンス!”といい、手塚ファンMagazineのvol.282の“いまさら、1から手塚治虫”でもウチの大好きな作品「やけっぱちのマリア」を取り上げて下さり、誠に有難うございました(^^)!大変嬉しゅうございました!
先月から20数年振りに水彩画を再開しました(^^ゞ。まだまだ慣れずに拙い点が多いのですが、楽しく描くことが出来ました!
まだ早いですが、皆様どうぞお身体に気を付けて良い年をお迎え下さいませ。
まず、シチュエーションの案がとても面白いですね! 12月らしいサンタモチーフがかわいいです。画面の上のほうに密度の高い要素(顔など)が集まっていますが、下のほうもバランスを取るように、もみの木を描き込むなどの工夫があり、バランスが取れています。下のほうはもっと色を濃くしてもよかったかもしれません。
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サンタ衣装のマリアがとってもキュートです! |
手塚治虫ファン大会2014
11月1日(土)、手塚治虫ファン大会に行って来た。
毎年会場が変わるが、今年は御茶ノ水に昨年オープンしたビジネスビル・ワテラス。
おお、御茶ノ水!手塚の大会ゆえ、敢えてここにしたのか、はたまた偶然の産物か。
例によって開始時間ギリギリに滑り込みセーフで入場、最後列に陣取った。
スタートは当然、手塚先生の挨拶動画。毎年拝見しているが、やっぱりニコニコと動いて喋る手塚先生はイイね♪
次いで手塚プロ・松谷社長の開会の辞。
社長は、今年なんと古稀を迎えられるという。
月日が経つのは早いものだ。先生が亡くなられて25年だもんな。
しかし社長は齢を重ねられる毎にますますダンデーさに磨きがかかってはるような・・・いや、お世辞ぢゃなくて。
浦メもこういう齢の取り方をしたいものよ。
お次は、手塚プロ・アニメーター小林準治氏が勝手に手塚マンガをアニメ化した秘蔵フィルムの上映。
昨年の大会でも披露された「新寶島」「ゼフィルス」以外に、なんと「実写版ジャングル大帝」が登場!
これは「野生の王国」その他動物番組から、ライオンや象、カバ等の映像を繋ぎ合わせてオープニングテーマと画面・尺をシンクロさせたもので、画面右下にはアニメ版のオープニングが同時に流されていた。
即ちレオが登場するシーンでは、実写のライオンが。
アニメの鳥の群れが羽ばたくシーンでは、実写で鳥の大群が一斉に飛び立つシーンが。
場内爆笑。
これらは秒数を測って合成したのだとか。ようやるわ。
続いては、1983年のファン大会で上映された、手塚プロとファンクラブ事務局の共同制作アニメ「WellCome to TEZUKAPRO」。
ミスターTという、このアニメのためだけのオリジナルキャラを作り、彼とアトムやヒゲオヤジ、B・Jといった御馴染みの手塚キャラ達が、当時の手塚プロダクション内を案内して歩くというストーリーであるのは、大昔の会誌で見て知ってはいたが、拝見するのは今回初めて。
ミスターT役には屋良有作、アトム役には勿論清水マリと、豪華だ(流石に冨田耕世や野沢那智は出なかったけど)。
また、登場する当時の手塚プロ社員の皆様のヘアスタイルが、ファッションが、“THE80年代”で楽しい。
NHKが制作した「創作の秘密」以外での、手塚先生の仕事シーンも実に貴重だ。
お次のコーナーは「森さんに聞け!」
事前に参加者から募った、手塚漫画に関する疑問・質問に森資料室長が答えるというコーナー。
浦メは『ブッダ』に登場する5人の比丘の一人・逆さ男の名前はマハーナーマとジャーヌッソーニのうちどちらか?
というのと、
『七色いんこ』の主人公・いんこが驚いた時に発する「日本の国土ッ!」という台詞は何に由来するか?
という質問を送っておいた。
森博士の回答は、逆さ男に関しては初出誌にも遂に明確な名前は登場しなかったという。
だが、マハーナーマじゃないかと仰った。何となく左から読んでも右から読んでも似たような感じだから、逆さ男にはピッタリじゃなかろうか、と。
納得。
「日本の国土ッ!」に関しては、手塚先生の当時の“マイブーム”だろう、と。
恐らく北方領土問題に由来している筈だ、と。
成る程。
そして「手塚女性キャラ総選挙」。
これは、司会の砂口お景姐さんが「盛り上がるほど投票が集まらなかった、企画倒れ」と自嘲なさっていたが、確かに登場したのはサファイア等、「順当な」人選ではあった。
この段階で時間が相当に押しており、「あとの投票は後ろのホワイトボードに候補者を書き出しているから“正”の字で各自投票してくれ。勿論それ以外のキャラもOK」と相成った。
だから浦メも書いてやった。
『38度線上の怪物』のモードさんと『サンダーマスク』の高瀬まゆみ。
他の紳士淑女たちも、次々と勝手に色んな女性キャラを書いていった。事前に募った投票は盛り上がらないのに、今から自由に書け!となると、なしてこないに盛り上がるんだべ?やはりファン大会はライヴゆえ、こういうのもライヴでやった方がええのかな。
皆さん相当勝手気儘に書きまくらはって、中には砂口お景姐さんの名前も。それは手塚キャラぢゃねえだろう(笑) 。
あ、でも見ようによっては手塚キャラかもしれんな(大笑)
総選挙に続いては畳み掛けるように『少年』1952年4月号付録・アトムのパラパラマンガをアニメーションに起こした珍品(これこそS38年のビテレアニメに先駆けての初めての動くアトム!とのMCが)上映。
いや、これは嬉しい。ファン大会でなければお目にかかれん代物だ。
本当は70年万博のセイコー館でエンドレスに上映された「おかしな一日」も上映される予定であったが、巻きが入って入って、巻きに巻きまくっても尚、時間オーバーとの事で割愛。
プレゼント抽選会をサクサクと、本当にサクサクと進めて休憩と相成った。
後半はスペシャルトークショーと銘打って、ミュージシャンにしてSF作家、勿論手塚ファンの難波弘之氏と手塚るみ子氏の対談、そして同じく難波氏と評論家・中野晴行氏の対談と連続。
るみ子氏とは、主に音楽談義を中心に、現在記念館でやってる「忌野清志郎展」の話や山下達郎「アトムの子」、手塚先生にレコジャケを描いてもらった「SENSE OF WONDER」の逸話が披露された。
そして中野氏との対談では「救いのない手塚マンガはどれか?」を取っ掛かりに「黒テヅカ」について大いに語られた。
これがまた壮大で、最初は黒テヅカからスタートしたものの、途中から文明論めいたハードな内容に発展。舟を漕ぎだす人もチラホラ見受けられたが、浦メは大変面白く興味深く聞けた。
なによりフュージョンバンド野獣王国でアトムを演奏したりと、ズージャ好きな浦メにとって親近感溢れる難波氏の肉声で“手塚愛”を聞けた事が嬉しくてしょうがねえ♪
この対談の流れで、前半の部でカットされた「おかしな一日」も上映された。
難波氏・中野氏が参加者と一緒に鑑賞する、というこれまたファン大会ならではの一体感が現出。
アッという間の3時間であった。
浦メは、いつにも増して時間が経つのが早かったと感じたね。
ファンクラブ会長武田氏の挨拶で「中〆」。
その後は、同じビル内のカフェレストランに場所を移しての懇親会。勿論、我ら夫婦も参加。
ペンネや唐揚げやらを爆食し、飲み放だから遠慮なく、麦酒やら水割りやらカクテルやらを浴びるように飲んだ。
O谷親分を筆頭にT田翁、ノッポさんのウォレスさん、お髭フサフサぬー坊さん、デキャンターの論客K田氏、マイミクでもあるヘリトンボさん、歩く手塚データファイルS木氏、爽やか好青年O川氏など、いつもの在関東・中部の手塚ニアン諸兄姉と談笑。
また、懇親会にも参加された難波氏・中野氏とも至近距離で談笑できた。
話題の殆どは、浦メのレベルでは了解し得ないマニアックな漫画家やミュージシャン噺。だけど面白かった。
ケーサーがかなり入っておったもんやさかい、また難波氏と1mに満たない超至近距離で接する事ができたという興奮とで、その他の、噺の大半は覚えちゃいねえ。
ただその一方で、も一つ覚えているのは、難波氏の「今日のファン大会もOLDばっかり。これはロッケンロールのライブも同じ。なんとかせにゃあならん」という言葉。
蓋し至言である。
浦メも、社内でいっそう「布教活動」に勤しまにゃあ。
楽しい懇親会もやがて御披楽喜。始まりがあれば終わりがあるのだ。
と、ゴータマ・ブッダも仰っている。
難波氏・中野氏はじめ皆さんとアデューして、我ら夫婦はまだ興奮醒めやらず、武田会長率いるファン大会検討委員会の諸兄姉と、近くの中華居酒屋でまた高歌放吟。明日の手塚ファンについて大いに語り合った。
いや楽しかったのなんの。
ファン大会は毎年楽しいんだけど、なんだか今年は輪をかけて楽しかったね。いや、「愉しかった」というのが妥当か。
尚、今回のファン大会、浦メはグラサンにダークスーツ、ネクタイという出で立ちであった。
で、グラサンについては、個人的には間久部緑郎を意識していたのだが、手塚ニアンのO谷親分からは「なんだかさ、ファン大会にギャングがいるゾ♪」なんてからかわれ、他にも『ばるぼら』の美倉洋介だの『アトム』の金三角だのと、散々であった・・・。
おかしい、こんなハズではなかったのに。
くわしいレポートをお送りいただきありがとうございます! 当日はキャラクター似顔絵コーナーなどはあったのでしょうか? あれ、よく思うんですけど、ホワイトボートや黒板などの垂直な面に描くのって、案外難しいですよね。大きなテーブルにトレス台みたいな感じで斜めに置いていただけると、描きやすいのになあ…
レポートありがとうございます! 楽しい時間というのは本当に、あっという間に過ぎてしまうんですよね……
次回投稿コーナー、1月号のネタは、ちょっと趣向を変えまして、手塚作品から「私の好きなコマ」を選んでもらいます! 忘れられないワンシーン、セリフ、登場人物… あなたの心に残っている「コマ」はなんですか?? イラストでも、文章でもOKですよ!!
みなさんの投稿をお待ちしています!
あなたの大好きなキャラクターを投稿してみよう!
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1月号掲載は、2014年12月15日(月)までにいただいたものとさせていただきます。1月号以降にも、いただいた投稿を掲載していきます。