天才的な昆虫採集家・醍醐剣策が遭遇する、昆虫にまつわる事件を描くミステリ仕立ての連作短編です。
1979/04/08、1979/05/27 「週刊少年マガジン」(講談社) 掲載
001 インセクター
1979/04/08 「週刊少年マガジン」
天才的昆虫採集家醍醐剣策も、ブラッドアロー石油会長の息子が残した繭の切片には驚いた。全体は直径120センチにもなろうという代物だ。会長に依頼された彼は、行方不明のその息子を探しにニューギニア奥地へ赴く。
002 インセクター 蝶道は死のにおい
1979/05/27 「週刊少年マガジン」
天才昆虫採集家醍醐剣策は、スペイン警察から協力を依頼された。あり得ないはずの猛毒をもつ蝶が人を殺し、同種のサナギ三千が行方知れずと言うのだ。その正体は、スペイン人を憎む者たちが作った復讐の武器だった。