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ストーリー・解説

1970/02 「漫画読本」(文藝春秋) 掲載

ある男の家に突然上がりこんできた男の鼻先には、おかしなすっぽんが食らいついていました。「権威とは何か?
人生にとって権威なぞ無意味だ」とつぶやいた後、男が家主に思い切り鼻をぶつけると、なんとすっぽんは家主の鼻のほうへ移ってしまいます。やがて家に帰ってきた家族には、みっともないとののしられ、上司には社風に関わると叱られ、さんざんなめに。思い切って説教する部長に鼻をぶっつけると、案の上すっぽんは部長の鼻に…。
すっぽん鼻にぶら下げて、権威もなにもあるものか。風刺の効いたギャグ短編。

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  • すっぽん物語

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