外国マンガからインスパイアを得て誕生したキャラクターで、ネーミングもそれにちなんだものという。漫画全集収録作品を見る限りでは、デビューは意外に遅く、「鉄腕アトム」(宇宙の寄生虫の巻)と思われる。以来老成とともにつかみどころのないぬえ的ムードをも感じさせるその風貌を生かし、常に安定感のある演技を示してきた。
1962年鉄腕アトム /宇宙の寄生虫
1962年鉄の道 (山賊)
1969年鬼丸大将
1970年きりひと讃歌 (竜ヶ浦教授)
1970年I.L /眼 (院長)
1973年帰還者 (細木原博士)
1974年ブラック・ジャック /化身 (ベンソン氏)
1974年ブラック・ジャック /光る目 (医師)
1974年おけさのひょう六 (庄屋)
1975年ブラック・ジャック /のろわれた手術 (医師)
1975年ブラック・ジャック /帰ってきたあいつ (ジョーズの父)
1976年ブラック・ジャック /ハッスルピノコ (医師)
1976年ブラック・ジャック /昭和新山 (患者)
1976年ウオビット (コルチンスク農場主)
1976年走れ!クロノス (牧場主)
1977年ブラック・ジャック /六等星 (徳川先生)
1978年ブラック・ジャック /助け合い (Q病院院長)
1981年七色いんこ /化石の森 (鈴木)
1982年七色いんこ /コルネヴィルの鐘
1983年ブラック・ジャック /オペの順番 (船長)
1985年やまなし (先生)