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作品紹介

1996年のオリンピックで驚異的な新記録が次々に打ち立てられ、世界は「超人類の出現!」と囃し立てます。それら「超人類」たちの活躍は芸術や科学の分野にもおよび、世界は「超人類」たちのおかげで飛躍的な進歩を遂げようとしていました。しかし同じ時、ブラック・ジャックは90才の老人のように使い古された内臓を持つ少女の死に立ち会い、愕然となっていました。超人類たちとこの少女との間に隠されていた陰謀の魔の手が、真相を突き止めようとするブラック・ジャックへと伸びてきます。そんな物語を通して、この映画が語るのは「合理主義」と「科学技術の進歩」にしか価値観を見出せなくなった世界に対する警鐘です。劇場用映画として手塚治虫の原作にはないオリジナル・ストーリーが映像化されました。「生命」とそれをいたずらに「制御、改良」しようとする医学や科学の現状に対して、常に厳しい批判の目を光らせていた手塚治虫の遺志を受け継ぐ作品と言えるでしょう。

クレジット

(C)手塚プロダクション/松竹

松竹系ロードショー/93分/カラー
手塚プロダクション、松竹/1996年11月30日

キャスト

ブラック・ジャック:大塚明夫
ピノコ:水谷優子
エリック・カデリィ:星野充昭
ベティ・マッコール:井上喜久子
ニコラス・ドリス:若本規夫
エレン・シュライア:折笠愛
リサ・シーゲル:近藤玲子
ジョー・キャロル・ブレーン:涼風真世

スタッフ

オリジナルキャラクター、原作:手塚治虫
監督:出崎統
製作:奥山和由、松谷孝征
企画:清水義裕、古徳稔、石田康男
プロデューサー:宇田川純男、久保田稔、秋葉千晴
脚本:森絵都、出崎統
脚本協力:手塚プロダクション文芸部
キャラクターデザイン、作画監督:杉野昭夫
医学監修:永井明
演出:吉村文宏
美術監督:河野次郎
キー・アニメーター:内田裕、大下久馬
主題歌:
「Invisible Love」作詞:岡田冨美子
作曲:鈴木キサブロー
編曲:川村栄二
歌:山根麻衣

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