虫ん坊

日本商品化権大賞2018表彰式のようすをお届け!

2019/02/04

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2018年度の日本商品化権大賞の表彰式が2019129日、東京プリンスホテルにて開催されました。

だれもが一度は目にしたことのあるお馴染みのキャラクターが並ぶ中、手塚治虫は特別栄誉賞を受賞! その模様をお届けします!


●日本商品化権大賞とは?

商品化ビジネスの振興とそのビジネスに携わる人材の育成を目的に行われ、国内外で最も活躍した日本発キャラクターを対象に、顧客吸引力を高めた取り組みを実施した団体、個人に贈られる賞です。

● 手塚治虫は特別栄誉賞を受賞!

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日本商品化大賞の中でも、複年数にわたり優れた施策を実施した団体や個人に送られる賞が、この特別栄誉賞。

手塚先生の代表作でもある『鉄腕アトム』は、1952年に連載が開始され、実写のテレビ映画化を経て1959年に初めて商品化権をライセンスされた作品でした。

マンガ執筆・アニメ制作に励む傍ら、いち早くキャラクタービジネスに着目し、その基盤を構築した功績が今回の特別栄誉賞の受賞に繋がりました。

2018年113日に生誕90周年を迎えた現在でも、手塚先生によって生み出された数多くのキャラクターは様々な形で商品化され、キャラクター業界の発展に多大な貢献をもたらしていると評価されました。

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記念の盾を受け取る手塚眞と、日本商品化権協会 理事長の高木勝裕氏

●手塚眞より受賞のあいさつ

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「この度はたいへん素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。

手塚治虫は、昨年生誕90年を迎えました。そうした記念すべき年に、このような素敵な賞をいただきましたこと、本人も天国で喜んでいるのではないかと思います。

本年は手塚治虫がこの世を去り、ちょうど30年になります。皆様が長きに渡り手塚治虫を忘れることなく気に留めていただき、このような賞をいただくことは、遺族としても大変喜ばしいことです。

手塚治虫はかなり初期の段階から、自身の作品やキャラクターの商品化に理解をしていました。もちろん、手塚治虫は作家であり芸術家でもあります。そのような立場の者が商品化に直接関わるということは、商業主義であるといった揶揄もされていたこともあったと思います。しかし、本人はキャラクターの商品化をすることで作品の世界観を拡げ、子供たちのために夢を与えたいと強く意識をしていました。その信念が、今回、評価されたのだと思っております。

その手塚治虫の思いを、これからも皆様で繋いでいただければと思います。

日本商品化権協会の皆様、審査員の皆様、ご関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。」

●今回受賞した豪華キャラクターたちをご紹介!

昨年受賞したパワーレンジャーの初代「マイティモーフィンパワレンジャー」よりレッドレンジャーと、「ポケットモンスター」から「アニメ ポケットモンスター サン&ムーン」の主人公「サトシくん」もプレゼンターとして登場し、会場を盛り上げながら、表彰式は続きます。


日本商品化大賞2018国内部門を受賞したのは、下記の4作品!

国内部門 HUGっと!プリキュア」

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©ABC-A・東映アニメーション

『プリキュア』シリーズ15周年記念作品で、テレビアニメにおいて初のオールスターが登場する回を放映。昨年公開された劇場版では歴代のプリキュア55人が登場し、「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」でギネス認定がされるなど、話題となった本作。

ファミリー層だけではなく、子供の頃にプリキュアを観て育った女性やその他多くのファンを獲得し、キャラクタービジネスの発展への貢献が評されました。


『銀魂』

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2018年夏に14年にもわたる『週刊少年ジャンプ』での連載が終了し、

実写映画の第2弾の公開も記憶に新しい本作は、2年連続実写邦画ベスト3入りと、新たなマーケットの創出に成功。マンガ・アニメ・実写映画が連動したコラボを実施したりと、その取り組みが今回の受賞に繋がりました。


『ドラえもん』

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「映画 ドラえもん のび太の宝島」では星野源さんとのタイアップ、大人だけの先行上映が話題となり、3年連続新シリーズ最高の興収となりました。

そのほか、29万人を動員した「THE ドラえもん展」など子供か大人まで楽しめる市場を創出しました。

劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』

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『名探偵コナン』に登場するキャラクター、安室透をメインに起用した本作。

私立探偵、公安警察、黒ずくめの組織のトリプルフェイス(3つの顔)を持つ安室透に魅了された女性が多く現れ、「安室の女」としてSNSを中心に「安室透を興収100億の男にしよう」と応援を呼びかけるなど、新たなファンを獲得。

劇場版、コラボカフェ、脱出ゲーム等を展開し、過去最高の動員を記録。社会に安室旋風が巻き起こりました。

グローバル部門 「スーパーマリオ」

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©Nintendo

国外で人気を博した日本発キャラクターに送られるグローバル部門では、「スーパーマリオ」が受賞。今や世界中の大人や子どもに認知されているお馴染みのマリオは、そのキャラクター事業も多岐に渡ります。
最近では、ケロッグとのコラボで『スーパーマリオ オデッセイ』に対応した特殊チップを搭載したシリアルが話題となり、今後もグローバルなライセンス展開に期待です。

審査員特別賞 安室奈美恵さん

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安室透に続き、まさかのW安室の受賞となった。

革新的な施策を実施したと思う団体や個人に送られる審査員特別賞に、昨年9月に引退した歌手・安室奈美恵さんが選ばれました。

幅広い世代に絶大な人気を誇る安室さんの引退は、「安室ロス」といった言葉も生まれるほどの大きな衝撃を与え、引退宣言後のライブツアーには約80万人を動員、オールタイムベスト「Finally」は全人未踏の「10代~40代の4年代連続ミリオンセラー」となり、パブリシティー権を利用した商品化のマーケット創出への貢献が評価されました。

特別栄誉賞 「週刊少年ジャンプ」

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さらに、特別栄誉賞には手塚治虫のほか、去年創刊50周年を迎えた『週刊少年ジャンプ』にも送られ、長きにわたり少年マンガ界を牽引し数多くのマンガ作品のアニメ化や映画化、グッズ化といったキャラクター業界の発展に貢献したと評価されました。

グローバルにライセンス展開される日本マンガは、今や世界的カルチャーとして多くの人々の娯楽となっています。

手塚キャラクターはもちろん、多くの日本発キャラクターが世界中の人々に愛されているんだと実感した表彰式となりました!


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