フランス・アングレーム国際漫画祭で大人気、連日行列ができた手塚治虫展「OSAMU TEZUKA MANGA NO KAMISAMA」の手塚治虫記念館巡回を祈念して、ミュージアムトークを開催します。
本展のキュレーターを務めるアングレーム国際漫画祭アート・ディレクター ステファン・ボージャン氏が、虫プロ時代の手塚治虫と共に仕事をした2人をお招きし、当時のアニメーション制作についてお話を伺います。今日、世界中で日本文化の代表ともなっている日本のアニメとその産業。その始まりとなった『鉄腕アトム』の頃からアニメに携わるお2人と一緒に、手塚治虫とはどういう人物だったかを探ります。
日本人とは違った視点からの「手塚治虫」は、どのような姿で映るのか!? めったにないトークショー、ぜひこぞってご参加ください!
1.概要
【名称】
ミュージアムトーク
「ステファン・ボージャン×りんたろう×丸山正雄」
【出演】
ステファン・ボージャン(アート・ディレクター)
りんたろう(アニメーション監督)
丸山正雄(アニメーションプロデューサー)
【日時】
2018年11月23日(金・祝)
13:00-14:30
宝塚市立手塚治虫記念館 1F アトムビジョン(映像ホール)
【申込み方法】
・事前申込制2018年11月3日(土・祝)開館時間(9時30分)からお電話(TEL0797-81-2970)で(お申込は、お1人につき2名まで。)
・定員 先着50名
【費用】
無料
※別途、入館料[大人700円・中高生300円・小学生100円]は必要。
【主催】宝塚市・宝塚市教育委員会
【協力】アングレーム国際漫画祭
11月23日午前11:00よりステファン氏によるギャラリートークも行います。ギャラリートーク参加ご希望の方は、当日GF・事務室にて参加整理券を配布いたします。
※希望者が多数の場合は、ご参加いただけない場合もございます。ご了承ください。
○ステファン・ボージャン
大学で比較文学専門研究学位DEAを取得後、2002年から2008年までパリ13大学にて教鞭をとる。昔のバンド・デシネに特化した書店Aaapoum Bapoumの2店舗の共同経営をする傍ら、カルチャー誌 (Chronic'art, Les Inrockuptibles, Trois Couleurs 等) にバンドデシネ評を執筆し、2013年に月刊誌Kaboomの編集長に就任。2014年よりアングレーム国際漫画祭にアドバイザーとして加わり、2016年よりアート・ディレクターを務める。2018年にはアングレーム国際漫画祭にてグザヴィエ・ギルベールと共同で「手塚治虫 - マンガの神様」展のキュレーターを務める。
○りんたろう
アニメーション監督。
『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝』など数多くのTVアニメ演出に携わる。長編アニメ『銀河鉄道999』を皮切りに『幻魔大戦』『カムイの剣』『火の鳥 鳳凰編』『メトロポリス』の監督を手掛ける。
○丸山 正雄(まるやま まさお)
アニメーションプロデューサー。
MAPPA取締役会長、スタジオM2代表取締役社長。大学卒業後、虫プロダクション勤務を経てアニメーション制作会社「マッド・ハウス」を設立。その後制作会社「MAPPA」、続いて「スタジオM2」を立ち上げた。