虫ん坊 2015年2月号 トップ特集1特集2オススメデゴンス!コラム投稿編集後記
投稿:虫ん坊読者の広場

今月の投稿テーマは、「年賀状」!

 あけましておめでとうございます。たくさんのお年賀イラスト、ありがとうございます!
 申年ということで、やはりあのキャラのイラストもありましたよ〜
 今年も、虫ん坊と投稿コーナーをよろしくお願いします!


★プレゼント★

 投稿作品をおよせいただいた方々には、以下の写真のプレゼントをお送りいたします!

今月号のプレゼントは!

  1. 鉄腕アトム一澤帆布製バッグ
  2. ブッダワイドコミックス
  3. クリアファイル
  4. ブラック・ジャック×クレヨンしんちゃんコラボステッカー
  5. 手塚治虫講演—生い立ち・戦争・生命—
  6. クリア栞
  7. ジャングル大帝ペンケース



12月の手塚キャラ


メール投稿【投稿者】朝雨子 さん

【投稿者】朝雨子 さん

明けましておめでとうございます。
「ピノコ・ラブストーリー」風で、年賀状に手を加えるピノコです。

のむら

名シーンのパロディになっていますが、お正月らしい背景など、ご自身のアレンジが加わっていますね。ピノコや、千里刑事の年賀状のディティールもこっています。色数は抑えられていますが、3コマそれぞれに色で枠が付けられていて、背景のスタンプと色が合わせてあるので、カラフルながら統一感のある色使いになっています。


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真ん中にコマを配置して、コマごとひとつの絵に見せてしまうのは、おもしろいですね!所々に使っている蛍光色も良いアクセントになっています。
いんこの年賀状についニヤリとしてしまいますね〜。




TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】ソービ さん

【投稿者】ソービ さん

申年がきますね…!ということで『ぼくの孫悟空』の悟空と『おれは猿飛だ!』の猿飛佐助です。良い友達になれそう!正月早々忍術合戦?でもやるのでは…と思って描いてみました。
 どちらも本当に面白い作品なので未読の方ぜひ!時間を忘れて読み進めること間違いなし、です。キャラクター達が自由に暴れまわっていて、読みごたえというか、見ごたえというか…!!
もちろんストーリーにも考えさせられるところがあるのですが、どちらかというとアクションに注目して読んでしまいました。アクション映画を見ているような?スピーディーだけど派手…言葉で説明しきれません!
この二つ、「漫画王」に続けて連載されたという共通項があったんですね。今まで知りませんでした…
年賀状の規格に合わせてみたら少しごちゃっとしてしまいました。手塚先生の可愛いキャラクター(この二人は「可愛い」ですよね…?)を可愛く書けるようになりたいです。

のむら

変わり羽子板風の悟空と佐助、立体感も出してあり、背景の矢絣柄でお正月らしい雰囲気が出ています。「ぼくのそんごくう」には、手塚先生も自ら出演したりして、かなりのって描かれていたんじゃないかなと思います。佐助も「メタモルフォーゼ」テーマが存分に楽しめる作品ですよね。変身のシーンのダイナミックさは、2作ともに共通した魅力だと思います。


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羽子板がシンメトリーに並ぶ構図で、まとまりのあるイラストになっていると思います。
コロコロしたキャラクターたちが縦横無尽に動きまわる姿は、可愛いですよね!




メール投稿【投稿者】未来 さん

【投稿者】未来 さん

こんにちは。明けましておめでとうございます!
昨年中は大変お世話になりまして、心より御礼申し上げます。本年も何卒宜しくお願い致します!
結局のところ昨年に続き、この二人からのスタートになりましたが、他のキャラクターもいろいろ描けたらいいなぁと思います。  皆様にとって素敵な一年になりますように!

のむら

赤と金色の背景がパッと目に飛び込んできますね。文字が少し目立たなくなってしまっているのが惜しいです。相変わらず、服装のコーディネイトにこだわりを感じます。椿の柄の羽織は特に、力が入っていますね。きっと、未来さんご自身がおしゃれなかたなんでしょうね。


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あけましておめでとうございます!
前回の、クリスマスのふたりとはまた雰囲気がガラリとかわったヤケッパチとマリアですね。
いつもながら、細かいところまでとても丁寧に描かれており、隅々まで見てしまいます。赤と金の市松模様を背景に、人物がうまく溶けこんでいるセンスある色の選び方です!




メール投稿【投稿者】三汐 さん

【投稿者】三汐 さん

【投稿者】三汐 さん

こんにちは、三汐です。今回は前回に引き続き、プラ板ストラップ、ドンドラ親子です。 そして、お題の『年賀状』です。申年なので悟空にご登場してもらいました。(ドンドラのラベルは個人で楽しむのでご勘弁を。製品ぽくしたかったので。台紙は描き直して作ってみました。)
忙しい年末ですが、体に気をつけてお過ごしください。

のむら

凛々しい表情の悟空は、アニメーションのキャラクターですね。申年にぴったりのキャラクターです。雲がロゴの「枠」のように対象に配置されており、また、「2016」のロゴも工夫がなされています。
ドン・ドラキュラのストラップ、商品風のパッケージが面白いですね! こうしたひと手間をかけるのにも、楽しんで作ってくださっているのがよく伝わります。


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キリっとかっこいい悟空の年賀状とプラバンストラップ、2作品のご投稿ありがとうございます! ここまできちんと包装されていると、本当に売り物のようです。欲しくなってしまいますね! プラバンも台紙も、三汐さんのデフォルメセンスの光る出来です。




TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】ぽちゃ さん

【投稿者】ぽちゃ さん

手塚プロダクション及びひろばの皆様、旧年中は大変お世話になりました。これから就職活動のためあまり顔を出せなくなってしまいますが、変わらず手塚作品を愛し続けますので、2016年も何卒よろしくお願い申し上げます。 手塚プロのいっそうのご活躍を祈りつつ……
「新選組」の仏南無之介とお八重殿の初詣です。背景もっと塗ったのですがスキャンすると色がとびますね。わざわざ人の来ない微妙な時間帯に誘ったのに結局何もアクションを起こせないなむちゃん。 なむちゃん好き。

のむら

神社のお社の奥からの視点で、鳥居と鈴緒、お賽銭箱が画面のどまんなかに配置され、二人のキャラクターの間を分断している…るという面白い構図です。南無之介と八重の微妙な心の距離を暗示させます。
お正月らしい淡い空の色が、寒い1月の朝らしいかんじです。


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無之介の、横目でチラリとお八重をみる目がなんとも可愛いですね〜!
使用画材はコピックでしょうか?色ムラがなく、とても綺麗な仕上がりです。




TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】KUNTKn さん

【投稿者】KUNTKn さん

もうすぐ2015年も終わりなのですね〜来年は申年ということで、猿とお餅を取り合うどろろと見守る百鬼丸です。
今年もあとわずかになりましたね、皆さんはこの1年間いかがでしたか?
作中に登場した猿は妖怪憑きでちょっと怖いので、違う猿ということで。
(少し早いのですが)皆様よいお年をお迎えください!
 

のむら

「どろろ」に猿、たしかに登場しましたね! 年号の描き方がユニークですが、ちゃんと2016と読めます。トーンのテクスチャを使いながら、それぞれ種類を分けてみているのは面白いです。キャラクターそれぞれの表情がわかりやすく描かれており、動きや物語を感じさせます。


編集

線がシンプルながらも、コミカルな表情が出せていますね。
たしかに、あの憑かれている猿は迫力がありすぎます・・・。




TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】AnimeMeraklisiBlogcu さん

【投稿者】AnimeMeraklisiBlogcu さん

We begin a new year. We are left behind say goodbye to 2015 and we are opening the door of 2016 filled with surprises... We had a nice year filled with endless love which was taught by Tezuka-sensei. Always keep this endless love in our hands... This love must never ends!

New memories from future will be old, but can be remembered... So we need "the real love"... We must do our best for teach this love to future generations. Spread the love to the universe is important to always stay alive.

Osamu Tezuka gave us a very important legacy...
This legacy filled with love... He conquered our hearts with his beautiful words and works. He taught us all the beauty and joy of life. Thanks to Tezuka-sensei, we purify our hearts from evil. Thanks to him, We had some good purposes. We have committed to walk in his footsteps... If we do love this job, new memories will be more beautiful.

I hope 2016 will be better for us... We wish to have this happy and peaceful new year. (^_^)
(Translation of Turkish writing on the picture: "Happy New Year! Welcome, 2016!")


訳:
新しい年が始まりますね! 2015年に別れを告げ、サプライズいっぱいの2016年の扉を開きましょう… 私たちは手塚先生から教わった永遠の愛にあふれた一年をすごしました。この、永遠の愛をいつも持っていましょう… それは絶対終わらないから!
未来からの新しい記憶は古くなりますが、思い出すことはできます。だから、私たちには「本当の愛」が必要なのです…
私たちは精一杯この愛を未来の世代に伝えていかなければなりません。この愛を世界に広げることが人生でいつも一番大切なことです。
手塚治虫は私たちにとても重要なものを残してくれました…
その遺産は愛に溢れています… 私たちの心を、素敵な言葉と作品でつかみました。先生は生命の美と喜びを教えてくれました。手塚先生に感謝し、悪いことから心がきれいになり、良い目標を見つけました。私たちは、先生の足跡を一生懸命たどってきました… その行いを心から愛していれば、新しい思い出ももっと美しいものになるでしょう。
2016年がより良い年になりますように…ハッピーで平和な年になりますように(^_^) 。

絵の中のトルコ語を訳します:"Happy New Year! Welcome, 2016!"(あけましておめでとう! 2016年ようこそ!)

のむら

素敵なニューイヤーカード、ありがとうございます! 各キャラクターの顔が、一人ひとり丁寧に描かれていて、コメントにもいただいたとおり、手塚作品への愛を感じられる絵になっています! 手塚先生もとても優しそうなサンタさんですね。
2016年は愛に満ち溢れた年になるとよいですね!


編集

手塚先生、サンタコスチュームがよくお似合いです。
AnimeMeraklisiBlogcuさんの手塚作品への愛を感じるコメントにも、いつも感激させられます。
今年もトルコからたくさんお便りくださいね〜!




ハガキから【投稿者】松谷中学31年生 さん

【投稿者】松谷中学31年生 さん

のむら

おさるの「美女」キャラクターふたりのコラボ! いつもながらひねりのきいたアイディアです! なるほど、「神」という字はしめすへんをとると「申」になる、と…。
ポゴとリンリンちゃんのキュートさと色っぽさがよく描きあらわされているのはもちろんながら、二人の性格の違いも表情でうまく出していると思います。

編集

ああっ女申さまっ ・・・さすが、うまいです。


メールから【投稿者】がんも さん

【投稿者】がんも さん

のむら

瞳が印象的なブラック・ジャックのこの表情、手塚先生の絵でもインパクトが大きいですよね。もとの絵を参考に描かれる場合は、あまりお手本と「首っ引き」になってしまうとかえって描きづらいし、描かれる方の個性もうまく出ませんので、ぱっと一度見たら、後はお手本を見ずに描いてみようとなさるといいですよ! 背景のロゴ、とくに「2016」のところが面白いアレンジです。やじるしのモチーフをいれることで、「新しい年に向かう」というような方向性のようなものが表現されています。

編集

ブラック・ジャックの顔がバーンと、インパクトのある年賀状です。クールな瞳が印象的ですね。 新年早々ブラック・ジャック先生に見つめられれば、今年一年病気にならないかもしれません!


TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】kokorohana さん

【投稿者】kokorohana さん

もうすぐお正月ですね。
手塚作品の中で一番着物が似合いそうだったので、着物姿の奇子を描きました。
水彩色鉛筆を初めて使ってみたのですが、思ったより難しかったです。

のむら

画面や着物のがらに使われた花のモチーフが、統一感を醸し出しています。水彩色鉛筆らしいぼかしの表現などがいきれいですね! さびしそうな表情が奇子らしいと思います。画面の大きさに比べてキャラクターが小さめなので、背景にはもう少し何か描かれているとよりよくなったかもしれません。ちょっとした網掛けや色で影などを入れるような表現でもよいとおもいます。


編集

着物の淡いグラデーション部分は、水彩色鉛筆の特性をうまく生かして描かれています!




いろんなキャラクターに投稿、ありがとうございました!


ハガキから【投稿者】Ayu さん

【投稿者】Ayu さん

B・Jの桑田このみ先生です。「B・Q(=Black Queen)」ともじってみました。冷たさと女性らしさを兼備えている、まさにCool Beauty!

のむら

桑田このみ先生の二面性を、トランプの絵柄で表していますね。医師らしく、赤と青・動脈と静脈を思わせる色づかいも桑田このみらしい演出だと思います。アーガイル風のチェック柄も理知的な雰囲気を醸し出しています。


編集

8月号に投稿してくださった、トランプをモチーフにした如月先生と並べると、さらにイイ感じですね。 この調子で、B・Jキャラトランプを作ってみてはいかがでしょう!




TezukaOsamu.netの投稿コーナーより【投稿者】清盛 さん

【投稿者】清盛 さん

大変遅れました。手塚先生の誕生日と新しい年をもうすぐ迎えるにあたって、平和への祈りを込めてかきました。
手塚先生の漫画にはもちろん可愛らしい作品も多いのですが、戦争など重いテーマについての作品も多く、考えさせられる部分もたくさんあります。このような悲劇を繰り返してはならない、と本当に思いました。
今回はプラ版だったので細かい部分をかくことができました。手塚先生はけっこうこだわっています!

のむら

素晴らしい細密画の若き日の手塚先生ですね! 元になった写真から、背景に原爆を暗示する「キノコ雲」を描くことで、漫画で反戦を訴え続けた手塚先生の姿がかさなり、テーマがよりはっきりした絵になっています。光と影の表現がきちんと考え込まれており、おっしゃる通りこだわられた手塚先生の顔や服のしわなどは、かなりリアルで精密です。


編集

思わすまじまじと見てしまうほど、凄みのある作品です。プラバン版画ということでしょうか? 調子の付け方が絶妙で、モノクロ作品というのもまた味がありますね。力作をありがとうございます!



文章投稿


メールから 【投稿者】田浦誠治 さん

手塚治虫ファン大会2015を満喫す


【投稿者】田浦誠治 さん

12月5日、御茶ノ水のワテラスコモンホールで行われた手塚治虫ファン大会に参加するために上京した。今回は前日に江戸入りし、手塚先生も仕事でカンヅメになったことがあるという山の上ホテルに宿泊。だから朝から今回は余裕があったハズなのに、何故かいつもの通り開始ギリギリに会場到着。おかしいな〜。受付で、実行委員会のO川氏から「お見えにならないのかと思いましたよ」と言われちまった。


【投稿者】田浦誠治 さん

【投稿者】田浦誠治 さん

12:30の定刻通りに、先ずは今回欠席の手塚プロアニメーター小林準治氏の描き下ろしパラパラアニメがオープニングを飾った。 ビートルズの「オール・トゥゲザー・ナウ」の軽快なミュージックに乗って、アトムを筆頭にお馴染みの手塚キャラたちが次々とメタモルフォーゼしていく楽しいアニメ。そして間髪入れず手塚先生の挨拶映像♪ やっぱりね、ファン大会は先生の肉声挨拶でないと始まらないぜ

続いてはファン大会恒例、松谷社長の開会挨拶。 予想通り、水木しげるサンの訃報にも触れておられた。

続いては秘蔵映像其の一として、1969年の正月にNHKで放送された「ワンダー君の初夢宇宙旅行」が上映された。徳間書店が昔出した、『テレビアニメ30年史』でその存在は知っておったが、まさか実際にお目にかかれるとわ!まったく、これだからファン大会は有難い。

完全なアニメ作品だとばかり思っていたが、実写アニメ合成であった。実写の坊やが、居間にいきなり飛び込んできた意思を持つ移動イス・ワンダーに乗って宇宙の果てに行く話。まあ言うなれば、どこでもドアのチェアー版ってとこか。決定的に違うのは、どこでもドアは開け閉めのみだが、こちらワンダーはモノしゃべって意思を持ってる事。最初のうちは丁寧語でしゃべってるんだけど、イスの中からワンダー君というアニメキャラが登場した途端、少年に対していきなりタメ口になるというのも、理由がわからず愉快であった。

ストーリーは、先ず月に行ってそこから火星にと進むんだが、「オイオイ、この調子だと宇宙の果てに着くのはいつの話や。少年が老年どころかミイラになるがな」と心配してもうたがな。しかしそこは手塚先生、そんな心配を見越してか、火星のあとはいきなりワープ。一気に宇宙の果てまで到着した。浦島効果なんて野暮は言いっこなし。

番組では、宇宙の果ては鏡になっていた。少年がワンダー君に促されるままに、鏡に映った自分の姿に手を合わせると、瞬く間に宇宙空間に転落、気が付いたら元の自分の家に・・・という結末。どういう影響があるかも一切考慮せず、宇宙の果てを触ってみろと勧めるワンダー君もタイガイな奴だが、言われるがままに触ってみるこの少年も、浅慮にも程があらぁ。なんて野暮は言いっこなし。

この作品が放送された年は、アポロ月面着陸の年で、大河ドラマは初のカラー「天と地と」。裏番組はコント55号の野球拳であった。

上映のあと引き続き、ワンダー君制作に関わったアニメ作家杉山卓氏と下崎闊氏によるトークショー。ワンダー君は、道具屋で床屋用の椅子を改造したものだったとか、ここでしか聞けない逸話が披露され、興味津々。

事前に募った森資料室長への質問に森さんが壇上で答える「森さんに聞け!」コーナーや、同じく事前に募った手塚なお宝の鑑賞会、古徳出版局長による今年の手塚NEWS回顧&これからのNEWS紹介。我等夫婦は既知であったが手塚先生の妹さんでヒョウタンツギの生みの親、ウランのデルモとも言われる宇都美奈子さんの訃報にも言及された。場内エエッ!とどよめく。

本来なら抽選会→「リボンの騎士」パイロット版上映と続く筈が、急遽順番を入れ替えて、元朝日ソノラマの橋本一郎氏・元少年キングの黒川拓二氏・元チャンピオンの岡本三司氏という手塚番御三方によるスペシャルトークショーと相成った。

手塚番の頃の思い出譚に花が咲く中で、やはりというか、話題の中心はチャンピオンの名物編集長・壁村耐三氏に。橋本さんが『ブラック・ジャック創作秘話』で描かれた壁村編集長に触れて、漫画では単なるアル中みたいに描かれていたが、あれほど仕事のできる男はいなかった、単に酒飲みだけの男と思われるのは心外の極み!と熱弁を振るわれた。

毎回の事ではあるが、スケジュールが押しに押しまくり、抽選会は、実行委員会による抽選結果をホワイトボードに貼りだし&当選番号読み上げと相成り、「リボンの騎士」パイロット版上映は、このあとの懇親会で流す事になった。

ここで、その他のゲストの紹介に。漫画家・みなもと太郎氏や漫画評論家・中野晴行氏、初代ファンクラブ会長・二階堂黎人氏に続き、なんと鉄腕アトム清水マリさんも来られていた!当然、アトムの声で御挨拶。しかも我らの席の2列前で。まさかこの齢になって、至近距離で“生アトム”を聞けるとわ!いや〜長生きはするもんだ。拍手喝采。

暫しのインターバルのあと、同じフロアで懇親会。トークショーのゲストの皆々様や清水マリさんも、引き続き参加された。

いつものコアなファンの皆様と酒を飲み交わす。そのうち「リボンの騎士」パイロット版が上映され、さらに手塚先生が出演したマイコン(!)やニッカウィスキーのCMが流された。こういう貴重映像が観られるのも、ファン大会ならではよな♪

ラスト近くで、またまたサプライズ。清水マリさんが「ある街角の物語」台本を朗読し、そしてマリさんと一緒にみんなで「鉄腕アトム」を大合唱♪

【投稿者】田浦誠治 さん

【投稿者】田浦誠治 さん

日常の仕事を忘れ、手塚ファンの名のもとに楽しい時間を共有する。終わってほしくない時間だ。しかし、楽しい時間もやがては終了するのだ。終了するからこそ楽しいともいえる。都合により、二次会には参加せずそのまま帰阪したが、帰りの新幹線の車中で嫁さんと「ここんところのファン大会は、距離の近いイイもんになっている」と感想を語り合った。 しかしその「イイもの」になっているのは、偏にファン大会実行委員会の諸兄姉のご努力によるものだ。これだけは忘れちゃあならねえ。

【投稿者】田浦誠治 さん

田浦紀子、下崎闊さん、さいとうくみさん


【投稿者】田浦誠治 さん

田浦紀子、清水マリさん、橋本一郎さん


【投稿者】田浦誠治 さん

清水マリさんのサイン


【投稿者】田浦誠治 さん

のむら

ファン大会のレポート、ありがとうございます! 今年は清水マリさんや杉山卓さんがご登場なさるなど、ゲストも豪華だったようですね! 写真で見てもかなり盛況な雰囲気が伝わってきました。今でも手塚ファンがたくさんいらっしゃることにはほんとうに感謝です。


編集

ファン大会レポートありがとうございます!楽しく濃密なイベントの様子を垣間見ることができました。生アトム、羨ましい限りです!





2016年2月号 投稿コーナー予告!

 テーマ投稿

「バレンタインデー」 大募集!
2月の季節イベントといえば、やはりバレンタインデー!
メジャーな作品もマイナーな作品からでも、あなたの推し手塚キャラへ、愛のメッセージを送ってください。お待ちしております!

 その他自由な募集!

ヒーロー・ヒロインに限らず、大好きなロボット、動物、宇宙人、不思議生物、むしろ無機物…何でもかんでも、あなたの大好きなキャラクター、作品などなどの絵や評論、ナゾトキ、アツイ語りなどなんでも大募集です。 イラストじゃなくてももちろんOK!!

 その他、イベントレポートや各種感想など、自由にご投稿ください!




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また、投稿していただいた方には、編集部からプレゼント送付のご案内などをメールでお送りします。迷惑メール対策などで、ドメイン指定受信をされているかたは、@tezuka.co.jp からのメールを受け取れるように、お使いのメールツールを設定しておいてくださいね。

 

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株式会社手塚プロダクション TezukaOsamu.net 投稿係
 ※作品の裏側などに、ご連絡先メールアドレス・お電話番号を書いてください

1月号掲載は、2016年1月15日(火)までにいただいたものとさせていただきます。1月号以降にも、いただいた投稿を掲載していきます。


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