「ジャングル大帝」のB国探検隊長ロンメル将軍役がデビュー。この役は漫画全集版では「有名なナチスの鬼将軍の血筋」と記されている。むろん第二次大戦史上余りにも有名な“砂漠のキツネ”エルウィン・ロンメル元帥の血縁という意味だろう。モデルは、世界映画史上にその名を刻むオーストリア生まれの怪物的監督にして俳優でもあったエリッヒ・フォン・シュトロハイム。シュトロハイムはハリウッド映画でロンメル元帥を好演したことがあり、手塚スター・ロンメルはおそらくこの作品からインスパイアを受けて誕生したのだろう。
1952年ロック冒険記 (鳥人との会議に参加)
1953年鉄腕アトム /空とぶ摩天楼 (ロンメル博士)
1953年太平洋Xポイント (白人)
1957年白骨船長 (役人)
1957年地球大戦 (ゴルボ大佐)
1958年未来をのぞく3人 (警察)
1963年新選組 (芹沢鴨)
1965年W3 (A国大使)
1966年鉄腕アトム /人面岩 (人面岩)
1971年安達が原 (大統領ダモクレス)
1972年おふくろの河 (市村洋子座員)
1973年ブラック・ジャック /人間鳥 (以香留を撃つ男)
1974年ブラック・ジャック /ピノコ愛してる (患者の父親)
1974年ブラック・ジャック /二つの愛 (警察関係)
1974年ブラック・ジャック /はるかなる国から (医師)
1975年ブラック・ジャック /地下壕にて
1975年鉄腕アトム /アトム二世 (政府の役人?)
1976年ブラック・ジャック /99.9%の水 (グマ患者)
1977年ブラック・ジャック /リンチ (ジェルビーノ)
1979年ブラック・ジャック /身代わり (医師)