テレビでのオンエアが決まっていないのに、26本の新作を作ってしまい、それからテレビ局に売り込もうという、危険な冒険をしたライオン・ブックスシリーズの第一弾。趣味も含めてハイクォリティーのものを作ろうと意気込んだ手塚プロの熱意が伝わる作品です。原作は主人公を悪の道へといざなう緑色の猫が、じつは地球征服を企む宇宙生物だった、という侵略テーマSFの傑作です。
(C)手塚プロダクション
1989年7月NHKエンタープライズより発売/24分/カラー
手塚プロダクション/1983年10月完成
伴俊作:富田耕生
サンゴ・ユノ:塩沢兼人
グリーン:野沢雅子
博士:滝口順平
ヘック・ベン:矢田耕司
隊長:大宮悌二
スーザン:滝沢久美子
モヒカン:屋良有作
サンゴの父:嶋俊介
原作、監督:手塚治虫
脚本、絵コンテ、演出、作画監督:西村緋禄司
プロデューサー:松谷孝征
アシスタント・プロデューサー:久保田稔
美術監督、美術ボード、背景:宮本清司
撮影監督:菅谷信行
原画:吉村昌輝、瀬谷新二、加納薫、のまとし
動画:手塚プロダクション
動画検査:瀬谷新二
仕上:牧プロ、E&G、榎本裕
色指定:長谷川洋
特殊効果:前川清司
編集:井上和夫
音響監督:河村常平
音楽:小六禮次郎
選曲:東上別府精
効果:倉橋静男