「24時間テレビ」のためのスペシャルアニメ第8弾として製作されたのは人気マンガ「三つ目がとおる」でした。今回は手塚プロではなく東映動画の製作となっていて、「バキ」の時とは違って手塚治虫は原作とアニメ用シノプシスだけを担当しています。 原作マンガ「イースター島航海編」を基に写楽と和登さんが謎の老朽船の調査に出向き、そのまま奇怪な島めぐりの航海へと巻き込まれて行くことになります。テーマ性よりもエンターテイメント性が重視されていて、この路線変更が、手塚プロがこのシリーズを離れた理由のひとつでもあります。
(C)手塚プロダクション/東映アニメーション
日本テレビ系放映/85分/カラー
東映動画/1985年8月25日 日曜10:00~12:00
写楽:藤田淑子
和登さん:高嶋雅羅
パンドラ:横沢啓子
ヒゲオヤジ:八奈見乗児
須武田教授:田中康郎
犬持先生:岸野一彦
鬼胴:塩沢兼人
雲名警部:熊倉一雄
巨人のボス:飯塚昭三
原作、構成:手塚治虫
製作:今田智憲
企画:都築忠彦(日本テレビ)、松谷孝征(手塚プロダクション)
プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、田宮武
演出:芹沢有吾
脚本:山崎晴哉
音楽:大谷和夫
撮影:森田俊昭
美術:池田裕二
作画監督:清山滋崇
原画:稲妻宏、山本福雄、井上俊之、梶尾正樹、西山里枝、魔砂雪、金津賀博
動画:芳賀信行、江野沢噴柚美、谷沢泰史、宮沢康紀、小泉孝司、小野島二美子、門多ひとみ、大野嘉代子、吉田悦子、佐藤真二、君塚勝敏 ほか
背景:高田茂祝、土井則良、山元健生、阿部泰三郎、有川知子、壇久美子、小笠原ゑつこ、今野良子、須田栄子、上田三輪子
製作:日本テレビ、東映