アニメアニメ

作品紹介

ディズニーの「わんわん物語」といった趣の作品で母犬をさがすワンサと仲間たちの交流を描いています。ワンサくんは三和銀行のマスコットキャラとして作られたものですが1はそのキャラを使っただけのオリジナルで手塚治虫は原作としてクレジットされているだけです。

クレジット

(C)手塚プロ/東北新社

関西テレビ系放映/23分/カラー/26本
虫プロダクション/1973年4月2日~1973年9月24日 月曜19:00~19:30

キャスト

ワンサ:小原乃梨子
コウタ:野沢雅子
ユキコ:吉田理保子
メガネ:永井一郎
ボウシ爺さん:槐柳二
ルパン:八奈見乗児
ゴンベエ:堀絢子
クマ:富山敬
ヘラヘラ:大竹宏
ミミー:千々松幸子
ミミーの母親:武藤礼子
ブル:加藤修
ギャンブル:肝付兼太
バンブル:山本圭子
みどり:ホーン・ユキ
ブータン:野本礼三
チビクロ:山本嘉子

スタッフ

原作:手塚治虫
企画:西崎義展、瑞鷹エンタープライズ
企画、構成(後期)、プロデューサー:西崎義展
チーフ・ディレクター:山本暎一
作画監督:森田浩光、芦田豊雄
作画:進藤満尾、トミプロ、アニメルーム
キャラクターデザイン:永島慎二
美術:半藤克美
背景:ジャック、小出英男、馬郡美保子
撮影:原屋楯男、藤田正明
編集:塚原瞳
音響:明田川進
制作担当:柴山達雄、原田益次、佐藤洋
主題歌:
「ワンサカ ワンサくん」作詞:山本暎一 歌:ロイヤルナイツ、シンガーズ・スリー
「ママに逢いたい」作詞:日高仁 歌:ホーン・ユキ
「死なないでママ」作詞:日高仁 歌:天地総子、小原乃梨子
「ピンコラ音頭」作詞:藤川桂介 歌:ロイヤルナイツ、シンガーズ・スリー
以上すべて 作曲 宮川泰

サブタイトル

1 おかしな犬がやってきた 1973/4/2

時は現代、ここは東京。街の犬たちに追われ突然幸太の家に紛れ込んだ1匹の野良犬は、ワンサと名づけられた。自由奔放に生きてきたワンサにとって鎖につながれた生活は、苦痛そのもの。ママや姉さんに怒られ、しつけに手を焼いた幸太はワンサを手放すが、別れた時ふたりはお互いが必要なことを知った。こうしてワンサは幸太の家族になり、街の犬たちとも仲良しになるのだった。

2 結婚しようよ!! カトリーヌ 1973/4/9

テレビ番組に出演していたカトリーヌを見たワンサとオス犬たちは一目ぼれ。彼女が街の高級マンションに住んでいるのを知ったワンサたちは、マンション潜入を企む。悪戦苦闘の末にたどり着いたワンサはいきなり結婚を申し込んだが、カトリーヌにはチャンピオン犬のレノンという恋人がいた。ご主人様たちに野良犬共々追い出されたワンサは、自分を愛するミミーを追い払いおでんのやけ食いをするが…。

3 とばせ!! おしっこ大作戦 1973/4/16

ミミーをいじめたブルドッグ兄弟を退治に行った番長のクマは、返り討ちにあってしまう。図に乗り街中をのし歩く、ブル一家退治に立ち上がったワンサはおしっこで決闘を挑む。しかし肝心な時におしっこを全く発射できず、逆に大量弾を浴びてノックアウト。そこへ復讐に燃えるクマたち犬同盟が現れ、ブル一家をやっつけワンサを救出する。しかし余計なお節介とブルに詰め寄るワンサは、性懲りも無くクマに決闘を挑む。今度こそと猛特訓でおしっこの出し方をようやく発見したワンサだが…?

4 あなた好みのベンジャミン 1973/4/23

レストランの飼い犬として憧れの的のベンジャミンが退院してきた。新入りのワンサもお祝いに加わりご馳走をもらおうとするが、不良のロルフにやられてしまう。ベンジャミンが良い飼い犬になる秘訣をみんなに披露してもワンサは高いびき。何も出来ないワンサに幸太もがっかりするが、そんな時動物園から豹が脱走し街も犬も大パニック。ベンジャミンに襲いかかる豹に立ち向かったのは、意外にもダメ犬ワンサだった。

5 鼻にのこったママの味 1973/4/30

いつものように朝食後のお散歩に出掛けたワンサは、街の仲間たちを訪問する。いつも笑っているヘラヘラやネコのロロを追いかけ、ワンサはミミーの母マミーにおっぱいをもらい、生き別れになったママを思い出す。帰り道ヘラヘラの住む八百屋に泥棒が入るが、2匹は泥棒にもらった肉を奪い合い番犬の役にもならない始末。だがワンサの泣き声に気づいた幸太のパパが泥棒を捕まえ、一躍ワンサは英雄に?

6 ここ掘れワンワン ワンサくん 1973/5/7

ワンサは工事現場で酔っ払った男にさらわれそうになったリリーの子供シロを、お金を使い救出した。人間の大好きなお金を探し当てる方法は、ワンサが野良犬時代に老婆犬から教わったもの。たちまちワンサ式宝物の掘り方は犬たちに大ブームとなり一心不乱にそれぞれ獲物を探して穴を掘る犬たち。しかしミミーのお宝は見つかったものの、街は穴だらけで水浸しに。そんな街の混乱を起こした張本人ワンサは相変わらずのマイペースなのである。

7 みどりちゃん捨てないで 1973/5/14

飢えた野良犬3匹がメガネの大事な骨を奪い、みどりのおでん屋台も襲った。幸太のパパが助けに入ったものの、みどりは足に怪我をしてしまった。幸太の家に泊まったみどりと仲良しになったワンサは大喜び、人気者の彼女と仲良しになりたい犬たちも来て大騒ぎとなる。そんな時犬たちの1匹が雨の中、野良犬狩りで撃たれる。急いで駆けつけたワンサとみどりだったが、様子がおかしい。撃たれた犬はみどりの兄だったのだ。

8 馬鹿は死ななきゃなおらない (前編) 1973/5/21

黒メガネの野良犬ルパンとゴンベエ親子は餌を求めて魚屋に忍び込もうとするが、ここには猫族のボス=タルホがにらみをきかせているのだ。ゴンベエはなんとか1匹の魚をくわえるが、ご主人さまの魚は食わぬが盗みは許さん、というタルホに退治されてしまった。一方ワンサはタルホの子供からコロッケを奪い犬たちに分け与える。子分のロロから事情を聞いたタルホは、犬たちに決闘を申し込む。対決を前に犬陣営は気合が入るが、猫族は奇襲戦法を準備していた…。

9 馬鹿は死ななきゃなおらない (後編) 1973/5/28

番長のクマとワンサを先頭に決戦に向かった犬たちは、高い屋根の上から待ち構える猫軍に唄とダンスで攻撃開始。猫たちも負けじと応戦、夜の街はミュージカル・バトルで大騒ぎ。あまりの喧しさにたまりかねた人間が飛び出して犬たちを追い払い、闘いは中断。猫族は勝ち誇るが、ワンサに痛めつけられたトトは仕返しとして魚屋のご主人さまの大事な指輪を取り、ワンサを泥棒に仕立てようとする。タルホたちにもやられたワンサは絶体絶命?

10 犬の死に方おしえます 1973/6/4

クマのご主人の病気が悪いと聞いてお見舞いに行ったワンサとメガネ。ほとんど何も食べてないクマだが、憧れの忠犬ハチ公に倣ってご主人様と死ぬ時は一緒だ、と逆に犬の生きる道をワンサに説く。幸太にこのピンチを伝えようとするワンサだが無理らしい。見かねた犬たちは街から食べ物を盗み、クマに差し入れをする。犬を追ってきた人間たちによってご主人様も助かったが、クマは面白くない。しかし男一匹クマはしっかりとワンサに借りを返すのだった。

11 ブータンのもててつらいよ 1973/6/11

さすらいの犬ブータンが茨城から戻ってきた。一向に身を固めようとしないブータンにボウシ爺さんは、子持ちのリリーと所帯を持ち落ち着くように世話を焼く。たちまち犬社会にこの話題は広がり、リリーの5匹の子供たちは内心複雑。一方ワンサは、ルパン親子と街をうろつき、食べ物泥棒をして野良犬の気ままな生活を体験する。最初は全くさえない風体のブータンに拒否反応を示していたリリーも、何故かその不思議な魅力に惹かれはじめていた。その時、見知らぬメス犬たちが大挙して街に登場してきた。

12 骨が百本ピピンのピン 1973/6/18

骨を犬たちに貸し付けているメガネから借りっぱなしのワンサは、これまた返済に全く応じないブルへの取立てを命じられる。強面のブルに恐れをなしたワンサは、猫のロロやみどりに尻をたたかれ骨を持つ犬たちのために、渋々再チャレンジに向かうがコテンパンにやられる。ワンサに惚れているミミーは機転を利かしてブルの子供たちから労せずして大量の骨を奪う。ミミーへのキッスで見事大量の骨を手に入れたワンサは、犬たちへ大盤振る舞いをするが、これを見たメガネは困惑し、ワンサに詰め寄るが…?

13 月がのぼれば血がのぼる 1973/6/25

突然、ワンサが暴れだし幸太家をメチャクチャにするばかりか、ご近所の大切な植木まで壊してしまった。たまりかねた幸太は、動物病院にワンサを連れ入院させる。入院費を捻出するために幸太はすし屋でバイトに励むが、ストレスが治らないワンサは、病院内でも月を見ると何故か大暴れ。どうやら月を見ると犬たちは異常に興奮する時があるらしい。院長先生の催眠療法によって怪獣イヌゴンに変身してウルトラ猫仮面と対決。果たしてこんな治療方法でワンサは治るのだろうか?ようやく退院したワンサに駆け寄った幸太と犬たちだが…。

14 ワンサくんのミュージカル特集 1973/7/2

わずか10円で母親と生き別れになってしまったワンサがお送りする今までの総集編。ブル親子との対決、玉川ネコ丸の名浪曲、ベンジャミンのサクセス・ストーリー、そしてみどりの兄との悲しい別れまで、第1クールの名場面をご堪能あれ。

15 ミミーのふりそで隅田川 1973/7/9

ワンサとの結婚を夢見るミミーだが、一向に振り向いてくれぬワンサ。業を煮やしたミミーに、クマはワンサの“男”度をテストしてみては、と提案する。骨を探したり遠くから帰る能力がワンサにあれば結婚する資格があるというのだ。しかし、相変わらず反応無しのワンサがみどりといるのを見て嫉妬したミミーは、ヤケになって“男”度一番の犬と結婚宣言をする。こうしてオス犬全部が靴取り競争に参加することになった。嫌われもののブルたちも登場して、街はまた大騒ぎに。果たして優勝犬は誰か?ようやく重い腰を上げたワンサだが?

16 犬は売られてどこへやら 1973/7/16

血統書つきの名犬ミミーがペット屋に売られてしまった。ミミーに惚れているブルの息子ギャンブルは大騒ぎするが、ワンサや犬たちはそれも血統書付き犬の定め、と冷たい反応。しかし泣き叫ぶミミーの声を聞いたワンサと犬たちは、救出に向かう。ようやくミミーを助け出した犬たちの前に現れたのは、ペット屋の巨大な番犬だった。散々な目にあった挙げ句に監禁された犬たちだが、ワンサが番犬のご主人のお金を掘り当てたのをきっかけに脱走を図る。番犬に襲い掛かるクマとワンサたちは、奮闘の末ようやくペット屋から抜け出すことができたのだった。

17 好きになったらとまらない 1973/7/23

みどりに惚れているクマは愛を告白しようとするが、いざ彼女の前に行くとそれができない。クマはワンサに恋の橋渡しを依頼するが、同じくみどりに恋するワンサは複雑な気持ちで、クマの愛を伝える。ワンサを好きなみどりは失望し、おでん屋のお兄さんと共に田舎に行こうとする。一時はワンサに想いを伝えてもらい有頂天になったクマだが、ワンサとみどりの本当の気持ちを知り身を引く決心をする。なかなかお互い正直になれないワンサとみどりの為に、自棄酒をあおりながらもクマは愛のキューピットとなる。ワンサはたまらずに、みどりの乗る汽車をどこまでも追い続けるのだった…。

18 パンツもはかずに失礼さん 1973/7/30

町内会のバス旅行がありパパやママと共にワンサも出発したが、留守番の幸太が心配なワンサはバスから飛び降り幸太の待つ家に戻った。大喜びの幸太はワンサにご馳走を奮発し、犬の真似をしてパーティ宣言をする。続々と幸太家にご馳走を持ちよって集まる犬たちは、ハメをはずして大騒ぎ。調子に乗り真っ裸になった幸太は家中がメチャクチャになったのも気にせず、おまわりさんまで仲間に入れてしまう。旅行から帰ってきたパパに大目玉をくらい、家を追い出された幸太とワンサは夜の街をさまよい歩く。猫のロロやみどりに親切にされようやく反省した幸太とワンサだったが?

19 踊るワンサに踊らぬワンサ 1973/8/6

何も芸が出来ないワンサの事が原因で同級生とケンカした幸太は、何とかしようと犬の調教をしていたクロベエのご主人に相談する。条件反射で芸を仕込む事を教えられ、ワンサの行動を追跡した幸太は、ロロを見ると突然追いかけたりブルにびびるワンサを見てひらめいた。すぐに反応する機械を作り幸太はワンサを訓練する。見事に太鼓やラッパで反応するようになったワンサを自慢する幸太だったが、すぐにその噂は広まり街中の犬や住人が大集合。次々と幸太家の庭で芸を披露するワンサだが、芸のし過ぎでボロボロになってしまった挙げ句、突然家出をしてしまう。自分の過ちに気付いた幸太はワンサを追いかけるのだが…。

20 ぼくは野良犬チャンピオン 1973/8/13

ユキコの部屋でみどりといちゃついてワンサは家を追い出された。野良犬気分で街を走り回るワンサはお金を拾ったり、盗み食いして、自由を満喫する。それを見ていたルパンは息子のゴンベエにワンサを見習え、と苦言を呈する。ニワトリの乗ったトラックを襲ったワンサは卵を撒き散らして大暴れを続ける。見かねた幸太が迎えに行ってもなかなか言うことを聞かない。奮起したゴンベエはワンサに野良犬のプライドをかけて決闘を申し込む。こうして釣り堀で魚を多く奪ったほうが勝ち、という対決がスタート。勢い余って工事現場のタンクに落ちてしまったワンサとゴンベエ。熱湯の中、絶体絶命となったふたりだが…。

21 ワンサくんのミュージカル特集 1973/8/20

日頃はいがみ合っている犬族と猫族が紅白歌合戦さながらの競演。ご主人さまに尽くす忠犬クマと犬たちの絢爛豪華な舞踏、花咲かメガネのC調ミュージカル、ミミーの恋物語、そして犬猫オールスターによるダンス大会など、アニメ史上に残るノン・ストップ・ミュージカル大特集。

22 ママに逢いたい!! (その1) 1973/8/27

ミミーとリリーの5匹の子供たちが、どっちのママが素敵かを言い争っている。それを見たワンサは、うらやましさも手伝いさらにけしかけるが、それぞれのママにケンカを見られ、子ども共々怒られてしまった。ワンサは家出を勧めて廃墟の隠れ家にミミーたちを連れ出す。夕方になっても帰ってこない子どもたちが心配になりマミーとリリーは大騒ぎ。さらに幸太もママとケンカをして家を飛び出し、ワンサたちと合流するが甘えっ子たちは次第に泣き出す始末。心配になったクマやみどりもママたちと子供たちを探すが、夜になり不安は増すばかり。ようやくリリーたちは隠れ家を発見、幸太もママに連れられ家路を急ぐ。ひとりぼっちになってしまったワンサは…。

23 ママに逢いたい!! (その2) 1973/9/3

ママたちに甘える幸太やミミーたちを見て、ワンサはそこらじゅうに八つ当たり。心配するみどりの忠告も聞かずメガネの骨倉庫まで襲ったワンサを見て、番長のクマは一撃を加える。みどりを愛するクマはたまらず求愛するが、見事玉砕。みどりはワンサの世話を焼くが、甘えるだけでふがいないワンサに失望し、突然クマに逆プロポーズ。一部始終を目撃していたヘラヘラによって、噂はたちまち広がりワンサは意気消沈、自殺を図る。幸せの頂点にいたクマだが、やはり放っておけずに工事現場の高台から飛び降りようとするワンサに飛びかかる。勢い余った2匹は転落、みどりはやはりワンサの方に駆け寄ったのだった…。

24 ママに逢いたい!! (その3) 1973/9/10

みどりとクマの励ましによってママを捜す決心をしたワンサだが、今一つ元気が無い。追いかけてもらえない猫のロロは、タルホの子供たちと組みみどりを誘拐するが、ワンサたちが駆けつけすぐに救出される。怒ったボス猫タルホは犬たちに宣戦布告し、またしても犬族VS猫族の全面戦争が始まる。リリーにまた新しい子どもが生まれ、意気あがる犬たちは奇襲戦法で猫たちを襲う。作戦は成功したが、猫たちは生まれたばかりのリリーの赤ちゃん3匹を誘拐。しかし、屋上から降りてきたタルホは、卑怯な手段を取った子分たちを一喝、リリーに子どもを返す。命の尊さを痛感したワンサは今度こそ、母親を見つけに行く決意をするのだった。

25 死なないで!! ママ (その1) 1973/9/17

お世話になった幸太とユキコに別れを告げ、愛するみどりに見送られながら母親捜しに出発するワンサ。ちょうどその頃、見慣れぬ疲れ果てた犬がルパン親子の前で倒れた。慌てたルパンは他の犬を呼び、介抱する。ようやく立ち上がったその犬が、ワンサのママであることを知った犬たちは大仰天。懐かしい匂いに誘われ、ママは遂に旅立つ寸前のワンサを見つけた。だが長い旅の果てに汚れてしまったママが分からず、ワンサは冷たく突き放す。失意のママは川に流されてしまうが、ようやく気付いたワンサと犬たちによって間一髪救出される。ついに再会できたワンサとママは抱き合い、犬たちも感動の涙を流すが、ママは突然…。

26 死なないで!! ママ (その2) 1973/9/24

ワンサを捜し求める旅の疲れか、倒れてしまったママは幸太に抱かれて病院へ。幸太一家の優しさもあってワンサとママは、一緒に暮らせることになった。犬たちもお見舞いを持ってワンサ親子を祝福し幸せな生活がスタートするが、ママの様態はまたしても急変。幸太はワンサのママがあとわずかしか生きられないことを、医師から宣告される。最後の力を振り絞りワンサにもう一度会おうと、ママは病院を出て行く。公園で母子は最後の抱擁をしワンサは神にお願いするが、まもなくママは息を引き取る。泣き崩れるワンサだったが、天国に召されたママのためにも元気に生きていくことを誓うのだった。



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