ご挨拶
手塚治虫が、その作品の多くを舞台にした21世紀に入り10年がたとうとしています。
国内また、世界を見渡せば、自然界の異常、戦争、食糧危機、経済の不安定、家族・家庭の危うさ、手塚治虫がその作品で危惧していたことが未だに地球に蔓延しています。 手塚治虫はいつも子どもたちのことを考えていました。 子どもたちにマンガやアニメを通じて「命の尊さ」を訴えつづけてきたのです。 1989年2月9日、手塚は永眠しましたが、手塚作品はかげりをみせるどころか、ますます輝きをましてきています。 過去、現在、未来をみすえた宇宙からの、そして、小さな虫のまなざしが、その作品に普遍性をもたらしているのでしょう。 私たち手塚プロダクション一同は、いつまでも手塚治虫の心を大切に、より広く子どもたちに「命の尊さ」を伝えていきます。 それが手塚治虫の仕事場であった手塚プロダクションの使命です。 代表取締役 松谷孝征 |