アニメアニメ

作品紹介

手塚治虫原作のインターネットアニメなどを配信するサイト「TezukaOsamu@Cinema」にて配信されたブロードバンドコンテンツ。画面内のあるポイントを押すことにより、カメラ視点やシーンが変わる「ザッピングシステム」や、画面内のキャラクターなどをクリックすると、何かが起こる「アクションシステム」など、視聴者参加型の特徴を持つ作品となっている。また、声優に人気アーティストの宇多田ヒカルを起用したことも話題となった。

クレジット

(c)Tezuka Productions

手塚プロダクション、コンテンツジャパン/2001年8月1日より「TezukaOsamu@Cinema」で配信/11分~20分/カラー/12本

キャスト

ブラック・ジャック…大塚明夫
ピノコ……………宇多田ヒカル
アクド(1話)…………私市淳
デビィ(1話)………野島健児
ニクラ(1話)………掛川裕彦
男の子(2話)………神田朱未
陛下(3話)…………遠藤守哉
キリコ(4話)………田中秀幸
試験官(5話)…………稲田徹
戸隠先生(6話)……郷里大輔
丑五郎(7話)………佐藤正治
椎竹先生(8話)……塩屋浩三
間久部緑郎(9話)…神奈延年
本間丈太郎(10話)……青野武
光男(11話)………立野香菜子
客(12話)……………服巻浩司

スタッフ

原作:手塚治虫
監督:本田ちさと
エグゼクティブプロデューサー:溝口達治、清水義裕
プロデューサー:木渕雅之
作画監督:玉置千夏
デザイン:石橋千代
絵コンテ:宮原直子、山中京子、岡俊夫
色彩設計:岩本亜紀子
背景美術:小原理敏、大橋学
医療監修・協力:陣内進、古川健之
音楽協力:ナッシュスタジオ
オープニングテーマ「digitization」
エンディングテーマ「海の見える家」

サブタイトル

1 医者はどこだ!
大実業家ニクラ氏は、交通事故を起こして重体となった息子のアクドを助ける為、無実のデビイ少年を事故の犯人に陥れ、その肉体を手に入れようとするのだった。

2 ピノコ・ラブストーリー
ピノコはラブレターを書く為、B・Jに漢字を聞いていた。相手のことを聞いても答えないピノコ。気になったB・Jはピノコの後をつけていくことにしたが・・・

3 肩書き
A国皇帝陛下ブリリアント三世陛下が来日した。陛下は医者の経験があり、ぜひB・Jの手術を見たい、と要望する。外務大臣は仕方なくB・Jに執刀を依頼するが・・・。

4 ふたりの黒い医者
ある日、B・Jは街中で殺し屋風の男を見かけると、そのあとを追いかけた。その男は、なんと安楽死を商売としているドクター・キリコだったのだ。

5 ハッスルピノコ
そわそわと浮かれ気味のピノコ。実はひそかに通信教育で資格を取って高校に入学しようとしていたのだ。しかし、高校から入学を断られてしまい、保護者のB・Jが再度交渉することに。

6 ちぢむ!!
戸隠医師の依頼を受けてサバンナへ向かったB・J。そこに広まっていたのは、なんと体がちぢんでしまうという奇病で、戸隠医師も既にこの病魔に侵されていた。

7 やり残しの家
家の建て直しをアピールするピノコに、B・Jは建て直しをしない理由を説明する。それは、ある一人の大工との出会いがはじまりだった・・・。

8 六等星
ある事故現場に偶然居合わせたB・Jは、ケガ人に応急処置を施した椎茸医師の高い技術に驚く。しかし、椎茸が真中病院のヒラの医局員と知り、B・Jは2度驚いてしまう。

9 刻印
ある日、B・Jのもとに小学校時代からの友人である間久部という男から連絡が入る。間久部は犯罪者で、B・Jに「手術で指紋を変えてほしい」と頼み込んできた。

10 ときには真珠のように
ある日、突然J・Hという者からB・J宛てに郵便物が届いた。ピノコが開けてみると、なんとメスが入っていた。B・JはJ・Hの正体を突き止めて訪ねていくのだが・・・。

11 アリの足
小児麻痺を抱えた少年が、広島から大阪まで歩く計画を実行する。その少年を見守るように、車で同じコースを走るB・J。そんなB・Jの行動のウラには、ある思い出があった・・・。

12 シャチの詩
海岸を散歩するB・Jとピノコ。B・Jはピノコを入り江へと案内する。B・Jは、その入り江で5年前に出会ったシャチとの思い出を話しはじめるのであった。



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