ブラック・ジャック「空からきた子ども」

1976年

ウラン連邦の軍人が病気の息子のために国を捨て、最新鋭戦闘機でブラック・ジャック宅を訪ねます。実際のソ連戦闘機ミグ25の亡命事件をヒントに描かれました。

マンガ ブラック・ジャック「空からきた子ども」より

マンガ ブラック・ジャック「空からきた子ども」より

【解説】

ウラン連邦の最新鋭戦闘機が突如ブラック・ジャック邸の庭先に着陸した。

戦闘機にはパイロットの男とその妻、そして病気の息子が乗っていた。

子どもの病気はウラン連邦では治すことができず、男はブラック・ジャックに子どもの病気を治療して欲しいと訴えた。

 

雑誌『週刊少年チャンピオン』1976年10月18日号に掲載されたエピソード。

このおよそ1ヵ月前の1976年9月6日、ソ連軍の戦闘機ミグ25が日本の国境を侵犯し北海道の函館に着陸するという事件があり、それをいち早くネタとして取り上げたもの。