百鬼丸

■ どろろ を演じる山中たかシさんのコメント

Q:「どろろ」を演じるというお話がきた時の印象は?

 私の役は「どろろ」なんです。だから「大変な事になった!」と思いました。
 だって、原作の どろろ はかわいいでしょ。私、かわいくないもん。 どろろ って実は女の子でしょ。私、男ですもん。それどころか、もうおっさんですもん。
 おっさんもいいとこですもん。でも台本をいただいて読んでみたら、 どろろ は どろろ でもあのかわいい どろろ とは少し違ってました。

←「どろろ」役の山中たかシさん。ポスターの百鬼丸と同じポーズをとってくださいました!


Q:役の魅力について

 百鬼丸との出会いによって、徐々に人間らしい心をとり戻していく どろろ の素直さが魅力だと思います。

Q:役作りで苦労した点はありますか?

 セリフをその場その場で素直に感じながら言えるように努力しています。

 だって最初から用意されていたような、どこかで聞いた事があるような、説教じみた言葉をはくような、 どろろ はそんな奴じゃないと思うからです。


Q:手塚ファンにメッセージを一言。

 自分の持てるもの全てを使って、皆さんの心に何かを残すため、精一杯 どろろ を演じたいと思います。是非、劇場へお越しください。

←台詞を変更中。演技を見ながら、よりよいものに書き替えられます。
 役者の皆さんは真剣そのもの。


 浄瑠璃というと、ちょっと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな心配は全くなさそう!
 稽古場も活気があふれていて、これから本番までに、それぞれの役がどう成長していくのか、とても楽しみです。
 百鬼丸は一体どのように肉体を手に入れていくのでしょうか? 女の子ではない「どろろ」って? 答えは劇場で!

■「新浄瑠璃 百鬼丸」公演概要

●会場:

  • 新宿東口 紀伊國屋ホール

●日時:

  • 2004年6月16日(水)〜23日(水)

●チケット取り扱い:

  • 劇団扉座
    平日12:00〜18:00/土日祝休/公演中〜16:00迄
  • チケットぴあ
  • ローソンチケット
  • e+(イープラス)
  • キノチケットカウンター
    店頭販売のみ10:00〜18:30
    新宿東口紀伊國屋書店新宿本店 5F

●料金:

  • 全席指定・前売り券¥4,200(税込)/当日券¥4,500(税込)/学生券¥3,000(税込・扉座でのみ販売)

●詳細は劇団扉座のHPへ。