SFWJ 50th anniversary 「日本SF作家クラブと手塚治虫」
<会 期> 2013年3月1日(金)〜2013年6月24日(月)
<休館日> 毎週水曜日(ただし、3月20・27日、4月3日、5月1日は開館)
かつて空想科学と呼ばれたSFは、私たちに未来の姿を見せてくれるエンターテインメント、SFは未来が見えるのぞき穴です。
手塚治虫は少年時代にSF小説やSF映画から大きな影響を受け、デビュー当時からSF作品を好んで描いてきました。さまざまなジャンルにわたる手塚作品の中でもSFは大きな柱となっています。
その手塚治虫がマンガ家としては最初の会員となった「日本SF作家クラブ」が2013年3月に創立50周年を迎えます。手塚治虫は忙しい仕事の合間を縫ってクラブのイベントに参加し、虫プロダクション製作のアニメラマ「千夜一夜物語」(1969年)ではクラブのメンバーがモブシーン(群衆シーン)の声でエキストラ出演したこともありました。
本展では、手塚治虫と日本SF作家クラブのつながり、「ロストワールド」「メトロポリス」「来るべき世界」のSF三部作や、SF作家たちにも影響を与えた「ライオンブックス」シリーズなど手塚SFの名作の秘密、そして、手塚治虫も参加してSFの世界を現実のものとして現出させた1970年の大阪万博(EXPO'70)という3つのテーマで、SFと手塚治虫マンガの魅力に迫ります。
※その他の詳細は後日発表します。