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虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

TシャツアパレルブランドLAUNDRYより、『TezukaWorks×PansonWorks』コラボシリーズが好評発売中です。
『TezukaWorks×PansonWorks』は、LAUNDRY のメインデザイナーでもあるPansonWorksが手掛けるシリーズで、アトムをはじめ、レオ、ユニコなどおなじみの手塚キャラクターがひたすらキュートにアレンジされ、アイコンとしてデザインされています。
今回はコラボを記念し、色々お話を伺ってみました。


 商品情報


LAUNDRY公式サイト: http://www.laundry038.com/


 プロフィール


PansonWorks (パンソンワークス)
デザイナー、イラストレーター。
エディトリアル全般、CDジャケット、イラスト、ロゴ、映像制作など、グラフィックデザインを主体に幅広いデザイン活動を展開。企業やブランドのキャラクター、既存のキャラクターのアレンジも数多く手がける。オリジナルキャラクターに「ロビンくんと100人のお友達」、「ビューティフルアニマルズ」、「ゾンビシーズン」、「SAY! PEOPLE」など。
www.pansonworks.com

                                  

インタビュー : カニミソ
虫ん坊スタッフ。



●コラボのきっかけ

通常のコラボネームですと、
『手塚治虫×PansonWorks』か『TEZUKA OSAMU×PansonWorks』となりそうなところですが、『TezukaWorks×PansonWorks』というネーミングにしたのには何か意図があったのでしょうか。


ここでの"Works"とは作品を意味しまして、手塚治虫先生の"作品"をアレンジさせていただくということを強調したかったためです。


手塚キャラクターとのコラボレーションのきっかけを教えて下さい。


実は2011年頃から手塚プロダクションさまとは交流がありまして、その頃からずっと今回のようなコラボ企画は話題に上がっていました。その後なかなかタイミングが合わず実現できていなかったのですが、今回TシャツブランドLAUNDRYでの商品化という良いキッカケがありましてついに実現したという訳です。


虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

アトムコラボTシャツ。カラーはホワイト/チャコールの2色展開。 通常サイズの他にKIDSサイズもある。


虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

『ジャングル大帝』のレオとのコラボTシャツ。 杢グレー/サックスの2色展開。バックプリントのあしあともポイント。


虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

今年連載から40周年を迎えた『ユニコ』とのコラボTシャツ。 ホワイト/イエローの2色展開。
バックの寝ているユニコもかわいい。




●デザインについて

ご自身が今まで手掛けた中できっかけとなった作品や転機となったエピソードなど、
"PansonWorksとキャラクターデザイン"についてお聞かせ下さい。


PansonWorksとして独立して活動する以前から、キャラクターデザインには興味はありまして、いつも落書きはしてました。本格的にキャラクターデザインを意識して、実際に仕事としてデザインするようになったキッカケはTシャツブランドLAUNDRYでデザインを担当するようになったことです。今もそうですが、LAUNDRYではかなり自由にデザイン提案させてもらっていまして、だったら以前から興味あるキャラクターを使ったデザインも作ってみよう……と、自然とそうなりました。


今回の作品以外で、デザインしてみたい! と思う手塚キャラクターはいますか?


お茶の水博士ですね。今回自分の中では候補には上がっていたのですが、ラインナップのバランス的に外しまして。


デザイン以外にどのようなジャンルや作品に興味がありますか?


ひたすらデザインに興味があります。ただのデザインヲタクなもので……。


『TezukaWorks×PansonWorks』でデザインされた各キャラクターについてですが、数多くある作品の中からどのように選ばれ、また、どのような方法でデザインが構築されていったのか、制作過程に凄く興味があります。


LAUNDRYでの商品化前提ということもあり、Tシャツはキッズサイズもありますので、幅広い世代に知られているキャラクターを意識して選んだというところはあります。アレンジする際には常に、元々のオリジナルキャラをいかに少ない情報で記号的に表現できるかを意識しています。ちなみにここで言う情報とは線のことです。また、デザイン作業自体は、エディトリアルデザインなどと意識は変わりません。写真や文章などのレイアウト作業と同様の感覚で、頭身バランス、目や鼻の位置などを調整します。


虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー

ラフのままの貴重なキャライラスト。ラフのキャラ絵はどれも高さ2〜3cmで、いつもA5の紙にシャーペンでごちゃごちゃっと落書きみたいに描くのだとか。
おや?右上のキャラクターはもしや……。



●さいごに

キャラクターのお仕事以外にもグラフィックデザインを主体に、プロダクトデザインやロゴ、映像制作など幅広い活動を行っているわけですが、今後、PansonWorksとして展開して行きたいと思うデザインややってみたいと思うことはありますか?


プロダクトデザインはやっていますがまだまだ趣味の域は超えていないので、サンプルなども大分揃ってきたこともあり、そろそろ趣味から仕事に切り替えようかなと。好きなことを仕事にしているので、趣味と仕事の境目は自分でも良く分かりませんが……。


今回のコラボ企画の感想と虫ん坊読者に向けてひとことお願いします!


コラボがついに実現したことが純粋に嬉しいです! 現在は8体ですが、8体でこのコラボ企画が終了とは思っていませんので、みなさんにも長く楽しんでいただけるシリーズになればと思っています。お茶の水博士もきっと!!


これからの展開も楽しみにしています! ありがとうございました!



虫ん坊 2016年6月号 特集2:『TezukaWorks×PansonWorks』コラボ記念! PansonWorksインタビュー



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