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ストーリー

ふとしたきっかけで時間を止める力を持ってしまった少年の、奇妙な体験の数々を描いたSFサスペンスです。
町内のワンパク小僧グループ、アンパカ組に属するサブタンこと大西三郎は、ごく普通の少年でした。
サブタンは、アンパカ組の代表にされそうになり、それを断ると、罰として工事中の暗い地下道をひとりで通り抜けることになってしまいます。
そこは以前から不思議な現象が起こる場所でした。
そしてサブタンは、壁のタイルのはがれた場所から中に吸いこまれ、四次元の世界へと迷いこんでしまいます。
するとそこには、不思議な大広間があって人形のような四次元生物がいました。
サブタンは、その四次元生物から時間を止める超能力をもらい、この世界へ帰ってきます。
サブタンは「時間よとまれ!」と叫ぶと、自分以外のいっさいの物がピタリと止まり、銃弾からも列車事故からも逃げる事ができるようになったのです。
けれどもサブタンは、この力のおかげで、次々と、不思議な事件に巻きこまれていくことになるのでした。

解説

1961/05-1962/12 「少年クラブ」(講談社) 連載

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  • ふしぎな少年 (1)
  • ふしぎな少年 (2)

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