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ストーリー・解説

1969/02/01 『文藝春秋 漫画読本 陽春特別号』(文藝春秋) 掲載

いかだで大海原を流される男が一人、10日ぶりに島を発見し、上陸します。すぐに人のよさそうな島の住人が現れ、泊るあてがないならうちへどうぞ、と親切に招き入れてくれます。住人が案内した先はなんの変哲もないマンション。ところが住人は男の目の前で急に妻と殺し合いを初め…。

 この奇妙な島はどこなのか、一見ごく普通の人間に見える住人達は何者なのか? 徐々に深まる謎を追っていくと、きっとラストシーンで衝撃を受ける事でしょう。

掲載誌の『文藝春秋 漫画読本』は、1954年12月に創刊された『文藝春秋』の臨時増刊号でしたが、1958年3月に月刊化しました。「異邦人」が掲載された号では「三大長編漫画」として、「くたばれアダムの肋骨」(鈴木義司)「オフィス戦線異状あり」(クロイワカズ)とともに掲載されました。


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