2016年10月7日に開催された『馬場の音フェス①狂おしいほど愛したい』出演者の皆さんに“ユニコについて”“愛について”お伺いしました!
愛を歌う、愛を描くアーティストたちが感じ取ったユニコの世界、とくとご覧ください。
(イベントの公式サイトはこちら http://machioto.com/baba/)
【Q1】ユニコ原作コミックを読んだ感想をお聞かせください。
【Q2】この作品のお薦めポイントを教えてください。
【Q3】今回のテーマはUNICO presents “くるおしいほど愛したい”、ずばりあなたにとって“愛”とはなんですか?
【Q4】最後に今回のライブの感想を教えてください!
さめざめ さんからのコメント
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●さめざめ 公式サイト http://samezame-official.com/
Q1.ユニコの感想
A.「そこには愛らしいキャラクターのイメージとは全く違う物語りが広がっていました。
ユニコが幾つもの時をわたり、さまざまな人たちに出会い愛を与えられることでユニコが愛の魔法を発揮する姿は、愛くるしくもどこかで胸が痛くなるように気持ちになりました。」
Q2.ユニコのお薦めポイント
A.「ユニコと出会った人間たちが最初は純粋にユニコを愛し優しくすることで、ユニコに愛され、たくさんの魔法をかけてもらう。
ただ次第に普段見せることのない人間の卑しい気持ちや欲が露になっていくのを強く感じました。
人間が魔法の恍惚を知ってしまうことは、とても危険な行為なんだと思いました。」
Q3.あなたにとって“愛”とは
A.「無償で与えるもの。見返りであったり、愛を与えていると自分で思っている以上は愛の真似をしているだけだと思います。
美しい愛も、人の裏切りや憎しみがまざると醜い姿になります。
愛は豹変すると恐ろしい感情です。」
Q4.ライブを終えて
A.「ユニコの物語りとさめざめが作る楽曲はどこか相通じるものがあると思いました。
なのでイベントをすることができて非常にユニコ愛が強くなった夜でした。
このイベントでまたユニコのことを色んな人に知ってもらえた気がします。
転換中のユニコの物語り映像は、転換中を忘れてしまうくらい最初から最後まで楽しく観させていただきました。
ユニコ特大パネルにも大興奮してしまいました。」
あいみょん さんからのコメント
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●あいみょん 公式サイト http://www.aimyong.net/
Q1.ユニコの感想
A.「私自身手塚治虫が大好きなので、ユニコという存在を知りながらも原作のコミックを読むのは初めてでした。
もちろんユニコがどんな物語なのかは少し把握していたんですが、今回読ませていただいて、ユニコの「人から愛されるとその人を幸せにする力」は魔法じゃなくて必然的なものなのかな。と思いました。
私たちもきっとそうだな、と。それと同時に、この作品を私がまた幾つか年齢を重ねた時に読むと感じ方が違うかな。と。」
Q2.ユニコのお薦めポイント
A.「私が今回読ませて頂いたユニコで1番ドキドキしたのは、フルカラーということです(もちろんフルカラーじゃないものも出版されていると思います)何を言ってるんだ、と思われそうですが。
たまに漫画を買うと巻頭カラーってあるんですけど、何故かあれ嬉しいんですよね。
何故か。
それが400pフルカラーなので本当にワクワクしました。普通の白黒よりも隅から隅まで目を通したくなります。
ユニコや他のキャラクターの表情の変化や細かい色使いにグッと目を惹かれ、その表情とセリフがマッチする。
より一層作品が面白くなると思います。」
Q3.あなたにとって“愛”とは
A.「正解がないこと。」
Q4.ライブを終えて
A.「こういった漫画のキャラクターとのコラボのライブイベントは初めてでしたし、馬場の音フェス第1回目という事で本当に呼んで頂いて嬉しかったです。
私もついついMCで手塚治虫について話し込んでしまうほど、熱いライブになりました。
ユニコのグッズも販売したりしていて、普段のライブとは一味違う楽しさがありました。
本当にありがとうございました!」
福井 伸実 さんからのコメント
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●福井伸実 公式サイト http://fukuinobumi.jp/
Q1.ユニコの感想
A.「ユニコに力を与える登場人物はみな欲に素直で、同時に一方的であまりに子どもです。
ユニコ自身もまた、優しさを受けることで自己犠牲的に相手に与え続けてしまうという、健気すぎるが故、かなり一方的な体質であり、だんだん相手が強欲になるとだめになってしまいます。読んでいくと、それが人の心の本質だと思い知らされます。
欲しくて欲しくて、太り続けて倒れてしまう。
与えて与えて、いつのまにか干からびてしまう。愛、欲、そういったコントロールできないものによって人と人は結びついたり、壊れたりして廻っているのでしょう。」
Q2.ユニコのお薦めポイント
A.「表紙の時点で伝わってくる、ユニコのありあまるほどの可愛さがまず絶対的なおすすめポイントです。
一挙一動があまりに愛らしく、過剰に感情移入してしまい、ユニコを傷つける登場人物に対して「ユニコはこんなに頑張っているのだから傷つけないでやってくれ!」と嫌悪感を抱いてしまうほど‥。
しかし読み進めていくと、ユニコの可愛さと、物語が描く人の本質との絶妙なバランスに転がされ、いつのまにか自分と向き合いかなりヘヴィな心理状態になっています。
読み終わり本を閉じた時には、物語が持つしっかりとした重みを受け止めていることに気づきます。
その読後感もまたお薦めポイントです。」
Q3.あなたにとって“愛”とは
A.「すべての源。
愛があるから心が動く。」
Q4.ライブを終えて
A.「カラーの違う豪華なアーティスト各々が素晴らしいステージングを披露し、ユニコの可愛すぎるグッズ物販もあり、限定ドリンクもあり、あまりに濃密なフェスのような時間でした!
必ずまた開催して頂いて、多くの人に楽しんでほしいです!」