物語はありません。これは夜の山間を走る汽車、とそれを追いかける子供たちの姿を描いた一枚の絵だけの作品です。
遠くを走る汽車の汽笛が響いてくるとき、ジッとそれに耳を傾けながら、自分もいつしか汽車と共に山を越え谷を超え、町を超えて遠い旅に出ているような気持ちになってくる。そんな心象風景を描いた、一編の詩のような味わいの作品です。
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手塚治虫作品