お酒作りの家で下働きをしているさだきちは、とってもなまけ者。いつも大きなかめの中に隠れて仕事をサボっていました。ところがある日、かめの中で居眠りしているうちに人さらいにさらわれ、怖い怖い山姥に売られてしまいました。「働け、働け!」山姥は恐ろしい形相でさだきちを責め立てます。さぁ、どうするさだきち!
さながら落語の小噺を聞いているかのような、テンポのいい物語展開がたのしい、そんな作品です。普段とはまったく違った手塚治虫の絵柄も興味深い一編と言えるでしょう。
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