ブラック・ジャック カルテVIII 緑の想い
その少年のからだは体内から植物の芽をふき、体中が徐々に植物化しはじめていた。弟の奇病に驚いた兄のアンドリューは、どんな病気でも奇跡の腕で治療する、と評判のBJに診察を依頼した。植物化して行く少年を診たBJは、人間に植物が寄生したのだと考える。しかしそのようなことが有り得るのか? 原因を究明するBJは、ひとりの老人と知り合った。老人は山の開発によって切り倒されようとしている巨大な老木を守るため、体を張って工事関係者と対立していた。BJは植物化する少年と切り倒されようとしている老木との間に「命の奇蹟」を見つめて行くことになる。--原作マンガの『木の芽』と『老人と木』の二本をイギリスに舞台を移して合体させた作品です。
(C)手塚プロダクション/秋田書店/バンダイビジュアル

1999/10/25

ブラック・ジャック

ピノコ
脚本:出崎統、金春智子 :桑原智