東京都杉並区の「杉並アニメーションミュージアム」にて、8月26日(火)より、「私が案内する…横山隆一・手塚治虫 二人展」がスタートしました!
 「私が案内する」の「私」とは、横山隆一と手塚治虫、両作家のアニメ作品にスタッフとして参加した経験を持つ、鈴木伸一館長のことです。
 これまでなかなか見ることのできなかった貴重なアニメ資料を、鈴木館長の制作秘話を交えた解説付きで楽しめます!

 開催期間:2008年8月26日(火)〜11月24日(月・祝)

会場では、蝶ネクタイをした鈴木館長のキャラクターパネルが訪問者を迎えてくれます。むかって右側半分が横山先生関連の展示で、左側が手塚治虫関連の展示となっています。

 

 横山先生が設立した「おとぎプロ」のアニメ資料を、「横山隆一記念まんが館」の協力により、特別展示!
日本最古の国産テレビアニメシリーズ「インスタント・ヒストリー(ヒストリー・カレンダー)」をはじめ、代表作「おんぶおばけ」「ふくすけ」ほか、これまでなかなか目にすることができなかった貴重なおとぎプロ関連のアニメ資料が所狭しと並んでいます。アニメファンはとにかく必見です!

 手塚治虫関連では、「ある街角の物語」「鉄腕アトム」のセル画や、手塚治虫直筆の絵コンテ、キャラクターデザイン画など、こちらも貴重な資料を展示中! めずらしいところでは、虫プロダクションの会社案内や社内報なども資料として展示されています。





 また、今回の目玉の一つである「鉄腕アトム第34話 ミドロが沼の巻」の動画展示は見逃せませんよ!この「ミドロが沼」は、鈴木館長をはじめ、藤子不二雄、石ノ森章太郎、つのだじろうなど、有名なマンガ家達が制作に関わったという伝説的なエピソードで、動画を入れているカット袋には、その動画を担当したマンガ家の名前がちゃんと記載されているのです。

このほか、会場ではスタンプラリーやアニメ作品の上映を行っています。
また、藤子不二雄A氏をゲストに招いてのトークイベント(9月27日)や、手塚プロのアニメーター・小林準治によるお絵かきワークショップ(10月25日)も開催予定!
どちらも事前申し込みが必要なので、詳細についてはミュージアムのHPをご覧下さい。


○杉並アニメーションミュージアム