大阪城ホール開館25周年記念のファミリーコンサートが、親子5000名を無料招待して開催されました。このコンサートの模様を、会場を訪れた「虫ん坊」のスタッフがさっそくレポートいたします!

2008年2月16日(土)、アトムファミリーコンサートが開催されました。
会場は5000人分の客席が用意された“大阪城ホール”!何て広いんだ…。


リハーサル中にステージ上手から客席を写してみました。 でも、ファインダーに収まりきらない…。 2階席まであったんですよ。

当日はとても寒く、午前中には雪が舞うような天気。しかも川沿いなので風が強くて、なおさら寒く感じるような日でした。
本当にみんな来てくれるのか心配でしたが、開場時間には多くの子ども達が!
アトムもみんなを正面入口でお出迎えをしました。

開演までの会場内は、何となく緊張気味…?
みんな初めての“クラッシックコンサート”だからかな?
司会の石塚さんの「こんにちわ!」の呼びかけにも、答えていいのか静かにした方が良いのか…という妙な空気が、逆に微笑ましかったです。
徐々に耳慣れた曲などが聞こえてくると、元気も出てきて後半のクイズ大会には、大きな声が飛んでいました。


正面玄関にてアトムがお出迎え。右にいるのがわかるかな?

関西フィルの指揮者、藤岡さんは“指揮者らしからぬ”(と言っては失礼ですが…)風貌で、とても新鮮でした。
しかし、そこはやはり指揮者。タクトの微妙な動きで あの大勢のオーケストラを自由自在に操る姿はとてもカッコよかったです。
またゲストピアニスト、横山さんはやんわりした雰囲気を持ちつつも一度ピアノへ向かうと、顔つきだけでなく雰囲気も変わってしまう様子が大きなスクリーンで映し出されて、こちらも興味深く見ていました。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまい、コンサートは最後に鉄腕アトムの合唱で終演しました。
子ども達がステージに上がってきた時には何だかちょっとジーンと来てしまいました。


アストロボーイ組曲より

最後もアトムが見送って、みんな笑顔で帰っていきました。
来年も開催されないかなぁ…とみんなの後姿を見送りながら思った一日でした。

【当日の演奏曲】
・「子供達のための管弦楽入門」(吉松隆)
・「コンガラガリアン変奏曲」(編曲:吉松隆)
・「ラ・カンパネラ」(リスト)
・「ネココ変奏曲」(吉松隆)
・「ピアノ協奏曲1番より第一楽章」(チャイコフスキー)
・「惑星」より「ジュピター」(ホルスト)
・組曲「鉄腕アトム アストロボーイ」(全6曲)
・「アトムのテーマ」(編曲:吉松隆)
・「鉄腕アトムのテーマ」(高井達雄)