2007年12月8日(土)、科学技術館地下2階のサイエンスホールにて、「手塚治虫ファン大会2007」が開催されました!
当日は、400名近いファンが会場を埋め尽くし、その「手塚作品が好き!」という、あふれんばかりの情熱に、手塚プロスタッフも思わず感動!
それでは、さっそく当日のレポートをお送りします!


今年のファン大会も昨年同様お天気にめぐまれ、来場したファンは、開場前から長蛇の列を作りました。会場内ロビーには、手塚プロが取り組んでいる最新プロジェクトの紹介展示がズラリ。もちろん手塚先生の生原稿や、ファンが投稿した「お宝」の写真パネルなども展示されましたよ!

「らくがきコーナー」や「物販コーナー」も大人気。アトムも登場して盛り上げます!

■スペシャルトークショー「手塚アニメについて語る」

ファン大会は、手塚プロ・松谷社長の挨拶でスタートしました。
最初のプログラムは、石上三登志さん(映画評論家)、鈴木伸一さん(杉並アニメーションミュージアム館長)、小林準治さん(手塚プロアニメーター)のスペシャルトークショー。

司会の石上さんは研究本「定本 手塚治虫の世界」でおなじみの手塚フリーク。鈴木さんと小林さんが参加した手塚アニメについて、映像を交えながら裏話などをトークしました。そして最後に、小林さんが制作したプライベートアニメ「新宝島」を上映!手塚漫画がそのまま動いているような映像に、会場のファンは拍手!

■手塚治虫マガジンクラブへようこそ

次のプログラムは、インターネットの新サービス「手塚治虫マガジンクラブ」の紹介コーナー!
スクリーンには、シークレットゲストの時東ぁみさんをはじめ、さまざまな場所にいるゲストが「テレビ会議」機能を使っておしゃべりしている様子が上映されました。手塚先生の仕事部屋(埼玉の手塚プロスタジオ)にいる片山雅博さんや、海外にいる漫画評論家、フレデリック・ショットさんなど、離れた場所にいる人たちと、一つの画面でトークしたり、みんなでヒョウタンツギを描いたりする様子に会場は大笑い!


そして、プログラムの最後に、なんとハワイにいるはずの時東ぁみさん本人が、いきなり登場!実はハワイではなく、ステージ横の部屋からテレビ会議に参加していたのです。会場のファンには、嬉しいサプライズになりました。