今月もみなさんからいただいた投稿作品をご紹介します！　投稿いただいた作品には、元手塚治虫アシスタント・野村が、コメントをつけます。
皆さんも手塚キャラを描いてみたら、お気軽に投稿してくださいね！


投稿者：よし子　さん

クリスマスな感じの「三つ目がとおる」です。影をつけるのが難しいですね・・・。

　いただいたコメントには、「影をつけるのが難しい」とありますが、それほどにこだわりを持って描かれているということですね！　色の塗り方も、影のつけ方も個性的だと思います。
　影の色の選び方はとても大胆ですね。赤いサンタの服の影を茶色にしたり、靴の影の部分もずいぶん思い切ったオレンジにするなど、随所に個性が現れています。
　色使いのほかにも、影のつけ方自体がかなり個性的ですね。流線を使って、影を表現することで独特の味が出ています。つきや文字の部分も、このテイストが入っており、全体での統一感が取れています。

　背景の空の塗り方もいいですね。月を中心にした円のほかに、アクセントを入れるなどの工夫がされています。またビルなどの影に黒を使うことで、画面がしまっています。
　主線の入れ方も上手で、顔などの線を強調したいところにはいれ、手足などは色のみで表現するなどの工夫がなされています。袋に和登さんが閉じ込められている、という物語があるのは面白いですが、漫画よりもイラストレーション寄りのきれいな表現にはちょっと合わないかも知れません。

はじめまして。いつも楽しく拝見させてもらってます。
投稿しようかどうか迷ったのですが、思い切って出してみることにしました。
妹がいつも遊んでいるアイロンビーズをちょっと拝借・・・・pinokoを作ってみました。
アイロンビーズってpinokoを作るにはちょっと粒が大きくて・・・
細かい所までは表現が難しかったです。
どうですか？pinokoに見えますか？

　アイロンビーズ、というものははじめて知りました。面白いですね！　子どもから大人まで愛好者が多いホビーのようで、とても楽しそうです。

投稿者： なっきー　さん

　単純な形ではありますが、ピノコにちゃんと見えますね。つなげることができるようならば、ぜひ今度は体も作ってあげてください。
　どのように作るのか、具体的にはわかりませんが、パーツに分ければ大きな作品もできそうですね。ぜひ挑戦してみて、また送ってください。
　送られてきた写真を見ると、なにやら植物が写っていますね。ピノコのビーズの大きさがなんとなくここから分かります。

投稿者： ジュリ　さん

先日「大ロボット博」会場になっている国立科学博物館の前を通りかかったら、旧入口で次の日の夜のイベントのためにアシモが歩行練習を行っていました。真っ白な照明の中滑らかに歩き、きょろきょろしたり頷いたりするアシモ、彼を取り囲むスタッフと傍観者の様子にすっかり感動してしまいましたが、同時に「アトム今昔物語」のようにこの場にアトムが現れたら、さぞかし喜ぶだろうなぁとも思い、想像が止まらなくなってとうとうアトムと現代のロボットの対面を描いてしまいました。今のロボットを描くのは不慣れでどうも難しいです…。描きながら、アトムがいたから日本のロボットは愛らしくて平和な存在につくられているのだろうと思いました。

　色を丁寧に重ね塗りして描かれた立体感が凄いですね。人物部分のみならず、背景もとても丁寧に塗られており、脱帽です。前回は2人のキャラクターをアップで描いていただいたので、背景部分はあまり目立ちませんでしたが、この絵では背景にもかなり手間をかけていますね。

　人物部分では、アトムの表情がかなり良くかけています。顔部分はもちろん、ロボットの手を握る手の表情には、温かみを感じます。現代のロボットのデザインも、口のところの赤いラインなどがポイントになっており、良い感じです。この影や立体の描写にこだわる作風は、手塚先生の初期の丸っこいキャラクターを表現するのに最適だと思います！　ケン一くんやレオなど、キャラクターの集合絵なども、画風を生かせると思います。


　「虫ん坊」では、あなたの投稿を募集しています。イラスト投稿、文章投稿どちらもOK！　また、ロゴのみのイラストもOKですよ！　一工夫あるロゴを送ってください。
　投稿作品には、プレゼントなどの参考にさせていただきますので、年齢・性別・ご本名を必ずお書き添え下さい。また、掲載時に載せて良いお名前も書いておいてください。年齢は、公開してよろしいようでしたら「公開可」と書いておいて下さい。

採用させていただいた方には、プレゼントをお送りしております。ふるってご応募ください！

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