いよいよ今年も終わり、12月は師走と言って、何かと忙しい月ですが、お元気でしょうか。
この季節、顔を合わせると何かとインフルエンザや風邪の話題が挙がります。今年のは凄いらしいのでご自愛下さい。

さて、今月は野口史雄さんによる「新宝島」研究本「手塚治虫の『新宝島』その伝説と真実」について、取材しました。「新宝島」といえば、全集に収録されているものは実は手塚治虫が後年、記憶を頼りに書き起こしたもので、完全オリジナル版は長らく稀少本として扱われてきた幻の作品。興味のある方はぜひ手にとって、読んでみてください。
また、来春公演予定のわらび座ミュージカル『火の鳥』の制作発表会にもお邪魔しました。わらび座といえば、学校公演を見たことがある! という方も多いのでは? 私もその一人です。「火の鳥」は新宿文化センターを皮切りに、全国公演をする予定ですので、地方にお住まいの方もお楽しみにお待ち下さい。

 それではみなさま、Merry Christmas & Happy New Year!

12月号担当 伊藤 聡子