手塚作品の世界をよりダイナミックに――! 白黒のペン画を基本として残された手塚漫画約15万ページを、手塚プロダクションの監修でカラー化してゆく事業が現在、着々と進行中です。月に千ページのペースで、順次作品に着色していきますが、全ての原稿に色をつけるのにはなんと5ヵ年の歳月が必要とのこと。 着色を施された作品は現在、携帯電話サイト「まんがの虫DX」で読むことが出来ます。今月の虫ん坊では、カラー化の現場担当者、色の指定を担当する川添と、監修を担当する野村に取材、裏話を聞きました。 |
―カラー漫画では、川添さんが色指定、野村さんが監修というお仕事を受け持っていますが、他にはどのような仕事をしているのでしょうか。 |
―北京のスタジオでの色付け作業は、何人ぐらいの体制で行われているのでしょうか。
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―よくある修正点は?
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―北京のスタジオとコミュニケーションをしながら作業されているわけですが、中国の方々と、日本の私たちとの間での感覚の違いなどで面白いエピソードなどはありますか? また言葉の壁については、いかがでしょうか。 |
●アニメと違って難しいところはあるの? |
左:人物の色指定。アニメの色指定も参考にされます。 |
―いままでも北京のスタジオと一緒にお仕事をされることは普通にあったと思うのですが、アニメを作るときとフォーメーションや、作業自体が違っているところなどはあるのでしょうか。 |
―また、使っているカラーチャートは、野村さんが作られたそうで、手塚先生が色の指定に使っていたものを手本に作られているとうかがいました。
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―先生らしい色の塗り方、というと、どのような塗り方になるのでしょうか?
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―最後に、今後、色塗りが楽しみな作品や、これはカラーで見てみたい、という作品はありますか? |