■今月の「虫ん坊」では、アイドル歌手の時東ぁみさんを取材してきました!
 今回、メガネっ子アイドルとして人気の時東さんが、2007年4月よりスタート予定の「わたしの手塚治虫O(オンデマンド)マガジン」という、新しい出版サービスのプレ企画として、オリジナルの「手塚治虫Oマガジン」を編集してくれました!

【時東ぁみプロフィール】
1987年9月25日生。東京都出身。 高校3年生で応募した『ミスマガジン2005』で16,000人の中から『つんく♂賞』を受賞。以後、秋葉原を中心に歌手活動を開始。防災士免許を保持し、ボランティア活動にも積極的に参加している。

…「わたしの手塚治虫O(オンデマンド)マガジン」とは…

■手塚作品の読みきりエピソードから、自分の好きなものを選択して、180〜220Pの1冊の本に編集できるという新しいスタイルの出版サービス。表紙デザインも120種類から選ぶ事ができ、裏表紙にコメントを入れたり、奥付に編集した人の氏名を入れたりする事もできる。自分用にベスト版を編集する他に、「読んで欲しい作品」を編集して贈り物にしたりと、さまざまな楽しみ方ができる。予価1,300円(送料・税別)。




●時東ぁみ編集:手塚治虫Oマガジン●
『白縫』
『ころすけの橋』
『雨ふり小僧』
『モンモン山が泣いてるよ』
『ふしぎなメルモ』
 ミラクルキャンデーの巻/バレリーナの巻/白鳥の巻/
 やってきたおばさんの巻


――時東さんは1987年生まれということで、手塚作品とはリアルタイムな接点があまりない世代だと思いますが、最初の出会いについて教えて下さい。
時東:つんくさんのプロデュースでインディーズCDを何枚か出させていただいたんですけど、その中でメルモちゃんの主題歌をカバーしたのが初めての出会いですね。それまでメルモちゃんのことを知らなかったんですけど、つんくさんに教えてもらったんです。その後、テレビで『ふしぎなメルモ』のアニメを再放送で観て、とても可愛くて好きになりました。
――もともと漫画やアニメは好きな方なんですか?
時東:そうですね。ずっとスポーツをやっていたので、読むのはスポーツ漫画が多かったですけど。
――あらためて読んでみて、手塚漫画の印象はどうですか?
時東:メルモちゃんなんかは夢があって、憧れの世界です。あと、自然環境のことなんかが丁寧に描かれていますね。私はすごく環境問題に興味があるので、「わかるなあ」って共感できました。


――時東さんは実際に様々な活動をされていて、防災士免許もお持ちだそうですね。
時東:はい。つい最近なんですけど資格を取って。防災士免許というのは、自然災害が起きた時にボランティアのリーダーシップをとれる資格なんですけど、もともと中学時代からボランティアに興味があって、活動していたんです。あと、エコ活動もずーっとやってます。
――それで今回選んだ作品は自然をテーマにしたものが多いんですね。
時東:それに戦争についても興味があって、小さい頃から広島の原爆ドームや、沖縄のひめゆりの塔を見に行ったりしているんです。だから戦争は嫌いだし、そういうテーマのお話なんかも、皆が読んで考えてくれたらいいなあ、と思いますね。
――『雨ふり小僧』を選ばれていますが、これはファンの間でも人気のある短編作品なんですよ。
時東:『雨ふり小僧』は感動しましたね。うちの社長も感動したって言ってました(笑)。


――『ふしぎなメルモ』からは多くのエピソードを選んでいますね。
時東:『ふしぎなメルモ』は手塚先生を知った思い出の作品なので迷わず選びました。歌を歌ってる時にキャンディのことをつんくさんから聞いて「いいな〜」と思ってたんですけど、読んでみたら大人になったり子供になったりするだけじゃなくて、なりたい人になったりしているところが、羨ましくって。欲しいです(笑)。 ――「時東ぁみオリジナル O-magazine 」はどんな人に読んでもらいたいですか?
時東:自分と同年代の人はもちろんですが、大人の人に読んでもらいたいですね。メルモを読んで子供のころのことや夢を思い出してほしいし、自然のことや命のことも、若い人が発信するだけじゃなくて、大人の人達にももう一度考えてほしい。また、子供たちに対しては、環境問題を考える素材になったらいいなと思います。


――作品を選ぶ視点がはっきりしていますね。
時東:そうですね。そういう意 味では選ぶ時も全然悩まなかったですし、自分の好きなもの、興味のあるものを集められたと思います。
――逆に、プレゼントされるとしたら、どんな内容の作品を選んで集めた本だったら嬉しいですか?
時東:前向きになったり、頑張ろうという気持ち、明るくなれるような作品が読みたいですね。暗い世の中だから『仕事ガンバロウ』とか、『勉強ガンバロウ!』と思えるような作品が集まった本だったら嬉しいです。
――表紙のデザイン打合せも、とても楽しそうでしたね。
時東:メインの絵は1番好きなメルモちゃんを選びました。キャラクター決めはすんなりでしたが、でも沢山あるメルモちゃんのカットから1点選ぶのが大変で、みんな可愛くて相当悩みました。それと、ラインナップには無かったのですが、私がピンク好きなので、スタッフの方が特別にピンクバージョンを用意してくださり、感激しました。


――今後の夢や、目標などは?歌や舞台と大忙しですが、取組んでみたいジャンルなどはありますか?
時東:チャレンジしたいジャンルは全部!欲張りですね(笑)。まずは、歌を中心に活動して、そこから夢や環境問題などをテーマとしたメッセージを発信できたら嬉しいですね。自分が周りに影響を与えられる人間になりたい。
――舞台などもがんばっているようですが、機会があれば手塚原作の作品にも出て下さい。
時東:はい、是非出演させてください!演じてみたいです。


――では最後に手塚ファン、時東ファンのみなさんに一言お願いします。
時東:私が強く心を打たれた手塚作品を、みなさんにも読んでいただき、色々なものを感じ取ってほしいです。
――ありがとうございました。

時東ぁみさんの最新情報はこちら

時東ぁみライブ  ‘06冬 “I'm a lady 〜じれったい私の Xmas 〜 ”
公演日時:2006 年 12 月 3 日(日)
  ※OPEN 14:00/START 14:30 ※OPEN 18:30/START 19:00
会場:Shibuya O-WEST
チケット料:ALL STANDING  ¥4,000
 (入場整理番号付:ドリンク代¥ 500 別途:各回絵柄別ポストカード付)
問合せ:オデッセー(Tel:03-3560-3930 )
出演者:時東ぁみ/THE ポッシボー(ハロプロエッグ)
 ◆各公演終了後に出演者全員との握手会がございます。◆
チケット発売:
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