読者のみなさまからいただいたレポートを毎月掲載してゆく虫ん坊読者レポートのコーナー、今月はKYOTO手塚治虫ワールドと、手塚治虫記念館のレポートをご紹介いたします!
 ただいま開催中の企画展「手塚治虫デビュー60周年」展や、新しくオープンしたジャングルカフェについてもレポートしていただきました! 皆さんも気候の良いこの季節、一度訪れてみては?
 レポーターは凛水 さんです。


 私は京都駅にある「KYOTO手塚治虫ワールド」、兵庫県宝塚市にある「手塚治虫記念館」に行って参りました。まず、京都駅の改札を出て外に出てみるとアトム、レオの人形が乗った「KYOTO手塚治虫ワールド」の看板がお出迎えです。この場所は「映画ブラック・ジャック・二人の黒い医師」の中でも出てきました。また、駅構内には手塚キャラの描かれた「KYOTO手塚治虫ワールド」のポスターが至る所に貼られていて感激いたしました。私の中では手塚キャラに囲まれた駅というイメージでした。
 それらに誘導されつつ、「KYOTO手塚治虫ワールド」に到着いたしました。アトム、サファイア、レオ、ブラック・ジャックのお出迎えボード、総キャラボードを通り、フロアにはアトム、サファイア、レオ、ブラック・ジャックの等身大フィギュアが堂々と立っています!!漫画の世界から現実世界に飛び出してきたような気分になりました。


 その後、スタジオショップに行きました。キャラクターグッズが所狭しと並んでおり、ついつい買いすぎてしまいました。このショップでは京都でしか買えないという限定商品も売られていました。私は東北に住んでいて、めったに手塚グッズに出会えないので「東日本にも常設のショップがあったらなぁいいな〜。」とつくづく思います。ショップの隣にはアニメシアターと手塚漫画が置かれたミニライブラリーがありました。3月のシアターではブラック・ジャック×平安遷都×ジャングル大帝が上映されていました。どの話も10分程度で話がぎっしりと詰まっていて楽しむことができました。ミニライブラリーには手塚治虫全集が置かれ、なかなかお目にかかれない作品が多数ありました。


 次の目的地は京都から約1時間電車を乗りついで兵庫県宝塚市に行きました。

 駅を出て、しばらく歩くと宝塚大劇場があり、その周りは西洋風の建物が多く異国情緒漂う感じで、その通りを抜けると、虹色に天窓が輝く「手塚治虫記念館」に到着します。宝塚市は手塚治虫先生が5歳から24歳までの約20年間を過ごしたとのことで、一度行ってみたいと思っていた場所でした。

 今回、「手塚治虫記念館」では「手塚治虫デビュー60周年展」が開催されていました。1946年のデビューしたての頃の原画から1989年までの原画がズラリと約300展示されていました。印刷物ではわからない、原画のペンや筆の質感や鉛筆書きの跡が間近に見ることができます。それら原画の一枚一枚が芸術作品であると思うくらい繊細なタッチであり、私は2時間くらい見入ってしまいました。

 その他にも、手塚漫画やアニメが自由に見れるスペースがあったり、ちょっとしたカフェがあり、一服してきました。G1階には、アニメ制作体験が出来るコーナーもありました。そして、最後はミュージアムショップでお買い物をして、名残惜しく記念館を後にしました。


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