文&イラスト・服部弘キ&おみなへし


 今月号より、『虫ん坊』のリニューアル企画として、「読者レポート」がスタートします!!

 記念すべき第一回目は、手塚治虫ファンクラブ会員の服部弘キさん・おみなへしさんご夫婦に、話題の『手塚治虫COSMO ZONE THEATER』を、さっそく訪問&レポートしてもらいました。写真&イラストいっぱいの、楽しいレポートをお楽しみ下さい!

 おっと、最後には次回以降の読者レポーターの募集もあるので、見逃さないでね!


 『愛・地球博ささしまサテライト会場 De La Fantasia』内の『手塚治虫COSMO ZONE THEATER』へ行ってきました。名古屋駅より南へ徒歩10分で、会場へ到着。『手塚治虫COSMO ZONE THEATER』のチケットは入り口と少し離れた場所で売っていました。

←建物内は4つのゾーンに分かれています。
ウェルカムゾーン
シアターゾーン
テーマゾーン
プロモーションゾーンです。

 まずはウェルカムゾーン。ここはシアターのウェイティングスペースです。
 中央には土管に座って頬杖をついている少年時代の手塚先生の白いオブジェ。壁にはメッセージ入りのビニールの垂れ幕、ムービー、イラストの投影。甲蟲図譜の複製も展示されています。
 地面は芝生が生えているような感じで、裏山の空き地を表現しているそうです。観客は老若男女、ばらばらな年代で、手塚先生のファン層の広さを物語っているようです。係員が扉を開けて、シアターへ。


 シアターゾーンに一歩入ると、木の良い香りが。新しくて椅子が木製だからでしょうか。とてもリラックスできます。中央に楕円の球体で、穴が空いている投影機があります。これが世界最多の星を投影する「メガスターII」です。けっこう小さい感じです。上空の斜め前方に投影されるので、どこに座っていても見えますが、空いっぱいの星空を見るのが楽なので、入り口からメガスターIIを見て、右側に座るのがオススメです。


 上映は30分くらいで「ガラスの地球を救え」のメッセージをストーリー化した内容でした。いろいろな作品から場面がチョイスされ、まさに振るような星空の中に手塚キャラがクリアに浮かび上がる…素敵でした。




  シアターゾーンとテーマゾーンの間に、スタッフの紹介パネル、チョイスした手塚アニメの紹介、手塚先生の写真、プロフィールの展示がありました。最後の写真は新座スタジオの先生のお部屋でしょうか。

 テーマゾーンは原画、パネル、映像などが公開されていました。原画はペンタッチやホワイト、切り貼りなど、じっくり見られるので面白いです。手塚先生の息づかいが聞こえてくるようです。
 火の鳥未来編・鳳凰編、W3、ブッダ、ジャングル大帝、マグマ大使、ユニコ、リボンの騎士、三つ目がとおる、鉄腕アトム、ルードウィヒ・B、ブラック・ジャックの原画がありました。だいたいカラー1枚、モノクロ4〜5枚です。

 その中でも、ユニコの原画はオールカラーで、とてもきれいで見惚れてしまいました。

 出口近くに、地球の中に立体の楽しげな手塚キャラがいっばい、という大きなモニュメントがあり、細かい所まで良く出来ていたので感心しました。写真撮影禁止なのが残念でした。



↑手塚キャラのモニュメント。写真撮影は本来禁止されていますが、今回は取材と言うことで。

 プロモーションゾーンは、グッズの販売所ですが、アトムがデザインされた迷彩模様(緑、青、黄の三種類)にアトムのシルエットの入った『愛・地球博』のオリジナルグッズが中心で、ちょっと物足りない感じでした。あとでガイドブックを見ると「アニメのキャラグッズや書籍、ビデオ、DVDなどを販売」とありましたので、これから増えていくのかな、と思いました。

 ささしま会場内のラ・バーモささしまという建物の中に、手塚治虫ワールドスクエアがオープンしているので、ブラック・ジャックのグッズをしこたま購入して帰宅しました。天気も良く、なかなか充実した一日でした。


 読者レポーター募集!!

今月号では、名古屋ささしまにて開催中の「デ・ラ・ファンタジア」 のレポートをして頂きましたが、「虫ん坊」では今後読者のみなさんからのレポートを募集します!「手塚治虫記念館」、「デ・ラ・ファンタジア」など、手塚治虫関連の施設及びイベントに行かれた方は、写真付きで、会場・施設の印象、イメージ、感想などのレポートを以下のアドレスに送って下さい! 毎月読者レポーターとして、「虫ん坊」にて紹介します!

採用された方には、図書カード3,000円分と手塚キャラクターグッズを プレゼント!

たくさんのレポートお待ちしております!

 ★レポートには写真を必ず付けてください。
 ★写真データはデジカメにて撮影の場合、解像度72dpi以上、横1000ピクセル以上の大きな写真を添付してください。普通の写真の場合は、別途郵送いただくか、72dpi以上、tif形式でのスキャンデータをお送り下さい。
 ★データをメールに添付される場合は5Mb以上のデータサイズですと送付が困難となります。回数を分けてお送りいただくか、圧縮ソフトなどでフォルダごと圧縮をかけるなどしてご送付下さい。

第1回募集期間: 2005年4月1日(金)〜24日(日)
レポート掲載: 虫ん坊2005年5月号
(5月号に掲載されなかった方にも6月号以降、掲載されるチャンスがあります)

★この募集は終了いたしました! ありがとうございました★