今年も残すところあと1ヶ月。悲喜こもごも、さまざまなニュースが世間をにぎわせた中、手塚作品がらみのニュースもいろいろありました。

　そこで今月の虫ん坊では、『2004年総まとめ・手塚治虫10大ニュース！』と題しまして、今年あった手塚治虫に関するニュースを10個、集めてみました。皆さんの特に心に残ったニュースは何でしたか？　今年1年を振り返りながら、読んでみてください。

  • テレビアニメ『ブラック・ジャック』放送開始（2004/10/11）
  • 宝塚市手塚治虫記念館　創立10周年・入場者250万人達成（2004/08/23）
  • ＮＨＫ『火の鳥』放送開始（2004/04/04）
  • 夏季限定手塚グッズショップ「ＴＯＫＹＯ　ＡＴＯＭ」盛況（2004/08/08-08/26）
  • 高田馬場初・期間限定ショップ「十万馬力」開店（2004/04/07）
  • 高田馬場の地域通貨にアトム採用（2004/04/07）
  • 携帯電話向け総合サービス「手塚治虫＋ez／ｉ」オープン（2004/09/16・21）
  • 『どろろ』・ＰＳ２版ゲーム発売（2004/09/09）
  • 『三つ目がとおる』連載開始30周年（2004/07/07）
  • アクアトト・ぎふ・マスコットキャラクターに手塚プロキャラクター採用（2004/07）



    • （C）手塚プロダクション・読売テレビ
    放送局：よみうりテレビ・日本テレビ系
    放送日時：毎週月曜日・よる7時〜

    テレビアニメ『ブラック・ジャック』放送開始
    　大人気作品・『ブラック・ジャック』がついにテレビ連続アニメ化されました。初のＢ・Ｊ"お茶の間"登場、ということで、初回からなかなかの高視聴率をキープ。不動の人気を示しました。来年もＢ・Ｊの大活躍を期待できそう。

    関連ニュース：
    ブラック・ジャック公式サイト『BLACK JACK.JP』オープン
    秋田書店各誌にて、『ブラック・ジャック』トリビュート企画進行中！

    見出しへ戻る


    宝塚市手塚治虫記念館　創立10周年
    入場者250万人達成
    　1994年にオープンした手塚治虫記念館が、今年で10周年を迎えました。8月23日には、入館者250万人も達成しました。

    関連ニュース：
    企画展開催中『ブラック・ジャックの大事展』

    見出しへ戻る


    ＮＨＫ『火の鳥』放送開始
    　宇宙や時間を越えた壮大なストーリーで人気の高い『火の鳥』も連続テレビアニメ化されました。放送局はＮＨＫ。ＢＳハイビジョンでの放送も行なわれ、地上波よりも美しい画質での放送も楽しめました。
    　全5編・13話の中で、「異形編」・「太陽編」は初アニメ化。

    見出しへ戻る


    夏季限定手塚グッズショップ「ＴＯＫＹＯ　ＡＴＯＭ」盛況
    　東京駅構内に開かれた夏限定の手塚ショップ「ＴＯＫＹＯ ＡＴＯＭ」が盛り上がりました。アトムも店長として来店し、愛嬌をふりまきました。夜の11時まで開いている、という便利さも手伝って、大変な大盛況となりました。
    　タオルやＴシャツなどのオリジナルの商品も登場しました。

    見出しへ戻る


    高田馬場初・期間限定ショップ「十万馬力」開店
    　もうひとつ、アトム関連のショップ情報。アトム誕生の地・高田馬場に初の手塚治虫グッズショップ「十万馬力」が、アトムの誕生日に合わせて開店しました。

    見出しへ戻る


    高田馬場の地域通貨にアトム採用
    　さらにアトム関連のニュース。新宿区高田馬場・西早稲田商店街の加盟店などで使える、地域通貨「アトム通貨」が発足しました。期間限定の試みとあって、現在は使われていませんが、生誕1周年のアトムの登場でかなり話題になりました。

    見出しへ戻る


    携帯電話向け総合サービス「手塚治虫＋ez／ｉ」
    オープン
    　いまや日常に切っても切り離せない、携帯電話。その携帯電話向けのコンテンツを配信するサイト「手塚治虫＋ez」「手塚治虫＋ｉ」が登場しました。
    　手塚漫画が携帯で読めるサービスなども開始。携帯さえあればいつでもどこでも、山に登っていても、ビーチで日光浴中でも、手塚漫画が読める時代に。

    見出しへ戻る


    『どろろ』・ＰＳ２版ゲーム発売
    　手塚時代劇の中でもとくに根強い人気の『どろろ』が、プレイステーション２用のゲームとなって、今年の9月に発売されました。今年は『どろろ』が盛り上がりを見せ、他にもゲーム界のみならず、新浄瑠璃での舞台化もされました。

    見出しへ戻る


    『三つ目がとおる』連載開始30周年
    　雑誌「少年マガジン」で連載された『三つ目がとおる』が、今年連載開始30周年を迎えました。
    　他にもアニバーサリーを迎えた漫画を探して見たところ、「漫画少年」版『火の鳥』黎明編は1954年連載開始で50周年、「小学一年生」連載の『ボンゴ』が1964年連載開始で40周年など、など。とはいえ、何しろ作品数が作品数ですから、毎年何らかの作品がアニバーサリーとなってしまうことに…。

    見出しへ戻る


    アクアトト・ぎふ・マスコットキャラクターに
    手塚プロキャラクター採用
    　手塚先生は実は、数多くのイメージキャラクターの開発も手掛けていました。1989年・横浜博覧会の「ブルア」や1979年・鈴鹿サーキットの「コチラちゃん」などがその一例。手塚プロダクションでは、現在でもイメージキャラクターの開発を行なっています。そのひとつが岐阜県淡水水族館（アクアトト・ぎふ）のキャラクターたち。パパメコンをはじめ、水辺の動物たちをモデルにしたキャラクターが現在、活躍しています。岐阜県に行くことがあったら、ぜひ会いに来てね！

    見出しへ戻る