最近、学習の一環として「職場体験」を取り入れている学校が増えているようです。そのため、高田馬場の手塚プロダクション本社にも、時々地方から見学のグループがやってきます。そのほとんどは修学旅行に合わせての訪問で、特に5月〜6月は1年の中でも一番数が多い時期。そこで今回は、社内見学の終了後に、2つのグループの皆さんにお願いして、感想を一言ずつもらってみました!
←会社エントランスでは、展示してあるたくさんの キャラクターグッズを見学できます。
↑元アシスタントの野村さんに、原稿のコピーを見せてもらいながら、手塚治虫のマンガ制作法や当時の思い出などを話してもらいました。また、アトムのイラストを描く時に気をつけている点なども教えてもらいました。
↑デザイナーのPCを使った仕事風景なども質疑応答をまじえながら見学。
↑ライブラリー(書庫)では珍しい海外出版の単行本などを見学しました。
馬場さん…
お話を聞いて、作品にかける情熱がすごいなあ、と思って尊敬しました。 もっと手塚治虫先生について知りたいです。
坂口さん…
ここに来て、手塚治虫先生の事が深〜くわかりました。 これからは作品をしっかり読もうと思います。
薮内さん…
手塚治虫先生の事はあまりよく知らなかったんですけど、 今日ここに来てみて、すごく情熱的で、何事にもしっかり取り組む人だったんだなあ、と思いました。
片山さん…
読者からクレームが来ても、『ブラック・ジャック』を描き続けていたと聞いて、今私たちが「いいマンガだなあ」と読めるのはそのおかげなんだ、と思いました。 本当に良かったです。
春日さん…
私も絵を描くのが好きなんですが、なかなか思うように描けないので、手塚先生が書くのがすごく速かったと聞いて、本当に天才なんだな、とすごく実感できました。