火の鳥を描いてみよう!
 今月はテレビアニメスタートを記念して、「火の鳥を描いてみよう」です。たくさんのご応募、ありがとうございました! 今月も作画担当・野村より、ワンポイントアドバイスがあります。



HN:わたあめ さん
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お題が火の鳥ということで、大好きなチロルちゃんたちを描いてみました。
少女クラブ版の火の鳥は他のシリーズとは随分雰囲気が違いますが、話も絵柄もかわいらしくて好きです。


キャラクターの配置のバランスが良いです。火の鳥の足など、描いてしまうとごちゃごちゃするものは、上手にキャラクターで隠していて、すっきり見せています。足って案外描くのが難しいんですよね。
 うさぎのポポの視線が、もっと奥を向いて、火の鳥親子を見ている感じにするとよかったです。ポポだけ視線が浮いてしまっているので…。また、原作の色にこだわらず、火の鳥の尾羽の色をもっとカラフルにしても良かったのではないでしょうか。


HN:ノース2号 さん
コメント:
火の鳥を描いてみました。火の鳥=神様的なイメージが強いので、雲の上を飛んでいるところを描きました。線も黒だけでなく、部分によって様々な色を使うことによって、普通の鳥には見えないように工夫をしたつもりです。神秘的に見えればよいのですが・・・・・?


直線を主にしたラインが個性的です。構図のバランスも良く、羽の色使いも独創的ですね。ただ、「火の鳥」の文字が火の鳥に掛かってしまっているので、文字を下の雲の方に持ってくると良かったです。
 それから、ピンクと黒のしましまの部分が、全体の構図を締めていますが、火の鳥の尾羽にしては、なびき方が違うし、足にしてはもう一本の足と感じが違いすぎます。…これは何でしょう?


HN:べんちゃんお手! さん
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ハンドルネームの"べんちゃん"は、私のペットの犬です。もう、15〜16年くらい一緒に生活しています。あまり目も見えず、耳も遠くなったのですが、食欲もあり、とても元気です。その大好きな"べんちゃん"だけを最初、ハンドルにしようと思ったのですが、少々"お手!"をつけ加え、犬らしさを表現してみました。
 手塚治虫作品はどれにも"怖さ"が秘められているように思います。特に『火の鳥』は、それが深いように思われます。しかし、その怖さは『"もう二度と見たくない"怖さ』ではなく『"考えさせられる"怖さ』な気がします。つまり"警告"なように思われるのです。
 この絵は、そんな、警告者である"火の鳥"と、鼻が腫れるという罪を背負って生きていかねばならない、この火の鳥にほとんど登場する"猿田"を描いてみました。この猿田は、私には完璧な神とは違った、未熟な不完全な"人間"そのものに見えてなりません。


工夫された構図で、気合が感じられます。面白い視点ですね。前回の「リボンの騎士」の絵もそうでしたが、べんちゃんお手! さんはアイディアが良いですね。火の鳥は目のアップになっていますが、嘴とトサカが描き込まれていることでアップでも火の鳥と分かります。トサカの赤が入る事で画面が締まっています。
 デザイン的な構図なので、火の鳥の絵はフリーハンドよりも、円定規などを使ってもっと機械的な感じにしても良かったですね。






 フランツの髪 〜『ルードウィヒ・B』より HN:ドジッコキャット

こんにちは。わたくしドジッコキャットも、他の投稿された方と同じく、矛盾をみつけました。
フランツのハプスグルグ騎士団入隊試験前の場面、潮ライブラリー刊『ルードウィヒ・B』246ページ二コマ目で、フランツがかつらを着けています。
ここだけ見れば変ではないのですが、前後のコマを見るとかつらをかぶっていません。
なのに、このコマでだけかつらを着けているんです。
さらに前に戻って見てみると、レオポルド二世への挨拶の時はもちろん着けているのですが、その後245ページでいつの間にかかつらがとれているんです。
フランツは一体いつかつらを着けたり外したりしていたのでしょう?



 こちらはあれこれ説明するより、見れば一目瞭然な「謎」。まずは下のコマをご確認ください。

(C)Tezuka Productions
↑『ルードウィヒ・B』潮ライブラリー版、全集版ともにP245、7コマ目。確かにかつらをかぶっていません。


 オーストリア皇帝・レオポルド2世に挨拶に来たフランツ。陛下に接見するわけですから、当然正装です。当時の風習どおり、かつらもちゃんとつけています。
 このコマの直前でグロッスのファースト・ネームが「ルードウィヒ」ということを知り、呆然となっていたフランツですが、次のコマでは訓練所に来たためか、既にかつらを取っています。
 ところが次のページ、2コマ目では再びかつらをかぶったカットが。たしかにこのコマの前後ではかつらをかぶっていません。

(C)Tezuka Productions
↑同P246、2コマ目〜。「よろしく」のコマのみかつらをかぶっています。
 単行本化の前に、コマをいろいろ切り貼りしたりして編集する習慣があったという先生とはいえ、『ルードウィヒ・B』は最晩年の作品。単行本化の際に修正されることもなかったようです。
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