今月の「虫ん坊が行く」は、東京・品川区にある、株式会社第一興商さんのスタジオを突撃取材!ここでは、手塚るみ子さんと濱田高志さん(音楽ライター)がパーソナリティをつとめるラジオ番組『MUSIC ROBITA presents アトムキッズTUNE』を収録しているのです。


 『MUSIC ROBITA presents アトムキッズTUNE』は、「STAR digio」で放送中の、CSデジタル放送のラジオ番組です(毎月第2金曜日の22時〜23時。翌日曜10時〜11時に再放送)。

 番組では、「漫画家手塚治虫の作品」と「音楽」をキーワードに、手塚治虫を敬愛するミュージシャン達をゲストに招いて、彼らと手塚作品との関わりや、その影響下に生まれた作品などを紹介しています。また、ゲストコーナーの他に、最新の手塚情報をお知らせするコーナーもあります。





 番組4組目となるゲストは、ヒップホップグループの「SOUL SCREAM(ソウルスクリーム)」。
 メンバーの4人(ハヴ・アイ・スクリーム、イジジマン、DJセロリ、アレルギー)は、もちろん手塚ファンで、1999年4月に発表したセカンドアルバム『The positive gravity〜案とヒント』に収録された曲『七つの敵』は、『ブッダ』からインスパイアされたもの。そして、この曲がきっかけとなり、るみ子さんとの交流が始まったそうです。






 この日は、4人のメンバーに加え、レーベルの代表取締役で自身も大の手塚ファンという市村康朗さんも参加し、総勢7人で収録。マイクもいつもの倍の数が用意され、これまでにない賑やかな収録となりました。

 番組では『七つの敵』に加え、対になっている曲『七つの味方』や、ハヴ・アイ・スクリームさんのソロアルバム『The circle』から『火の鳥』という言葉がもりこまれた曲『CIRCLE』もオンエア。もちろん手塚作品についての熱いトークでも盛り上がり、『火の鳥・大地編』や『鉄の旋律』などマニアックな話題が続出!

 手塚作品に対して、"インスピレーションを与えてくれる作品"として真剣に向き合っている、という印象を受けました。


※『MUSIC ROBITA presents アトムキッズTUNE』を聴きたい方は、スカイパーフェクTV!への申込みが必要です。詳しくは「STAR digio」のHPへ。

※るみ子さんのレーベル『MUSIC ROBITA』のHPはこちら