デビュー作品  「鉄腕アトム」 青騎士
  1965年10月

  本来の名前はブルー・ボン。「青騎士」とも呼ばれる。
 人間を憎み、ロボット法に背く。青い鎧をまとい、愛馬アイアンにまたがって、ロボットをこき使う人間達を次々と襲う。槍のような武器や剣を使う。彼専用の剣は、青騎士型のロボットしか持つことが出来ず、アトムなど、そうでないロボットが持とうとすると体がしびれてしまう。
 ロボットの反乱を恐れた人間達は、この剣を手がかりに、「青騎士型」ロボット狩りを行った。このロボット狩りがさらに青騎士の怒りをあおり、ついに彼はロボットだけの国、ロボタニアの建設を宣言する。
 現在放映中のアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」では、後半の重要キャラクターとなって登場する。原作では人間の身勝手に翻弄された悲劇のロボットとして描かれたが、新アニメではどのようなアレンジがほどこされるのだろうか? 要チェックキャラクターである。