おいしそうだけど覚悟も必要?

 手塚るみ子さんが案内役となって手塚先生の大好物をご紹介するこのコーナー、第2弾は「TOP'S」チョコレートケーキをご紹介いたします。今回伺ったのは「TOP'S」の第一号店、東京赤坂のトップス&グラナータTBS店。重厚な店構えのレストランです。欧風カレーとケーキのほか、イタリア料理も楽しめます。

チェックのクロスもTBS店の定番です

ここTBS店は第1号店。
欧風カレーもオススメ!






すりガラスにはいろんな野鳥が…?!
店の内装も見どころ。


 グルメ・ド・オサムシ 2 TOP'Sのチョコレートケーキ

父のお土産ランキングのなかで、わりと上位にあげられるのは、全国百貨店でもお馴染みの TOP'Sのチョコレートケーキだ。
ご存知のようにTOP'Sのチョコレートケーキは、特製のチョコクリームで表面を覆い尽くした、見るからに"キング・オブ・チョコレート"なケーキといえる。子供の頃はこれをワンカット食べきるのにも、けっこう覚悟が必要だったが、チョコレートが大の好物だった父は、大きくカットした自分のぶんはもちろん、よく残ったケーキまでも一人でパクパクと平らげていた。たぶん見た目&食 べ応えともに父の満足度を満たすケーキは、当時他になかったのかもしれない。本当にしょっちゅう買ってきては食べていたのだ。

そんなTOP'Sのケーキを何年ぶりかにTBS店で頂く。とにかくすごく甘かったように記憶して いたが、一口食べると「あれ?案外あっさりしている?!」とビックリ!聞けば98年頃からオーガニックシュガーに変えて甘みも円やかになったとか。見た目こそ変わらないが、これなら父のよう にパクパクと全部いけちゃうのでは?・・なんて思ったのも束の間、やはりワンカット食べ終える頃には、しっかりお腹いっぱいになってしまった。さすが"キング"侮るなかれ。

父がよく買っていたのは5〜6人前の小サイズだったが(「小」にしては大きい?!)、最近は核家 族用にミニサイズ(2〜3人前)があったり、またブラックチョコや生チーズケーキなどケーキの種類も増えていて、あらためて発見することが多かった。なかでも驚いたのは、このチョコレートケーキが私と同じ1964年生まれだったということ!どうりで幼なじみとひさびさに再会したって印象が強かったわけだ。お互いの見た目や中身が変わったり変わらなかったりして、それを話題にするのも、まさに同窓会のような感覚だった。
次回"キング"に会う時はいつだろう。今度はお腹を充分すかせて会いにいかないとナ。

ショーケースに並ぶは重厚なキング達?!




今回、撮影をお願いしたお店「トップス&グラナータ」TBS店さんの場所は、営団地下鉄千代田線赤坂駅1番出口より徒歩1分、出口すぐにあるTBS会館の地下1階です。

■住所:
東京都港区赤坂5−3−3 TBS会館B1
■営業時間:
11:00〜23:00
(ラスト・オーダー22:00)
※ショップ10:00〜23:00