8月を迎えると気分はすっかりイケイケ夏休みとなる。ビーチパーティに野外レイヴにロックフェス。花火大会に盆踊りに小旅行。避暑地のバーベQにビヤガーデンに土用の鰻…etc。まさにこの季節ならではのお楽しみが目白押しじゃないの!情報雑誌とか見る度に、もはや仕事そっちのけでスケジュール調整をしちゃいますね。おいおい、学生を卒業して何年経ってるんだ?と思ったりもするんだけど、根っからイベント好きな私としては、毎年この季節になると無性にハイテンションになってしまうのですわ。
 このイケイケ夏休み症候群(??)の要因は、そもそも子供の頃の夏休みが一年でイッチバン楽しみだった!って事に起因すると思う。ま、だいたいの子供ってのはそうなんだけど、特に私の場合この夏休みは、必ず父が家族旅行を計画してくれるっていうスペシャルシーズンに他ならなかったワケですよ。この時ばかりは忙しい父もかなり奮発して計画をたててくれたしね。そりゃもう毎年恒例なお楽しみ行事だったのよ。なかでも一番に「こりゃスゲーや!」と印象深かったのは、小学4年生の夏休みに福島旅行を計画した時のこと。父が福島までの貸し切りで大型観光バスをチャーターしたの。いまでもハッキリとその光景が目に浮かぶけど、旅行当日の朝に家の門前に30人乗りほどのでっかい観光バスがドーンと停車してて、そりゃもうビックリしましたワ!普通の住宅街に大型観光バスが停まってる状況自体ヘンだよ。虫プロ時代の社員旅行ならいざしらず、乗車人数はたったの10人だよ?父はナニ考えてんだ?でも子供心にはこれほど大感激・大感動の出来事はなかったネ!スゲースゲーと大はしゃぎでバスに乗り込んで、まさに修学旅行並みのバスツアーが敢行されましたよ。しかも座席はガラガラ。縦横無尽に動き回れるほど車内は広々!呆れるほど贅沢で奇抜な旅行体験、めったに出来るもんじゃないでしょ?そりゃもう夏ならではって気がしてワクワクしてましたよ、毎年。(ただ肝心の父は仕事で不参加がちだった。意味ね〜〜〜)
 あと、夏休みといえば花火大会ね。これまた子供時代には家族の恒例行事のヒトツでね。特に富士見台の家に住んでた頃には、ちょうど豊島園の花火大会が開催されるようになって、よく屋上から家族みんなで眺めたもんです。花火大会の日には父が二階から「花火が始まってるぞー」と声をかけてくるのも常だったし。ただガキンチョだった私としては、花火鑑賞よりも、めったに上らない屋上に出ることの方が嬉しくて、花火そっちのけで屋上を駆けずり回ってたような記憶が大きい。なんとかと猿は高いところが好きってヤツだ。屋上の出入口はめったに人が上がらないから、床がホコリだらけになってて、そこにシュルシュルとヘビの足跡があったり、たまに抜け殻を発見したりして、それがまたワクワクさせたしね。夏こそ花火&スリリングな体験すべき!そんなスリ込みがこの頃に出来てしまった気もするな。
 家族行事の他にも夏はとにかく大忙しだった。クラブ活動の夏季練習があったし、8月には恒例の箱根合宿があったし、友達と遊んだりBFとデートしたり、夜遊びや無断外泊、たまに親にナイショで旅行計画を立てたり、たまにバイトをしてみたり、たま〜に勉強やってみたり…。猛暑の勢いにのって日日テンション高く、アドレナリン出っ放しな状態が続けざま。そんな子供時代の経験や習性が、このトシになっても抜けずにいるんじゃないかって思う。そんな私を友人どもは「あんた、タフだねぇ。小学生のトモダチでも作れば?」と適当にあしらって下さいます。フツウハソコマデヒマジャナイ。確かに自分でもこのテンションを年々持て余しつつあるんだな〜ぁ。シゴトシロヨ! (了)

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