先月、私の大々大好きなロックバンド☆KISSのフェアウェルツアーが開催された。
もちろん私はドームアリーナ席で大暴れしたさ。「ロックンロールオールナイト」も歌ったさ。
メイクこそしなかったけどね。もうもう大興奮の宴だったさ。
そんなロックファン熱狂の東京ドーム公演の前日、
KISSベーシストのジーン・シモンズが
直筆の絵をアートグラフとして250枚限定で発売するとのことで、
その記者会見をドームホテルで開いた。
なにせジーンのフルメイク姿を目の前で拝めるということで、
まんまと招待状をせしめた私、ハリキッてカメラ持参で会場に行ったのですよ。
ところがドタンバになってジーンはノーメイクで登場。会場一同ガッカリの空気…
ただノーメイクでも生ジーンは迫力満点! やっぱオーラが出てるんだよね〜。
で、会見中に質疑応答の時間があったんだけど、
9歳の時にアメリカへ移住したジーンが最初に影響を受けたのは?との質問に対し、
彼は「それはアメリカのTVだった。日本のアニメもいろいろ観た。
『アストロボーイ』とか『スピードレーサー』…、あと『ゴジラ』も観たな」などと答え、
ナント、その場でアトムの主題歌を
「フンフン、フフーンフ、フーン♪」と鼻歌で披露!
おおーっっっ!
あのジーン・シモンズがアトムを歌ってくれた〜ぁぁぁ!!!!
感動ぉぉぉぉ〜!!!(涙)
まさか原作者の娘がその場に居合わせるなんて誰も思わなかったろうね。
私ってば思わず興奮して自己紹介&質問をしちゃいましたよ。
さすがにジーンも驚いてたみたい。

大好きなKISSのジーンが目の前でアトムを歌ってくれるなんて、
これはもう、山下達郎さんが『アトムの子』をリリースした以来の感動モンです。
インターナショナルなアトムの人気にあらためて感心すると同時に、
ジーンとこんなステキな接点を作ってくれた父とアトムに心から感謝!
KISSもまた20世紀の比類なきヒーロー。
アトムと同じく、ファンは永遠にその姿を忘れないのダ。 We want KISS!!
©虫プロダクション・手塚プロダクション

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