投稿コーナー第2回目、今月のテーマは『わたしにとってのアトム!』です。
ノリのいいファン皆様から、前回にもましてたくさんの投稿をいただきました!
さすがアトム、ファン層の広さを反映してか、それともテーマのつかみどころの無さが幸いしたのか(笑)、投稿の内容も実にさまざまです。
掲載させていただいた皆様には、お茶の水博士のキーホルダーをプレゼントいたします。

投稿者名 大津 友美子さん
アトムといえばアニメ!ですね。あの「タ〜タ〜タタ〜タタ〜♪」というテーマソングが頭の中に流れてきます☆もちろんマンガの方のアトムも好きです。

投稿者名 酒井 克治さん
私にとっての鉄腕アトムは、『昔は【夢】、今は【郷愁】』です。
当時、月刊漫画雑誌にロボット三等兵など、ロボットを主人公にしたマンガも幾つかは有りましたが、いずれも活躍する舞台は当時のままだったと思います。舞台が本格的な未来社会を描いていたのは、鉄腕アトムだけだったと思います(偏見と独断)。
特に、ウランちゃんが分身した時、自分も分身できたら農作業の手伝いと、友達と遊ぶ事が同時に出来るのにと憧れたものです。
今、アトムのマンガを見ると、昔懐かしい思いが甦ります。特に、アトムが天馬博士に嫌われて、サーカスに売られて行く場面では、夕方遅くまで遊んでいると、「暗くなるまで外に居ると、サーカスに連れて行かれるヨ!!」と怒られた思い出が。そんなセリフは今の子供達には通用しないでしょうネ。

投稿者名 吉本 奈央さん
私は、かれこれ1〜2年前から『鉄腕アトム』に凝っています。多分子猫に鉄腕アトムの キャラクターの名前を付け始めた事が、キッカケなのでは?20代の私が初めてテレビで見たのは再放送のカラーで、両親に『今すぐアトムをつれてきて。無理ならアトムを産んでよ』と言って困らせていたそうです。

投稿者名 ほげたら子さん
小学生の時に鉄腕アトムを初めて読んだのですが、その時の一番強い印象が、アトムの泣き顔や悲しい顔だったんです。他のアニメのヒーローと違って、アトムはいつも苦しんだり悲しんだり辛い目にあっているように見えました。しかも原因が、ほとんど全部人間の身勝手なエゴによってアトムは苦しんでるんですよね。だから、アトムに幸せにして欲しいというより、アトムに幸せになって欲しいなあと子供ながらに思いました。
でも、人間にひどい目に遭わされてもアトムは人間に復讐しようなんて絶対にしない。それって何かに似ているなあと思ったら、動物や植物など人間以外の生命体にアトムは似てますよね。人間にどんなに虐められても、人間に恵みを与え続けてくれるところが。だから今では、大気が汚染されたりむやみに動物が殺されているニュースを見ると、アトムの泣き顔を思い出すんです。もしかしてアトムって地球そのものかも(ちょっと言い過ぎ??)だから、私はアトムをこれ以上いじめたくない、なんとかして幸せになって欲しいなあと思うんです。

投稿者名 やっこ☆さん
手塚ワールド、いつも楽しませていただいてます。
私は「へぇ〜アトムって四月生まれなんだ。」とここを見て気づいたというファンの方にはたいへん失礼なヤツなんですけど、投稿します。
原作ではアトムはいじめられていた、んですよね。難しいことはわからないのですが、科学やコンピュータも進歩してきて今にもアトムに近づいたものが生まれそうな現代…ですけど、私たち人間の中でも辛い想いを持つ人がいる中に、簡単に生んでいっていいものなのかな?と、ふと思います。
かっこいい、すばらしいこともいっぱい詰め込まれているアトム。その中の、手塚先生がそっとそえた影のことを、考えてみました。

投稿者名 SALLYさん
アトムのおもちゃもたくさんもっていましたが、実はそのたくさんのおもちゃをしまってあった大きなおもちゃ箱がとっても心に残っているのです。
大きなダンボール箱に、これまたとっても大きな『鉄腕アトム』のシールが貼ってある両親の手作りのおもちゃ箱です。
そのおもちゃ箱の中に入って遊ぶのが大好きでした、今でもアルバムを見ると幸せな気持ちになってしまうくらい大切な想い出です!!

投稿者名 ふりさん
傷ついたアトムが「今のぼくにはマシンガンもレーザーブラストもありませんが敵と戦う勇気だけはあります!!」みたいな事をいってボロボロになりながら戦いに挑む…。
子供の頃アニメを見て泣いたシーンです。10万馬力の強さも魅力ですが、心の強さがすごく好きでした(今でも好きですが)。
アトムには勇気づけられたり、教えられたりといろいろな影響を受けました。ひとことでいえば「ヒーロー」だと思いますがそれ以上のような気もする…。ごめんなさい、なんて言っていいのかわからないです。

投稿者名 anjueさん
小学生の時に、朝日ソノラマ・サンコミックスを見た瞬間、「かわいい!」と感じました。それから大好きです。みんな同じ想いだろうけれど、とにかくアトムはかわいい!
アトムのメインテーマであろう「差別問題」も、アトムのかわいさを引き出すための道具にすぎないのかしらと思うくらいかわいい!
だから、一部のアトムグッズに、かわいさが表現されていないものを見つけるとすご く悲しくなってしまう。毎年4月7日には必ず誕生会で盛り上がります。たとえ参加者が自分一人であろうと(^-^;)

投稿者名 きくちさん
5歳のとき盲腸になりました。ところが手遅れでお腹がふくれてしまい当時は輸血をしながらの手術で医者も半分見放したほどでした。運良く一命は取り留めましたが1ヶ月が腹膜炎、腸閉塞の手術を行い小さなお腹には大きな傷が3つ残りました。そのとき祖父がお見舞いに持ってきてくれたのが「鉄腕アトム」の本でした。
すぐ、アトムに夢中になりました。自分がこういう病気になったので強くたくましいアトムにあこがれました。
たくさんのヒーロー漫画がありますが、アトムにかなうヒーローは思いつきません。いまアトムのフィギュアがかざってありますが、眺めているだけでわくわくしていたころの気持ちがよみがえってきます。

投稿者名 うきち24号さん
アトムになりたい。
「わたしにとってのアトム!」を言葉にすれば、このひとことにつきます。現在24歳ですが、アトムのことを知ったのは、いつ聴いたのかほんとうに覚えもないくらい身体に溶け込んでいた、あのアトムのテーマソングがはじまりでした。リアルタイムにアニメを見たわけでもないのに、ちゃんとメロディも歌詞も知っているのですから、その影響力といったら、やっぱり計り知れないものがあるなあといまさらのように思います。 小学生のとき、はじめて『鉄腕アトム』の単行本を読み、マンガのなかのアトムは、普段見せていた愛くるしい表情やかわいらしい様子が大好きになりました。アトム独特のくびれのない足(?)もかわいらしくって、ズボン履くときになどに、よく真似して遊んだものです。
その後、数年経ち、大学生になったある日、ふと手にとった『鉄腕アトム』を読むと、そこにはそれまで抱いてた「かわいいアトム」像以外に、アトム自身が、人間とロボットの狭間に立たされて苦悩したり、あまりに辛い生い立ちを抱えていたりしたことに気づき、その物語の始まりは、アニメなどでは見えないところでこそ、何かが語られているように思い始めました。なかでもとくに「何かと何かの間に立たされる」という状況に興味を持ち、それを興味・関心のままに終わらせず、きちんと考えてみたいと思うまでになりました。そして、ついに、大望ですが、手塚治虫の思いを、アトムの苦悩を、その一端でもいいから読み取ることができればと考え、卒論作成に踏み切りました。おかげで、今では、アトムこそが私の心の支えとなり、周囲から「アトム」という語により、関連して思い出してもらえるようになりました。アトムに対する感謝はこんなところからも生まれています。そして将来は、私自身が何かと何かの間に立てる、アトムのような(思えば、『アトム大使』の頃から、アトムはそうですが)「つながり」となれればと思い、毎日を生きているところです。 なにはともあれ、アトム、お誕生日おめでとう。

次回、5月号の投稿テーマはズバリ!『あなたの好きな男の子キャラクター!』です。3月号では「女の子」を募集しましたが、今回は少々趣向を変えまして、「作品の中の好きなコマ」を指定していただこうと思います。たとえば…
「私は『三つ目がとおる』の写楽クンが大好きです!特に全集1巻の32ページ4コマ目で大口を開けてパンを食べている顔がおかしくて、読むたびに笑ってしまいます」
という感じで、好きなコマがどの本の何ページ、何コマ目にあるのか、そしてなぜそのコマが好きなのか理由を書いて、ドンドン投稿して下さい。あ、それから、投稿時に自分の名前を書き忘れる方が結構いますので、採用された時に使用してほしい名前を必ず書いて下さいね。締め切りは4月20日(金)です。
★この募集は終了いたしました。ありがとうございました!★

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