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記念館企画展

  • 2000/04/27〜2000/09/05
    SFマンガの世界展 〜永井 豪・手塚治虫 二人展〜

  • (2000/04/27)

  • 期間:2000年4月27日(木)〜9月5日(火)
    会場:宝塚市立手塚治虫記念館

    今回は「SFマンガの世界観〜永井豪・手塚治虫二人展〜」を企画させていただきました。

    マンガ家・永井豪は4歳の時に手塚治虫のSFマンガ「ロストワールド」と出会い、手塚ファンになりました。
    そして「自分の頭の中にあるイメージを表現する方法」としてマンガに興味をもち、白い紙を見つけてはマンガの落書きをするようになり、遂には小学一年生という幼さで「マンガ家になる」と決意したのです。
    その夢が実現し、マンガ家となった永井豪は「ハレンチ学園」「マジンガーZ」「デビルマン」など主にSFマンガの分野(「ハレンチ学園」の世界も多次元の物語と考え、SFマンガとします)で数々のヒットを飛ばし、現在も数誌で連載を持つ人気漫画家として活躍しています。

    永井豪のマンガの魅力はなんといってもダイナミックな表現と読者が想像もつかないストーリー展開。
    そして、根底に流れる「正義とは何か?」というテーマにあります。

    永井マンガの主人公の中には誰が見ても「正義」のヒーロータイプの者もいれば、「悪」と呼ばれ、恐れられながらも「己の信じる正義」を貫く者もいます。
    時には人類そのものですら「悪」として描かれていることもあります。
    「正義」とは何なのか?「悪」とは何なのか?この問いかけに、読者は常識にとらわれ「善悪」を判断することへの愚かさを知り、何が自分にとって、人類にとって大切なのかを考え行動することを学びます。

    手塚治虫は「何が大切か」に対して明確な答えをもってマンガを描いています。
    手塚マンガのテーマは一貫して「生命の大切さ」です。生命の重さは生きとし生きるもの全てが平等であり、私たちはこの生命を大切にしなくてはならないということをマンガの中に描いています。
    この二人のマンガ家は、マンガという手段を使って「人が進むべき道」を示しているという点で共通しています。
    それは、もちろん作者一個人の考えではありますが、読者に幅広い共感を受けたからこそ二人のマンガは現在も根強い人気を誇っているのです。

    今企画展では、永井豪・手塚治虫のSFマンガの中から「ロボット」、「ミステリアスワールド」、「終末と再生」という同じテーマで描かれた作品を直筆原稿展示により比較し、二人の作家が各々そのような形でマンガによる「道」を示したのかを確認して頂くと同時に、未来に向かって歩む私たちが「間違った道を歩んでいないか」をもう一度見直すきっかけとなるような展示といたします。
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