ニュース

虫ん坊

TezukaOsamu.net/jp > ニュース > 記念館企画展 > 1998/04/23〜1998/09/01 手塚治虫 キャ・・・

記念館企画展

  • 1998/04/23〜1998/09/01
    手塚治虫 キャラクターワールド
    〜マンガを彩る「スターシステム」展〜

  • (1998/04/23)

  •  手塚治虫は1946(昭和21)年、17歳でデビューして以来、実に700余作品のマンガを描き残しました。それらの作品に登場した人物(キャラクター)たちはおそらく数え切れないことでしょう。星の数ほどいるキャラクターの中には、個性的なキャラクターも数多く存在し、手塚マンガのいたるところで活躍してきました。

     「スター・システム」 ―― 映画や演劇など興行物で、人気のある俳優を多く起用して観客の興味をひこうとする方法 ――はアメリカ・ハリウッドで確立された、映画製作の方法の一つです。この特徴的方法を手塚治虫は自分のマンガ制作に取り入れました。彼が創り出した個性的なキャラクターたちは映画俳優のように役を変え、姿を変えて様々な作品に登場しました。そして手塚治虫は彼・彼女たちをさながら映画監督のように操り、活躍させ、それを楽しんでいました。

     今回の企画展では、第一部で手塚治虫が「スター・システム」を導入した伏線や、当時の時代背景(手塚が影響を受けたであろう映画や演劇の状況)を様々な資料を基に探って行きます。  第二部では手塚マンガのスターたちに集まって頂きました。彼らのプロフィールや活躍した名場面などを紹介していきます。顔も名前も広く知れ渡っているスターから名前はあまり知られていないが、顔はよく知っているスターまで、総勢49名のスターの集合により、手塚治虫の「キャラクターワールド」を堪能して頂けることと思います。

    <第1部> 「スター・システム」とは何か?
    <第2部> 手塚マンガのスターたち


    第1部 「スター・システム」とは何か?

     手塚治虫は1945(昭和20)年大阪大学付属医学専門部に入学しました。ここで学生演劇に出会い、翌年開催された医学専門部の文化祭をきっかけに結成された劇団「學友座」にも参加していました。

     これらの経験がストーリーマンガの誕生やスター・システムなど後々の創作活動に生きています。

     このような学生演劇や幼少の頃に見た映画や宝塚歌劇などからヒントを得て、手塚治虫は自分のマンガの中に「スター・システム」を導入しました。

     「スター・システム」――それは映画や演劇など興行物で、人気のある俳優などを意図的に多く起用して、観客を魅こうとする方法です。当時のハリウッドなどで既に採用されていましたが、今日の映画やテレビドラマにもごく一般的に採用されています。

     また、キャラクターの中には、子ども時代の落書きから生まれたものや、作家としてデビューする以前から彼と共にしているものもいます。これらは幼少時代の自由な家庭環境から発想されたもので、それ故肉親同様の長いつきあいなのです。このようなキャラクターに対し手塚自身が愛着を持ち、様々な作品に登場させたい、という自然な気持ちで「スター・システム」を取り入れた面もあります。

     第1部では手塚治虫が少年時代に影響を受けたであろう当時の映画・演劇作品や俳優の紹介を中心とし、手塚治虫の「スター・システム」の背景をひも解いて行きたいと思います。


        




    第2部 手塚マンガのスターたち

     手塚マンガには星の数ほど、いやそれ以上のキャラクターが存在しています。第2部ではそのキャラクター群の中から、二つ以上の作品に出演しかつ異なる役柄を演じたことがあるという、いわゆる「スター」を取り上げていきたいと思います。

     今回スターとして取り上げた49人(一部動物もいますが・・・)のキャラクターの中には名前は知らないけど、顔はよく見るといったスターも含まれています。主役を演じてはいないが、ストーリーの重要なポイントを握っていたりする――実は彼らこそ、本当の「スター」なのです。どうしても主役クラスにスポットが当たり、どちらかというと陰で作品を支えてきた彼らに今回はスポットを当てようと思います。

    第2部ではこれらのスター一人ひとりのプロフィールやデビュー作品を紹介し、どのような役柄を演じてきたかを年代を追って紹介していきます。また、後半では「スター・システム」の集大成作品である『ブラック・ジャック』やキャラクター総出演的な原稿を展示し、スターたちの活躍を紹介します。


    ただ、この49人のスターたちはチョイ役を含めるとそれぞれが膨大な数の作品に出演しているので、スペースの関係上全てを網羅する形では紹介できませんでした。これから紹介する出演作の他に、どの作品に出ているかは今度皆さんが見つけてください。きっとすぐにみつかりますよ。


    では、スターたちの名演技をとくとご覧ください。



    ><area shape= 

  • コメント一覧

  • コメントを入れる ネーム
    コメント

最新ニュース