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虫ん坊 2014年7月号 特集2:“魂のない男”プラスチックの立場から語られる『リボンの騎士』 ―『RE:BORN〜仮面の男とリボンの騎士〜』 インタビュー

 ホーム社のWEBサイト・「ぷら@ホーム」で連載中のWEBマンガ『RE:BORN〜仮面の男とリボンの騎士〜』が、いよいよ7月27日、単行本第1巻(豪華声優陣によるドラマCD同梱版・通常版の2種)が発売されます!
 今月の虫ん坊では、原作の『リボンの騎士』を大胆に脚色したこの作品の原作:神楽坂淳さんと漫画:フカキショウコさんのお二人にインタビューしました。


コミックス情報

集英社ホームコミックス(SHC)
「RE:BORN〜仮面の男とリボンの騎士〜」第1巻

通常版 定価:本体580円+税
ドラマCD同梱版 価格:本体2000円+税

関連情報

ぷら@ほ〜む

「RE:BORN〜仮面の男とリボンの騎士〜」コミックス1巻発売決定!

 プロフィール

漫画:フカキショウコ

さそり座。O型。
趣味は食べ物の本を読むこと。
代表作の漫画は『KLAN』(フレックスコミックス/全3巻)、『戦女ばてれんお彩』(リイド社)、『福音のヴェルター』(ブックウォーカー)。また、イラストでは『三国志(みらい文庫)』(集英社/全5巻)『青葉のごとく』(集英社)など。

シナリオ:神楽坂 淳

うお座。AB型。
好きな食べ物はお寿司。
代表作は『大正野球娘』(徳間書店)、『三国志(みらい文庫)』(集英社/全5巻)、『福音のヴェルター』(ブックウォーカー)など。



●意外なきっかけで実現へ

『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード5より。サファイア

――月並みなところからなのですが、この企画が始まったそもそものきっかけはなんだったのでしょうか?

神楽坂淳さん(以下、神楽坂): 実は以前から、手塚治虫の作品で何か、リメイク漫画を企画してみたい、とずっと思っていて、ひそかに暖めていたのですが、ある日、僕が新宿で飲んでいると、すぐ近くのテーブルで手塚プロダクションの森(晴路)さんが飲んでいるのに気づいたんです。

――資料室の。

神楽坂: はい。月並みなのかも知れませんが、それで声をかけて、いろいろ話が盛り上がってくるなかで、「『リボンの騎士』をリメイクさせてくれませんか」というようなお話になって。森さんが「それなら、本社の出版局に聞いてみてください」というようなことになったため、後日古徳局長にお電話しまして。難しいかな、と思っていたのですがあんがいあっさり「いいよ」というお話になりまして。

フカキショウコさん(以下、フカキ): 拍子抜けするほど、あっさり決まってしまったそうです。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード21より。ヘル夫人

――フカキさんが絵を担当されたのも、あっさり決まったのでしょうか?

神楽坂: そうですね。少年漫画テイストの、バトルもあるような作品にしたかったので、そういう画力をお持ちの方に頼みたかったんです。以前からお仕事でご一緒したこともあったので、それならフカキさんかな、と。

フカキ: 神楽坂さんと一緒にお仕事をするようになったのは、数年前の集英社みらい文庫の三国志の企画からです。「福音のヴェルダー」(※ブックウォーカー刊、KCGコミックス)シリーズでも原作をいただいています。

神楽坂: 美男子・美女はもちろん、動物や壮年の人物なども自在に描かれる画力がある方なので、今回のようなファンタジックながら大人びた世界観の作品にはぴったりだ、と思いました。

――『リボンの騎士』を取り扱おう、という方向性は、やはり、60周年が念頭にあってのお話だったのでしょうか。

神楽坂: 実はそれが、僕らははじめそれを知らなくて。この企画を練り上げていくうちに、「これは60周年企画だから、もっと早い段階でサファイアを出して」というような話になりまして、びっくりしました。
 4年ほど前から、ずっと『リボンの騎士』にかかわる企画を漠然とやりたい、と考えていまして、アニメ化なんかも出来ないかな、と思っていたんです。キャラクターデザインに結城信輝さん、といったような具体的な案もありました。でも、いきなりアニメ化するよりも、漫画を先にしたほうが良かったでしょうね。

――『リボンの騎士』の節目の年として、結果的にはまさにタイムリーでしたね。

神楽坂: かえって、「60周年記念企画」という意識が働いてしまうと、それを妙に意識してしまっていたかも知れませんからね。はじめの企画を練ってゆく段階で知らなくて良かったと思っています。


●「悪役側」からの『リボンの騎士』

『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード1より。プラスチック

――今回の作品では、プラスチックやナイロン、ジュラルミンなど、原作では敵対していた人物に大きなアレンジが加わっていますね。特にプラスチックは主人公といっても良い立ち位置です。

神楽坂: 僕は、原作の時からずっと、プラスチックというキャラクターが好きなんです。サファイアから男の心を取り戻して、きりっとするプラスチックはとても魅力的ですよね。原作の魂のないプラスチックは馬鹿、という設定ですが、もし、彼の知能が高かったらあの状況には耐えられないのではないか、というのが発想のきっかけになりました。
 逆に、フランツ・チャーミングというヒーローは、男の僕からしたら耐え難い奴で、冷静に見ていると、結構最悪な性格ですよね! 原作では、フランツとサファイアが最終的には結ばれますが、客観的な立場だとぜったいプラスチックのほうが人間が出来ている(笑)。プラスチックはもともとサファイアだった魂を飲んだわけだから、言ってみれば一心同体でしょう? 夫としてはベターなんじゃないかな、とずっと思っていました。
 今回の作品は、実は、そんなプラスチックを救済したい、というような目的もありますね。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード2より。王とジュラルミン大公。

――ジュラルミンは忠臣で、なにやら悪いことをたくらんでいるのは王様のほうですね。

神楽坂: プラスチックの立場を考慮するとそういう配置にしたほうが自然かな、とも思いまして、善悪は逆転しています。サファイアやフランツ、また、ヘル夫人は立場的には変わっていませんね。ストーリーのおおまかな流れはこの先も変えないつもりです。
 このお話には人死にも多くなりますが、ジュラルミンはやっぱり、途中で退場ということになります。原作でもそうでしたから。また、フランツはあのままでは魅力を感じないので、性格をかなり変更しました。それにともなってブラッドも相当変わり者になりました。
 もっとも、本作のフランツもかなり性格的には危ういキャラクターになりましたね。小さい頃から第一王位継承者として、命を狙われっぱなし、という…。そういうところからプラスチックとも意気投合できたのでしょうけれども。サファイアもちょっと壊れたところがあるから、ああいうフランツならお似合いかな、とは思いますが。
 ゴールドランドで一番王位にふさわしいのは、政治的センスも持っているエリザベートですよ。フランツはカリスマ性はあるけれども、ちょっと王様にするには不安定、という性格にしています。
 ブラッドは、原作では悲劇の王子ですが、今回の作品ではちょっとイカレた感じのキャラクターにしようと思っています。こんなやつなら、廃嫡されても仕方ないかな、というような…、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップのキャラクターを拝借しました。海賊つながりで。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード16より。ナイロン卿

――そんな配役を踏まえたうえで、キャラクターのデザインにはどのような工夫をされましたか?

フカキ: 基本的には、結構原作に忠実に描かせていただいています。フランツははじめ、せめて外見ぐらいは、と思ってあの髪形で描いてみたのですが、どうにもしっくり来なくて…。性格にあわせてあんな感じにしました。
 あとは、王様とジュラルミンの髪型を取りかえっこして、アレンジしました。ジュラルミンの禿頭・黒髪を王様に、王様のふさふさ銀髪をジュラルミンに…、という感じですね。立場が変わったことを、キャラクターのどこかでも表現したくて。

――はじめのほうにちらりと出てきたチンクは、あえて目を隠していますね。

フカキ: あれは、人間の時と、天使のとき、というような感じで分けようと思って、あのように描いたのですが、今回、1巻限定版につくドラマCDの収録レポート漫画を描くに当たり、キャストの方の似顔絵を描かずに各キャラクターにしたのですが、チンクをあのままのデザインにするのは忍びない、ということで、天使バージョンで描きました。本編ではまだ出てきていないので、あのレポート漫画が天使バージョンのチンクの初出になってしまいました。1巻を限定版で買ってくださる方への思わぬ特典になってしまいましたね。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード2より。ヘル夫人

――他には、どういう工夫をされていますか?

フカキ: ヘル夫人は主人公たち以外の主要人物の中では唯一女性ということで、原作だとちょっと、教育ママ風のキツい感じでしたが母性も感じさせるようなセクシーさと、やわらかさや女らしさを担っていただきました。やっぱり、そういうメインキャラクターが一人はいないと、画面に花がなくなりますからね…(笑)。とはいえ、魔女ですので妖しさも表現したくて。
 魔女といっても、基本的には美しい人、という意識で描いています。彼女の周りのモチーフも、草花などの美しいもので構成しています。

――肉体が花びらになったり、服を蜘蛛が編んでいったり、と、ファンタジックな演出が心憎いな、と思います。

フカキ: ありがとうございます!

神楽坂: ああした自然物の描写なんかは、フカキさんにお任せで描いていただいています。僕は、あまり草木や花に興味がないので…。
 今後の見所は、ワルプルギスの夜のシーンですね! サファイアとチンクが魔界に赴くくだりがありますよね? あのシーンではいろいろな魔物をフカキさんに描いていただこうと思っています。

フカキ: 結構気持ちの悪い感じのデザインの怪物なども描いてしまいますが、獣や怪物を描くのも好きですので。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード21扉。

――パートカラーになった後の表紙には、必ず草花が添えられていますね。毎回違う花を描かれているのが印象的でした。

フカキ: あれは実は、裏のこだわりのひとつなんです! キャラクターや、ストーリーにあわせた花言葉を持つ花をチョイスして選んでいます。ヘケートとプラスチックの扉のときにはサボテンを散らしましたが、サボテンの花言葉は「似たもの同士」っていうんです。
 これは神楽坂さんのアイディアですが、サファイアが男に戻るためににおいをかぐハーブは「セイヨウノコギリソウ」で花言葉が「戦い」だったり。


――演出面では、何か工夫されているところはありますでしょうか?

神楽坂: 原作を改めて読み返してみると新たな発見がいろいろありました。たとえば、プラスチックが王位についた後、彼を風刺する踊りを踊り子たちがミュージカル風に踊るシーンがありましたでしょう? あれのもとになったのは、1920年代から30年代に活躍した天才的なCM監督の作品にああいうのがあるんですよね。たまたま、資料で見ていたビデオでみかけてびっくりしました。どこかであれを、手塚治虫さんも見たんでしょうね。『リボンの騎士』には当時でも最先端だったと思われるいろいろな文化的なモチーフが絵に生かされていて、そういうところもなんともいえずおしゃれな雰囲気をかもし出しているのかも知れません。
 そういうテイストは、『RE:BORN』でも生かしたいな、と思っています。

フカキ: かなり年代は下ってしまいますが、私も、アメリカのショービジネスの雰囲気で何かヒントになるものはないかな、と思って『ザッツ・エンターテイメント』などを参考にしたりもしました。

神楽坂: 手塚治虫さんの作品はそもそも、欧米の映画や、古典などの影響を貪欲に取り入れていることは有名でもありますよね。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード6より。セイヨウノコギリソウとサファイア

――今回は、少年漫画らしく、バトルのシーンがたくさん出てきますね。強さのヒエラルキーとか、一目見て「こいつは強そう」みたいな、少年漫画のノウハウがたくさん入っているように思います。

神楽坂: そうですね。キャラクターのデザインなどで「こいつは手ごわい」という雰囲気がすぐに伝わってほしいですし、こいつはどれぐらい強い、というようなことを設定に入れ込むのも楽しいです。牢番のガマーは元最強の暗殺者というような設定にアレンジしたり。そういう、武人のようなキャラクターも、説得力をもって描ける一方で、そればかりだと『リボンの騎士』じゃなくなっちゃうので、サファイアのような女の子らしさも表現できるフカキさんのような方にお願いしたのは、そういうところもあります。



●手塚治虫作品への思い

『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード21より。ヘケートとプラスチック

――『リボンの騎士』以外に、リメイクをしたいな、と思う作品はありますか?

神楽坂: 今回もはじめの企画会議の段階で、ホーム社で編集を担当されている吉倉(英雄)さんと、さまざまなアイディアを話し合いました。候補作品はほんとうにたくさんあって、『ブルンガ1世』、『魔神ガロン』、『0マン』、『ノーマン』、『W3』、『ロック冒険記』、『フースケ』…

――『フースケ』も候補作品だったんですか!?

神楽坂: 『フースケ』で現代のサラリーマンの日常を描いてみても面白いかな、と思ったんです。吉倉さんからは、「それじゃただのサラリーマン漫画になっちゃう」と言われましたけれど。
 『ブルンガ1世』もすごく好きで、あのブルンガとブルンゴ、っていう悪魔の生み出した獣がとってもかわいくて、魅力的だなと思っていたのですが、やっぱり「手塚治虫作品だということが分かりにくいし、動物が主人公というのはちょっと」ということで却下になりました。『魔神ガロン』も読者層が感情移入するには主人公が少年すぎるかな、と。それで『リボンの騎士』になったのですが。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード21より。ヘケートとプラスチック

――お好きな作品もいま、名前を挙げていただいたもので。

神楽坂: もちろんそうです。『火の鳥』や『バンパイヤ』、『百物語』それから、『鳥人大系』…。『ドン・ドラキュラ』も今回のリメイクで候補に上げて、自信があったのですが、吉倉さんに却下されました。講談社が刊行していた手塚治虫全集は全400巻ですよね。そのうちの280巻ぐらいは折々に読んでいましたので。手塚作品に初めて出会ったのは、子どもの頃家の近くにあった貸本屋だったんですが、そこで、まず手に取ったのが『バンパイヤ』でした。
 『火の鳥』は最近のリメイク作品でも、描いていらっしゃる方を見かけないのですが、やっぱり聖域というか、そういうあつかいなのでしょうか。

――リメイクが難しい作品ではあると思います。

神楽坂: 確かに、様々な時代にまたがっていますし、ロシア民謡の『火の鳥』が元ネタというだけあって、ドストエフスキーのようなロシア文学的な雰囲気もありますから、準備には膨大な文献をあたらなくてはならないのではないか、と思います。

――フカキさんはいかがでしょうか? お好きな作品というと、どのあたりでしょうか?

フカキ: 私は、神楽坂さんほど読めていないのですが、『ジャングル大帝』や『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』などは子どもの頃にアニメを見たりして、親しんでいました。特に好きなのは『三つ目がとおる』なんですよ! 『ブラック・ジャック』などは、考えさせられるような深い内容のものもあって、大人になって読んでも味わい深い作品ですが、『三つ目がとおる』の少年漫画らしさがすごく好きです。


『RE:BORN 〜仮面の男とリボンの騎士〜』エピソード5より。サファイア

――いろいろな作品から『リボンの騎士』を今回は選ばれたわけですが、特に『リボンの騎士』で好きなところはどういうところですか?

神楽坂: 僕は、男装の麗人のような、異性装にすごく惹かれるんですよね。『リボンの騎士』のテーマのひとつでもあります。手塚先生の作品なら、『ユニコ』のマーシュカのお話もたしかそうでしたよね。
 女装ものも嫌いじゃないですけれども、女装するのなら美少年じゃないと意味がないかな…。

フカキ: 一番初めに描いたサファイアってすごく男の子よりの表情をしているんですよね。手塚先生の絵は、絵としての完成度がすごく高くて、ひとめ見たときの説得力がすごくて、絵だけで商品としても成り立つぐらいだし、男装の女の子、というのもひとめで納得させてしまいますよね。私の絵は手塚先生よりもリアルめの絵柄ですが、そうするとちょっとした描いたほうの力加減というか、ほんの少しさじ加減を間違えるとそういうのがダイレクトに見る方に伝わってしまうんですよね。
 今回、新たに第1巻の表紙として描き下ろしたサファイアは、もう少し女の子に見えるように描けたと思います。


――原作と、『RE:BORN』それぞれで好きなキャラクターは?

フカキ: 私は原作のヘケートが大好きで、今回の作品でもヘケートは可愛く描こう! と、つい気合が入ってしまいます! 今回の作品で特に好きなのは、ジュラルミン大公ですね。苦労人でかわいそうだな、とは思うのですが…。王様とジュラルミンの昔のお話も描いたのですが、個人的に肩入れをしているので、ちょっと切なかったです。描いていて楽しいのは、やっぱりヘケート! それに、ヘル夫人です。フランツも思い切って好き勝手に描けるので、好きです。
 それから、フランツの家来のオリジナルキャラクターとして登場している錬金術師のメルキュールも、描いていて楽しいですね。ファンタジックな錬金術師、という感じで、ケンタウロスみたいになったり、というようなシーンも今後出てくる予定です!

神楽坂: 僕はやっぱり、今回のキー・パーソンであり、主人公にしたプラスチックです。『RE:BORN』では、フランツが気に入っています。ちょっと心が壊れている以外は、一番頭のいいキャラクターなんです。少し人格的にも危うい、というような、うまく陰影のあるキャラクターにできたかな、と思っています。王様としては、妹のエリザベートのほうが向いていると思いますが。
 結末的には、プラスチックとヘケートのカップルが好きなんですけれども。


●読者へのメッセージ

――では、最後に読者へのメッセージをそれぞれお願いします。

神楽坂: 今はまだ、地味目に進行していますが、派手な漫画になると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

フカキ: 描かせていただくのが常に楽しい作品です。私の楽しさが、読者の皆様にも伝わっているとうれしいです。今後もどうぞよろしくお願いします!

――ありがとうございました!






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