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虫ん坊 2010年12月号 特集2:忘年会・新年会にいかが!? 株式会社コスパ 「リボンの騎士」コスチュームセット開発陣インタビュー

虫ん坊 2010年12月号 特集2:忘年会・新年会にいかが!? 株式会社コスパ 「リボンの騎士」コスチュームセット開発陣インタビュー

出来上がった「リボンの騎士」コスチュームセットと一緒に。左から広報宣伝部大東博昭おおひがしひろあきさん、制作部鈴木雅子すずきまさこさん、制作部寺田寛子てらだひろこさん

「憧れのあのキャラクター、一度だけでも変身してみた〜い!」皆さんもそんなふうに思ったことはありませんか? もちろん、手塚キャラクターに変身したい! という方も多いでしょう。そんな夢をかなえてくれる、コスチュームセットを作っている会社、株式会社コスパから、「リボンの騎士」コスチュームセットが発売中です!
  サファイアのりりしい騎士姿といえば、女子の夢! 今月の虫ん坊ではその開発裏話を伺いました。



最新情報は、TezukaOsamu.netのニュースで確認しよう!
●□■新商品情報■□ サファイアコスチューム



● 株式会社コスパとは?

 まずはじめに、株式会社コスパについてかんたんに伺いました。
「素材にこだわった本格的なコスチュームから、パーティー用コスチューム、キャラクターグッズまで、アパレルを中心に取り扱う会社です。キャラクターのコスチューム以外にも、展示会のコンパニオンが着用するユニフォームなども受注、制作が可能です」と、 広報宣伝部 大東さん 。
 今回の「リボンの騎士」は、どういった方向性の商品なのでしょうか?
「『リボンの騎士』のコスチュームセットは、パーティーなどで気軽に着ていただける 『TRAnTRIp/トラントリップ』というブランドになります。他にも、 『COSPATIO/コスパティオ』という本格仕様のコスチュームブランドもあるのですが、こちらは素材や仕様などが本格的な分、価格も少々高めです。そこまで本格的になりきる気合はなくても、一度は着て見たい、という方々のためのブランドが『TRAnTRIp』です」
 大東さんによると、『TRAnTRIp』シリーズは価格も10,000円前後と抑え目、なによりワンパックですべてのアイテムが入っているので、一つ買えばすぐになりきれるところがかんたんで便利。「今やオタク文化も一般的になり、『コスプレ』という文化があることもずいぶん一般化しましたが、そういう趣味を持っている人でない場合は、どうやったらよいのか? もなかなか分からないと思うんですよ。そんな方でもひとつのセットを買うことで、すぐになりきることが出来るのが魅力だと思います」


● サファイアのコスチュームは、難しい?!

 お話を伺った会議室には、完成したサファイアのコスチュームセットが! 開発時に難しかったところなどはありましたか?
「一番難しかったのは、帽子です」と制作部 鈴木さん。
「帽子って普通は頭の上にかぶると思うんですけど、サファイアの場合、普通の帽子にしてしまうと絵の雰囲気にならないんです」
 と、いうと? 同じく制作部 寺田さんに実演をいただきました。

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寺田さんに帽子をかぶせる鈴木さん。「ふつうはこういうふうに、頭の上にかぶりますよね、帽子」

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「サファイアってこんな感じじゃないですか」


 写真をみていただくと分かりますが、左では顔が見えづらく、サファイアの雰囲気が出ていません。右のように、帽子はかなり後ろに傾く形になるようです。
 どのような工夫を?
「実は首の後ろに来るところにスナップがついていて、襟のところに止められるようになっています。本当にこんなふうにかぶったら、ずりおちちゃいますから」
『TRAnTRIp』ブランドでは、本物らしさ、というよりは、きちんとイメージどおりに見えるように作ることを大事にするそうです。そんなわけで帽子のリボンも、大きめのリボンを結ぶというよりは、ハート型のクッションがついているような形に。

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リボンはスナップ止めで止めるかたちです

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リボンをはずした状態。7箇所のスナップはリボンを止めるもの。帽子の裏にもうひとつ、帽子を固定するためのスナップがついています


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監修資料。帽子の湾曲や袖部分の「切れ込みの内部が水色になっている」ところなどが難関。それぞれさまざまなアイディアで実現しています

「あと、帽子のふちにワイヤーが入っていて、形をつけられるようになっています。すこし反らせるようにすると、サファイアのイメージに近づきますよ」
 他にも、袖の部分の切れ込み部分や剣は、難しいところだったとか。


「手塚プロダクションの監修の意見はもちろん、社内でも10人以上のスタッフに見せて、あれこれ意見をもらいました。制作部のスタッフだけではなく、さまざまな部署の人に意見を聞きました。制作部スタッフの意見だけだと、どうしてもメーカーの便宜の良いようにしよう、といったようなことを考えてしまいますが、その点他部署のスタッフは容赦ないので(笑)」


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大東さんに持っていただいた、剣。「まげられることが出来るようにこちらにも針金が入っています。剣は長いので、パッケージに収まるように曲げられる仕様にしました」とのこと。「TRAnTRIp」ブランドはひとつのパッケージに収まることが必須条件です


● サファイアコスチュームが出来るまで

 そもそも、サファイアのコスチュームを作ろう! というお話が出たのはいつごろだったのでしょうか?
「はじめに企画として提案があがったのは、去年の夏ごろだったと思います。「TRAnTRIp」ブランドは先ほども申し上げたように、『誰もが一度は着て見たい』と思う衣装を作るのがコンセプトですから。サファイアといえば、幅広い女子の年代の憧れですよね! 私もアニメやマンガを見てあこがれたので、ぜひラインナップに加えたいと思いました」
 と鈴木さん。開発に一年ほどかけ、2010年10月に発売になりました。
「三面図などを参考に型紙を起こし、資材や生地を選定し、サンプルを制作してOKが出たら量産するために工場に発注をします。その流れすべてを制作部で行うので、やりがいがありますよ」と寺田さん。資材や量産は海外に発注します。気軽にパーティー用に購入いただくものなので、コストを押さえる工夫も制作部の仕事。
「うちの会社では服だけでなく、帽子や靴といった小物もトータルで開発しますので、やりがいがあります。幅広い知識やノウハウを覚えることができますよ! それに、一点ものの衣装などの場合は自社内で縫製までを行うので、縫製部隊が社内にいるのも特徴。型紙を起こしていく際に知恵を借りに行ったり、情報を交換し合ったりできるので、頼もしいです」


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こちらは型紙の写真。「体のラインが綺麗に見えるような工夫などもしているので、ぜひ着てみてください」と寺田さん。


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布のサンプルや、三面図

「『TRAnTRIp』ならではの工夫としては、すぐに着替えられること! パーティー会場に出かける前に購入し、さっと着替えることも出来るよう、着脱もかんたんにできるようになっています。たとえば、チュニック部分などは前でジッパーで合わせるようになっていますし、ベルトなども長めにマジックテープで止めるようになっているので、サイズもフレキシブルに対応できます。着易さや着心地にも気を配っていますよ」
  そのほか、なんとこのサファイアの衣装は洗うことができるそうです! 普通、パーティー衣装は一回しか着られないのでは……と思っていたので、驚きです。ハロウィンで好評だった衣装を忘年会やお正月のパーティーにもう一度着られるんですよ!


● 手塚キャラクターシリーズ化は!?

 今回はまず「リボンの騎士」のサファイアでしたが、今後手塚キャラクターシリーズ化はされるのでしょうか。残念ながら、それは未定とのこと。では、個人的に作ってみたいキャラクターはいますか?
「ブラック・ジャックなどは作りがいがありそうですね。髪の毛の部分も含めて、やってみたいです」
 と鈴木さん。
 すると寺田さんは、「ピノコも可愛いですよね! リボンのところがどうなっているのか、どうイメージに合わせるのかが難しそうですが、きっと可愛いセットになると思います」。
大東さんは、
「やはり手塚キャラといったらアトムですよ! 子供向けのセットとして、アトムがあったら可愛いと思います」
 とそれぞれ答えてくださいました。

● 最後に 皆さんにメッセージを

 これには、広報宣伝部の大東さんが答えてくださいました。
「『TRAnTRIp』シリーズは親子で着て楽しめるのが理想だと思っています。それにはとても長い間、愛されているキャラクターでなくてはいけませんよね。そういった点で、『リボンの騎士』はおばあちゃん世代から分かる作品じゃないですか。
 最近では、地域主催の仮装イベントなども増えていますし、そういうところで親子で仮装をしている方をみると『いいなあ』と思います。ぜひ、そんな感じでこのセットを活用していただければうれしいです!」 ということ。
 では、次はぜひお子さん用にチンクなんていかがでしょうか?! サファイアと一緒にパレードしたら、きっと可愛いと思います。


 株式会社コスパのみなさん、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!


 なお、今回ご紹介したサファイアコスチュームセットは、下記の場所で買うことができます。忘年会・新年会の話題づくりにぜひ!





<関連リンク>

 

株式会社コスパ
http://www.cospa.com/

 コスパ 通信販売
サファイアコスチュームセット Ladies M [リボンの騎士]
サファイアコスチュームセット Ladies L [リボンの騎士]


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