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特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!

 

特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!

 7月8日から11日に行われた、「東京国際ブックフェア」に、手塚プロダクションからもブースを出展しました!
 現在発売中の「手塚治虫文庫全集」71冊をずらりとならべたコーナーが目を引き、ほかにも『手塚治虫モーションマガジン』視聴コーナーや、iPhoneアプリ『手塚治虫マガジンShop』、『WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE』、『手塚治虫マガジン倶楽部』の実機体験コーナー、『ミニコミ版全集』をずらりと並べた展示を展開。また、著名人編集による『手塚治虫オンデマンドマガジン』や、スペインやフランス、アメリカで実際に発売されている海外書籍などが販売されました。
 日本では入手困難な海外書籍や、普段店頭販売をしないオンデマンドマガジンやミニコミ版が実際に手にとって見ることができるのは、ブックフェアの会場ならでは。また文庫全集は7月12日に発売される『ブラック・ジャック』4〜6巻が書店発売に先駆けて手に入れることが出来るということで、ブースにはたくさんのお客様がいらっしゃいました!




それではブース内を順々に紹介していきましょう! それぞれの展示について、担当者にお話を伺いました。


◆ ど真ん中に大きく展開! 文庫手塚治虫全集!

―― ブースでのアピールポイントは?

手塚治虫文庫全集」は手塚治虫漫画全集400巻を、文庫サイズで約200巻に再編集して2009年10月より全4期に渡り刊行中です。漫画全集未収録のエピソードが収録されているのも魅力で、ラインナップにはディズニーのアニメーションをもとに漫画化した『バンビ』『ピノキオ』も新たに加わりました。
ブックフェア会場では昨年10月から刊行された作品に加え7月12日刊行作品、『ブラック・ジャック』4〜6巻、『アドルフに告ぐ』2巻、『ガラスの城の記録』全1巻、『冒険放送局』全1巻の先行販売を行いました。

 

特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!


―― 売れ行きはいかがでしたか?
 

特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!

特に人気だったのは『リボンの騎士』『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』『ユニコ』の代表作。こちらの作品は男女問わず、幅広い世代の方にご購入頂きました。また1冊読み切り作品では『ザ・クレーター』『やけっぱちのマリア』が人気でした。


「漫画全集全巻持っています!」という根強い手塚ファンのお客様から、「手塚漫画は読んだ事がない」というお客様まで、いろいろなお客様に文庫全集を手に取って頂く事が出来ました。中でも小さいお子様が『ブラック・ジャック』『ジャングル大帝』を熱心に読まれていたのは、印象的でした。


◆ 小さくてもちゃんと読める!? ミニコミ全集

―― ミニコミ全集とは?

手塚治虫漫画全集400巻の中から『ブラック・ジャック』『リボンの騎士』などの代表作を含む200巻が選集された「ミニコミ 手塚治虫漫画全集」。一冊の大きさは横50mm×縦68mm×厚さ7〜10mmと、手のひらに収まるサイズ。通常では200巻セットと単品パックのみでの販売のところ、ブックフェア会場では特別に1冊からのバラ売りを行いました。


―― 評判はどうでしたか?

初めてご覧になるお客様も多く、皆さん興味津々の様子でした。一般デーではミニコミを求めるお客様の列が、途切れる事はありませんでした。
一見、表紙のみを再現したレプリカと思われるお客様も多く、中の漫画まで読める事にとても驚いていらっしゃいました。「せっかくだから記念に」と1冊ご購入されるお客様も多かったです。

 

特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!


◆ 海外のお客様にも。外国語版書籍販売

 

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―― 海外の書籍も取り扱いましたが、どんな国のものがあったんでしょうか?

日本で入手困難な翻訳版の手塚治虫漫画をブックフェア会場限定で販売していました。英語、フランス語、イタリア語、スペイン語の中から『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』『リボンの騎士』等の代表作を中心に販売を行いました。


―― どんな本が人気でしたか?

一番人気は英語版『鉄腕アトム』と『ブラック・ジャック』です。また近年実写映画化された『どろろ』『MW』は海外のお客様も興味を持たれていました。
また、地元からのお客様でも、通常、日本では手に入らないという事もあり、記念に購入される方もいれば、「外国語の勉強に使いたい」「外国人の友達に手塚漫画を読ませたい」等の理由で購入される方もいらっしゃいました。


◆ アノ人やコノ人が編集する『手塚治虫オンデマンドマガジン』!

―― 『オンデマンドマガジン』についても、すこしご紹介お願いします!

自分の好きな手塚作品をエピソード単位で選び、編集をし、自分だけの手塚治虫マガジンを1冊から作る事が出来る「手塚治虫オンデマンドマガジン」サービス。通常、インターネットでしか購入する事が出来ない「手塚治虫オンデマンドマガジン著名人編集版」を全13種類、ブックフェア会場限定特別価格で販売しました。
一番人気は近年『PLUTO』を描かれた浦沢直樹が編集されたオンデマンドマガジンで、その他にも手塚眞、藤子不二雄A、小松左京等のオンデマンドマガジンが人気でした。


―― 編集した方の手塚観が分かりそうな商品ですよね。

編集された著名人の方それぞれに手塚作品へ対する思い入れがあり、手塚ファンのお客様は勿論、手塚漫画を知らないお客様でも興味を持たれ、購入される方が沢山いらっしゃいました。

 

特集2:東京国際ブックフェア 手塚プロダクションブースレポート!


◆ 電子書籍やモーション漫画、いろいろ

今年は他のブースでも、電子書籍が大人気! もちろん、手塚プロダクションブースでも同様のサービスの紹介をしました。いろいろなサービスがありますから、順々にご紹介していきましょう! 各サービスにご協力いただいている会社の担当者から、お話を伺いました。


『手塚治虫マガジンShop』(株式会社YAPPA)

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―― ブースではどのような展開をされましたか?

iPadを展示し、来客者の方には『手塚治虫マガジンShop』及び『週刊 手塚治虫マガジン』を実機上にて操作いただきました。


―― ブースやサービスのアピールポイントを教えて下さい。

携帯端末でいつでもどこでも手塚治虫先生の名作を読む事が出来ます。
これまでiPhone/iPod touchに対応してまいりましたが、この度iPad向けアプリケーションの配信を開始致しました。


―― お客様からの声で、印象に残ったものは?

世代や国境を越えて手塚治虫先生のファンの多さを実感しました。
また、これまでこのアプリケーションをご存じでなかったお客様、またiPad版サービスの開始についてを知っていただけた様に思います。


―― 「虫ん坊」読者に一言!

これからも手塚治虫マガジンShopを通じて手塚先生の作品をより多くの方に御覧いただけますよう努力してまいります。引き続きご愛願の程宜しくお願い致します。



『WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE』(株式会社ボイスバンク)

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―― ブースではどのような展開をされましたか?

「WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE」は英語版手塚治虫マンガ作品の

iPhone、iPod Touch向けデジタル・マガジンサービスです。

今回ブースでは、iPadを置いて、配信中の作品を実際に来場者の方に見てもらいました。

―― ブースやサービスのアピールポイントを教えて下さい。

特に海外の方には、マンガのコマをどこから読んで良いか分からない、という指摘が海外出版社において過去からありました。
「WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE」では、KOMA-Animation(コマアニメーション)と言う技術でコマを順送りに見せることで、読者の方の目線を誘導しています。会期中はブースに立ち寄った海外の来場者の方だけで無く、日本の方も熱心に作品を読んでいました。


―― お客様からの声で、印象に残ったものは?

特に今回のブックフェアには中国からの来場者が多く感じられ、「中国の翻訳本は無いの?」という質問を受けました。
4月より、中国のiTunes Storeにおいて、「月刊:手塚治虫雑誌」(中国語版)を配信しているので、その説明と展示物でお見せしたところ、「アトム知ってる!」との声も。
7月にはフランスでフランス語版の「TEZUKA OSAMU MAGAZINE」も開始しており、ちょうど会場ブースの目の前には在日スペイン大使館のブースがあり、「スペイン語は?」との質問がありましたので、近々に準備していますとの回答をしておきました。世界中での手塚作品の知名度を改めて知らされた次第です。


―― 「虫ん坊」読者に一言!

現在、数多くの手塚作品が英語翻訳版として出版されており「WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE」で毎週100ページ配信しても、全てを配信するのに3年以上かかるほどです。
こうした活動を通じて、これまで国内では手に入りにくかった翻訳作品をご覧頂けるようになりました。
日本の文化・習慣などを読者に脚注などで解説する努力などを翻訳出版では行っています。
そのあたりも見ながら作品を楽しんでもらえれば光栄です。



『手塚治虫マガジン倶楽部』(株式会社SOBAプロジェクト)

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―― ブースではどのような展開をされましたか?

手塚治虫マガジン倶楽部」の iPad 版の参考出展を行ないました。


―― ブースやサービスのアピールポイントを教えて下さい。

従来はPCのみで利用が可能だった手塚治虫マガジン倶楽部ですが、iPad 版での展開を行う予定です。iPad版 手塚治虫マガジン倶楽部によって、今までよりも簡単に手塚作品に親しんでいただくことができると思います。


―― お客様からの声で、印象に残ったものは?

iPad だと簡単に読めるという声をいただきました。


―― 「虫ん坊」読者に一言!

今後登場する手塚治虫マガジン倶楽部の iPad版に是非ご期待ください!



『手塚治虫モーションマガジン』(株式会社アルファシステムズ)

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―― ブースではどのような展開をされましたか?

携帯電話でモーションマガジンを体感していただきました。
ブースに設置した展示端末に携帯電話をかざすだけでブックフェア限定の無料体験サイトへアクセスできる仕組みをご用意しました。


―― ブースやサービスのアピールポイントを教えて下さい。

モーションマガジンは紙のマンガともアニメとも異なる新しいスタイルの『動くマンガ』です。手塚先生の紙の原作に豪華声優陣によるセリフや、効果音、動きがついた大迫力のこの動くマンガは原作ファンはもちろん、幅広い方に楽しんでいただける作品です。
パソコンや携帯電話の他に、PSP、WALKMAN、iPod等の各種ポータブル機端末への転送にも対応しています。1話が約5分程ですので、通勤、通学の合間や、就寝前のくつろいだ時など、ちょっとした時間にお気に入りの場所でお楽しみいただけます。


―― お客様からの声で、印象に残ったものは?

実際に携帯電話でお試しいただいたところ、とても気に入っていただき、無料配信を行っていた全作品をブックマークして帰られる方が何人もいらっしゃったことが印象的でした。
個人で楽しまれる方はもちろん「あとで子供と一緒に観るよ」と言ってご家族でお楽しみくださる方もいらっしゃいました。


―― 「虫ん坊」読者に一言!

新しいスタイルの動くマンガ「手塚治虫モーションマガジン」。無料お試し再生サービスもございますのでまだお試しでない方も是非一度モーションマガジンの世界をご体験下さい。



手塚プロ担当スタッフより:

ブックフェアでは沢山のブースが出展されている中、手塚プロダクションブースへ足を運んで頂き、誠に有難うございました。
今回のブックフェアでは手塚治虫のファンの方は勿論、偶然ブースに立ち寄られた方にも楽しんで頂けるブース作りを目指しました。これからも少しでも多くの方に手塚治虫の作品を手に取って頂けるよう、精進していきたいと思います。
来年の出展についても、前向きに検討中です。


ご来場いただいた皆様、ほんとうにありがとうございました!





各サービスのページはこちら:

 

手塚治虫マガジン倶楽部
http://tezukaosamumagazineclub.com/

 

手塚治虫マガジンShop
http://yappatezuka.com/shop/
(アプリへはiPhone・iPad appストアからどうぞ)

 

手塚治虫モーションマガジン
http://mmaga.jp/


WEEKLY ASTRO BOY MAGAZINE
http://www.astroboymagazine.com/jp/index.html
(アプリへはiPhone・iPad appストアからどうぞ)





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