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刑事(でか)もどき


ストーリー紹介

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  • 元スリ師・大枚田助五郎と段袋刑事のコンビが、難事件を解決するミステリー短編です。

    「刑事もどき」は「コミック&コミック」に掲載された作品です。「エムレット」は昭和48年10月3日号、「鹿の角」が昭和49年1月23日号にそれぞれ掲載されています。 解説にもあるとおり、「刑事もどき」主演の段袋刑事は、いわば不遇のスターです。「ガラスの城の記録」では本日休業というヘンテコな名前で、女性の苦手なとぼけた刑事役を演じ、殺伐としたシリアスドラマを適度に和ませてくれていました。少々見かけは地味ですが、場を和ませる独特の雰囲気には味があり、決して大根役者ではありません。作者兼プロデューサーの手塚治虫が多忙過ぎ、そのために売り出し時期を逃してしまった、悲劇の手塚スターなのです。
    この「刑事もどき」はそんな段袋刑事の主演作品です。「エムレット」も「鹿の角」も殺人事件をあつかったミステリーもので、すこし大人向けとなっています。初主演作品としては“颯爽とした登場”とはいえないまでもまずまずで、謎ときとしても読ませる内容となっています。
    ミステリーといえばやはり名探偵ですが、当然探偵役となってしかるべき段袋刑事は少々その方向では心もとなく、どちらかと言えばその助手の元サギ師・大枚田助五郎が謎ときを担当します。この助五郎、なかば押しかけで段袋刑事の助手に納まった男で、頭も切れ、コックやテーラー、あんま師とあらゆる職業の素養があるくせに「一番身についたのはサギ師」と言ってはばからないひねくれ者。人が良く、竹を割ったような至ってまっすぐかつシンプルな性格の段袋刑事との対照が面白く、名コンビと言えますが、男二人で同居生活はちょっとむさくるしい。もっとシリーズが続いて、この先、ヒロインの登場も望めたのかも知れないと思うと、スターとして不遇だったことも併せて、段袋刑事にはちょっと同情してしまいます。
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電子書籍

キャラクター


  • 段袋刑事

    大枚田助五郎
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サブタイトル

  • 1 エムレット 1973/10/03

    刑事段袋がサギ師大枚田助五郎を護送中船が難破。段袋に命を救われた大枚田は「だんなに死ぬまで尽くす」と言う。彼は死亡扱いとされ、段袋の女房気取りで奇妙な共同生活を始め、段袋のために社長殺人事件の謎を解く。

    2 鹿の角 1974/01/23

    洋画壇の巨星鬼頭但崖(きとうたんがい)が青酸カリで殺された。但崖は十五億円の脱税を摘発されており、また十二人もの愛人を囲う艶福家でもあった。刑事段袋と元サギ師大枚田のコンビは、愛人らに接触し真相を探る。

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アニメ

  • この作品は、アニメ映像化されておりません。
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